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水の中でもいける雨漏れ補修
一時的・簡易的に雨漏れの補修をする方法に、コーキング材や防水テープなどを使った雨漏れ補修があります。コーキング補修も防水テープ補修も雨漏れしている箇所が濡れていない・乾燥している状況で施工する必要があるんだけど。。。便利な世の中というか発明というか、水の中や濡れている場所にも使用可能な材料が「アクアスティック」。
「アクアスティック」以外にも水の中や濡れている場所にも使える水中ボンド・パテはあるん
ブリキからトタン、そしてガルバリウム。
「ガルバってなんだ?」ってたまに聞かれることがあります。
屋根材はもちろん外壁材や雨仕舞いに使用する水切りなどにも使われている金属の素材のもので、正式な呼び名はガルバリウム鋼板。略してガルバ。
「ブリキとかトタンのことかね?」。。。頭の中でぽわっと浮かぶものとしてはそんな感じであってる。けど、同じ金属の素材でもブリキやトタンよりも「錆びに耐える力」耐食性と「錆びを防ぐ力」防食性に優れているのがガル
今もなお残る、銅の風格。
雨樋には、塩化ビニル製や、アルミ、ステンレス、ガルバリウム鋼板など、実は多く素材が使われています。その中でもごくたまに銅製の雨樋が使われていることがあります。和風の建物によく見られ、立派な外観とよくマッチした、高価な銅製の雨樋。今では塩化ビニル製の雨樋が主流なので、あまり見かけることは少なくなってきました。
が、施工するのに技術も必要で材料自体も高額で使用すると自然とコストがかかってしまう銅製の雨
知ってる?シリコンコーキング。
コーキングにはいくつか種類があって、その中でも一番安価で手に入りやすいコーキングが「シリコンコーキング」とよばれているものがあります。
キッチンやお風呂などの水回りによく使われていて、建物、特に内装などでは特に大切な役割をしているのが、「シリコンコーキング」です。
カートリッジとよばれるコーキング材に「シリコン」と書かれているので、見分けは簡単につきます。
メーカーもいくつかあります。青色や銀
自由なサイズの穴を開けられる工具、「自由錐」
建築業ではビスを留め付けるドライバーや資材をカット・切断する丸ノコや研削・研磨に使うグラインダーなどいろいろな種類のたくさんの工具があります。その中でもあまり馴染みのない工具が「自由錐」。
自在錐とかサークルカッターなどともよばれ、丸い穴を開ける電動工具の先に付ける工具です。「自由錐」は、その名の通り自由にサイズが調整出来る(自由錐のサイズにもよります)、丸い穴を開けれることができる便利な工具の一
デザイン・コスパに優れる窯業系サイディング
建物の顔となり印象が大きく決まる外壁。いくつかある外壁材の種類の中に、「サイディング 」というものがあります。その中でポピュラーなサイディングが「窯業系サイディング」。
日に一度は見かけないことはないぐらいのたくさんの建物に使われている「窯業系サイディング」、実は一般住宅の外壁の7割ぐらいの割合で使われているほどの人気があるの「窯業系サイディング」。
デザイン・コスパに優れた「窯業系サイディング」
繋ぎ止めて雨漏れを防ぐ、ブチルテープ
窓枠やドア周りの開口部や給気・排気などの設備、電気の線。。。建物の外壁にはいろんなところに開口・貫通部があります。
外壁の中をつたった雨水が開口部・貫通部めがけて建物の中に入ってこないようにしてくれる防いでくれる物に防水テープというものがあります。
「ブチルテープ」ともよばれ、外壁が仕上がると全く見えなくなっちゃうけど、外壁からの雨漏れを防ぐために欠かせないものです。
外部との空気の往き来を防ぐ
建物に雨水を近づけない水切り
雨水を建物に当てない・流さない・溜めない方法や、雨水が穴を通って移動させないようにするか雨水が途中で止めるような方法など、建物に雨水を近づけないようにする雨仕舞い。
雨仕舞いの一つに、「水切り」。というものがあります。
建物の表面から流れる雨水を外に逃し受け流すような形をしていて、建物に雨水が入らないよう雨漏れを防ぐ役目や汚れ防止にも役立つなど。建物のいたるところで「水切り」は使われています。
雨漏れを防ぐ、「防水」と「雨仕舞い」
建物の中に雨水が入り込まないようにしたり、雨漏れを防ぐ方法には、「防水」と「雨仕舞い」の二つのものがあります。
ひと昔前と比べてここ数年で雨の量や台風などの風による影響で自然災害も増えつつあり、また猛暑の影響で建物にかかる経年劣化の早さも進んでいると思います。そんな理由からもこれからは「防水」+「雨仕舞い」、この二つをうまく使いこないし合わせることで雨水から建物を守る一つになるんじゃないかと思いま
日本の伝統技術、土葺き瓦屋根
瓦一枚自体の重さと下に敷く土の重さ、震災の影響などで今ではあまり見かけることができなくなっしまった瓦屋根の「土葺き工法」。
瓦の下に敷く土を接着剤の代わりのようにして瓦を固定し、ビスや釘を一本も使わずに瓦を固定する技術。一見自分もやれそうな。。。って思ったら大間違いな技術で、手間暇のかかる昔ながらのすごい技術です。
そもそも土葺きとは、明治時代から昭和初期にかけた屋根材の流行りで、瓦の下地となる
建物の外観デザインに関わる屋根の形
建物の上部を覆う「屋根の形」いろいろな形があります。陸屋根、切妻、寄棟、片流れなどは「屋根の形」を表した言葉で、建物・外観のデザインに大きく関わりあって、使用する屋根材やに建物の使用用途に合わせるように「屋根の形」が変わるぐらい、それぞれの特徴があります。
↑切妻屋根。建物・家の絵を書くとしたらまず最初にこの形が思い浮かぶような気がするオーソドックスな屋根の形。
屋根の一番高い、棟というところか
硬くて粘り気のある優れたステンレス
機械の部品だったり、キッチン用品だったり建材だったりと意外と身の回りのいろいろなところで使われている「ステンレス」。
耐食性に優れていてしみや汚れ・キズなどがつきにくい金属の種類の一つ。
ぼくが仕事をする建築現場でもたびたび扱うことのある「ステンレス」は、鉄製とは違ってステンレスにはステンレスの扱いかたがあるので注意が必要です。
ステンレスのことが細かく書かれているステンレス協会には、鉄にクロム
開けるとわかる笠木からの雨漏れ
住宅のベランダの頂部や陸屋根(ろくやね)と呼ばれる屋根形状の立ち上がりの頂部についている「笠木」。
「笠木」は雨水や紫外線にさらされる、外壁の頂部や屋根の端部をカバーして壁の腐朽を防ぐ為のものです。ある意味屋根と同じぐらい雨水・紫外線にさらされているので、意外と雨漏れの原因に多い箇所です。
2階建住宅のベランダの頂部、手摺にあったり
陸屋根の立ち上がりパラペットの頂部についていたりと、立ち上が
建物を守る最後の防波堤、二次防水
建物から雨漏れを防ぐ方法には「一次防水」と「二次防水」という防水・止水作業があります。「一次防水」は建物の外から目でみて確認できる部分で、屋根材や外壁材、コーキングなどが一次防水となります。
そして新築時はもちろん、改修や建物を増築するリフォームをする際、特に気をつけないといけないのが、「二次防水」です。
「二次防水」は一次防水で防げなかった雨水を建物内に侵入させないようにするための、最後の防波堤
「換気」に必要な屋根工事
工場のなど密閉され気密性の高い建物には欠かせない「屋上換気扇」。
屋根の上から突き出しキノコのような形をした物で、ベンチレーターとかルーフファンとも呼ばれ、建物内の換気をする装置。
建物の中を換気することで、建物の中の粉塵やガスなどを建物の外に排出して、建物の中で働く人の健康管理維持、建物の保全、最近では夏場の暑さ対策の一環などいろいろのことに役立っています。
工場の屋根には無くてはならない屋上換
コーキングの劣化は経年劣化の兆し
使われていない建物は見たことがない、コーキング。隙間と隙間になるところに使われていて、建築の場合、気密性や防水性の目的として、隙間を目地材などで埋める時に使われます。屋根や外壁の外装工事では建物の内部に雨が入りこまないよう、雨水の侵入を防ぐ目的で使用されているのがコーキングです。
ひとたび雨漏れをおこすと、いの一番に疑われてしまうのがコーキングですが、雨漏れの原因だけではなく、外装のメンテナンスの