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卓球

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僕の中学の話(長め)

僕の中学の話(長め)

略歴 でも話した通り、僕の中学の顧問の先生はカットマンの指導ができない人だった。全然勝てずに死ぬほど苦しんだ記憶があるので今回はその指導方法と私の中学でのプレーについて書いていきたい。

一年生私は球技の才能は微妙だったが、陸上競技に関してはそれなりに高い身体能力を有していることに中学一年の段階で気が付いた。

入学して数か月後のマラソン大会で全校生徒700人近くいる中で17番を叩き出したことによ

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略歴

私は中学生の時に卓球を始めた。

始めた理由は「小学校の友達がみんな卓球をするから」

なんとも主体性のない理由だがそこからかれこれ10年近く卓球を続けている。

一年生の5月、マラソン大会で上位に食い込んだら顧問に「カットマンはどう?」といわれて今の戦型が決定した。なお、この顧問はカットマンの指導が一切できず俺が死ぬほど苦しんだことについてはまた後日話す。

高校は自分がいける地域内で一番卓球が

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バタフライから発売されたラバー「イリウス」が凄そう

バタフライから発売されたラバー「イリウス」が凄そう

異質型は用具沼にはまりがちである。

裏ソフトと違って、粒高や表ソフトやアンチは一枚一枚が全然違う性能を持っているため、繰り出される玉の弾道ややりやすい技術も全然違う。

日本じゃ誰も知らない謎ラバーを携えて試合に臨んでいる人、大会会場に2~3人はいる気がする。

粒高ラバーは世界的に見ても

「フェイント」シリーズ

「カール」シリーズ

が多くのシェアを占めている。実際、初めて手に取った粒高は

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ダーカーの名作7P2A

ダーカーの名作7P2A

カットマン用のラケットは数多くあれど7枚合板のカット用はこれくらいだろう。

一般に合板枚数が多くなるほど弾みが大きく攻撃時に鋭いボールが打てる一方で、打球感がハードになり強打を受けることが難しくなる。

ゆえにカットマン用のラケットは3枚合板か5枚合板が一般的であった。

その常識を覆したのが古くからヒノキ材のラケットを作ってきたダーカーである。

ヒノキは弾みと打球感の柔らかさを両立する珍しい

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温度とラバーの柔らかさの話

温度とラバーの柔らかさの話

寒冷地ならではの会話として「いつタイヤ履き替える?」がある。

都市部の人にはなじみがないかもしれないが、地方の寒冷地では車が必須になる以上、冬の路面凍結に備えてタイヤを冬用に履き替えるのだ。

冬用タイヤは一般のタイヤよりも柔らかいので、低温でもカチカチにならずにしっかり路面をグリップしてくれるというわけだ。

さて、同様の話は卓球にも言える。

夏場は感じがよかったラバーが、冬になるとなんだか

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