幸せを毎日貯金していくためのヒント【ほぼ日手帳8年生】

2020年5月7日 21:50

理由もなく、嫌なことばかり思い出す。
そんな日ってありませんか？

昔やらかしてしまった恥ずかしいことや、嫌な人に言われたことを思い出して、よくよく考えて、やっぱり向こうがおかしいと頭の中で言い返してみたり…。
そういうときって、頭がそういうサイクルにはいってしまって、とても心が辛くなる。

今日はそんな辛さをを和らげる、毎日をちょっとずつ幸せに、そしてその幸せを貯金していくヒントを、8年の相棒のほぼ日手帳と一緒に綴っていきます。

どうぞ、ごゆるりとお付き合いください。

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私はほぼ日手帳という手帳を8年使っています。
他のもチラリと使ってみては、またこの手帳に戻る。

それはこの子が、私の毎日を楽しくするお手伝いをしてくれるからです。

毎日、手帳のマンスリーページに、今日あった良かったことを1つ以上書くようにします。
箇条書きでも、すごく小さなことでもいい。なかったと思っても、なんとか絞り出して書きます。

すると、良かったことを探してながら、毎日を過ごすようになっていく。
さらには、悪かったことも、良かったこととしてとらえて書けるようになってくるのです。

コンビニの新商品がおいしかった。やろうと決めていた筋トレが出来た。読みたかった本を読み終えた。
仕事の帰り際、雨に降られたけれど、帰ってすぐに風呂に入れたので、そのあとの時間がゆっくり過ごせた。
家に財布を忘れて出勤してしまったけれど、無駄な寄り道や買い物をせずに帰ってこれた。

書ききれなくなってきたら、メモページに日付と一緒に書いていきます。

このやり方に、ほぼ日手帳は一番しっくりきたのです。

私は始めた当初、1日1ページがプレッシャーだったのでウィークリータイプのweeksを使っていました。

4月から気持ち新たに、この一年を一緒に過ごす相棒を探す方がいたら、選択肢に入れてみてください。

そんなことはありません。ですが、ほぼ日手帳は、商品に温かさがあると思います。

『自分たちが本当にほしい手帳をつくろう』から始まったほぼ日手帳は、毎年、ちょっとずつ改良が加えられ続けています。より使いやすいように、そしてよりユニークに。そういう所から、この手帳に込められた思い入れと、人の体温が伝わってくる。

書きやすいように、持ち運びやすいように、少しでも楽しい時間を一緒に過ごせるように。

自分たちのこんなものがあったらいいなと、相手への喜んでほしいが詰まっています。

専用のカバーが選べるのも嬉しい。北川が使っているのはコレ。

シェイクスピアを携えて、今年は一年を過ごします。

スマホに入力するのではなく、紙の手帳に書くのがいいと思います。

紙に書くというのは、ページを開く、紙をめくる、手で書く…とスマホにメモするより動作が多くなりますよね。
身体の動作や視覚情報が増える分、紙に書いた方がスマホより深く頭に刻み込まれるのです。

別にスマホが悪いわけじゃないです。ただ、どうせやるなら、頭に残る可能性が大きい方がいいと思います。

なぜなら、
楽しいことを覚えている時間が長くなる、もしくは、
楽しいことを探したり、考えている時間が長くなる、ということは、

嫌なことを生み出す時間が短くなる、考えにくくなるからです。

楽しみな旅行の予定を立てている時に、小学校の頃の嫌なことが頭にちらついてきて、そのまま作業を進めるって、あまりないですよね？
楽しいことは、嫌なことをふんわりと包んで、そっと心の奥へ置いておいてくれます。

ちなみに、スマホで手書きで入力した場合は分かんないです。あしからず。

全力疾走で逃げます。
嫌なことに捕らわれてしまうとなかなか逃げられなくなります。正確にいうと、私たちの脳が嫌なことの方へ引っ張って留まろうとしてしまうのです。
出来るのであれば大声を出したり(本気)、身体を思い切り動かしたりして、逃げ切ることが第一。

とは言いつつ、逃げようとして逃げるのは難しい。『絶対に考えないでください。』と言われて考えないのって、難しいですもんね。

逃げ切れないときは、別のことに集中します。
仕事でも本でも、何でもいいのですが、私はここで幸せの貯金を使うのです。

手帳を読み返して、良かった毎日を振り返ってみます。楽しかったことが緩やかに蘇ってくると、嫌な気持ちをふっと軽くしてくれます。

幸せの貯金は、貯めていく過程も楽しく、そして心が疲れた時に返ってきてくれるのです。

ただ、嫌なことから離れられない環境というのは変えた方が良いと思います。身体と心が健康であれば、自分自身が、きっとポジティブな方向へ連れて行ってくれますよ。

今回は、そして今回も、記事を手に取ってくださり本当にありがとうございました。

次回も、お会いできますように。

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