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エッセイって、フィクションじゃないからなのか、今までなんとなく苦手意識があって、笑えるとか言われるもの以外は読んでこなかったんだけど、目の前の現実をこういうふうに言語化できるんだ、と思うとすごく面白いかも。と、最近はあれこれ貪り読んでいる。
友達とお店で香水の匂いを試している時にポロッと口から出た「ちょっと欲しくなっちゃったくらいに好き」を「なんかその言葉かわいいね」と褒めてもらえてなんだかるんるんした土曜日。そういうときめきをたくさん集めていきたい。
人生まだまだ初めてだらけの話
やっほ〜オタクです。夏が来ることを認めたくない気持ちと、しかし事実感じる真夏の気温に唸り声をあげてしまう年頃。雨が降ったり暑くなったり、元気でいたい自分の意思に反して体が不調を訴えてくるのは加齢なのかしら。
さて、アイドルオタクとしていろんなことを経験してきたつもりだけど、人生で初めて作家さんのサイン会に行った日の話を、熱いうちに残しておきたいので筆を取ります。あまりに興奮して色んなところで
「メジャースプーン」と「凍りのくじら」の愛蔵版発売の知らせに小躍りしている。やはり私の読書モチベを支えてくれるのは辻村作品なのかもしれないし、ここに惜しみなくお金を払える私はもうれっきとした読書オタクなのかもしれない。(自覚なかった?)
人生ポジティブキャンペーン、母の日&母誕に贈り物とお手紙を。帰省で顔を合わせてもつい何も伝えられないばかりで、いつかの日にもっとちゃんと口にしておけばよかったとか、あの時もっと相談しておけばよかったなと後悔する前に今からでも少しずつ。素直になろうぜキャンペーンのが正しいかも(笑)
自分に向き直ってみた話(読んだ本のはなし)
たまたまなんてことない一枚の写真を見て、ずるずると過去の記憶が引き摺り出されてしまい、でもいまならもしかしたらこの気持ちを言葉にして型をつけられるかもしれない、と思ったので筆をとります。
今もまだ全然、傷が昇華できずに青いままなんだなと思った。人よりだいぶふくよかだった学生の頃の話を、何歳まで拗らせてんのって話だし、ルッキズムに拘り続けてしまうのもどうかと思うけど、ふとした瞬間に思い出しては
2023年に読んだ165冊
2023年、ついに仕事納まった〜!!!お疲れ様でした!!!つかれた!!!(素直)今年も毎日ちゃんと決まった時間に起き毎日出社して淡々と働いただけ偉かった。今年もまだ数日はありますが、お休み期間は帰省して掃除させられてポケモンしてあつ森して日本一怠惰な生活を送る予定なので、業務を締め括った気持ちと共に、今年の読書生活を振り返りたいと思います。
年始から突然始まった読書熱は、若干の上下をしながら
桜の花びらが舞うように
アイドルになりたいと、勇気を持ってproduce 101 JAPANというオーディションに挑んでくれた北里理桜ちゃんへのお気持ちです。特技:お気持ちポエムの私ですが、いつになくポエミ〜になっていますどうかご容赦くださいませ。
たくさんご飯を食べて、一晩寝たら、少し明るいきもちになれるかもしれないかとおもっていたけど、まだ新鮮に泣けるくらいには、理桜ちゃんのことを思ったよりずっと好きになってし
11月に読んだ本の話
しっかりと寒くなって冬の訪れを感じるようになった直近。とは言いつつ、吐く息が白くなるのを初めて感じる日が好きなんだけど、それはまだ少し先のお楽しみらしい。寒暖差諸々に自律神経を滅多刺しにされており、ちょんとつつけば涙溢れそうな、なんとなく寂しいこの季節なのですが、つとめて楽しいお話を心がけたい今月もれっつご〜。
①もういちど生まれる(朝井リョウ)
②嘘つきジェンガ(辻村深月)
③ファミリーポー
10月に読んだ本の話
①希望が死んだ夜に(天祢涼)
②自転しながら公転する(山本文緒)
③夜に星を放つ(窪美澄)
④シティ・マラソンズ(アンソロジー)
⑤永遠(村山由佳)
⑥誰も知らない小さな国(佐藤さとる)
⑦しゃぼん玉(乃南アサ)
⑧ままならないから私とあなた(朝井リョウ)
⑨自画像(朝比奈あすか)
⑩風と共にゆとりぬ(朝井リョウ)
⑪あなたは誰かの大切な人(原田マハ)
⑫アニバーサリー(窪美澄)
⑬ルミネッセンス
『ぼくのメジャースプーン』を読む
タイトルももう少しええ感じにひねれたら良かったんですけど全然ダメでしたのですみません。
ようやく秋らしさをしみじみと感じられる日が増えて、カラッとしたお天気に心躍る季節。スキップでもしたい心と裏腹に、芋栗かぼちゃ秋の味覚に興じすぎたが故重くなった体にスキップが厳しい季節。秋の味覚が美味しいのも大概にしてほしいところ。今年は秋刀魚が食べられるかなあ。
さて、私ばかりが勝手にウキウキしてしま
外見はアラサー、中身は子ども。
学生時代、数学とか化学とか物理とかうんぬんかんぬん、俗に理数系科目と呼ばれるものが嫌いだったな〜と思い返した、8月の共読『八月の銀の雪』2度目の読了。理系の知識に基づいた文章は、静かだけれども熱く、背中を押してくれる作品でした。今になってあの頃は、自分自身のわからない→悔しい→嫌いになった究極の負けず嫌いな感情によるものだったかもな〜と、最近こういう専門的な研究についての小説を読むたびに、自分の
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