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アレクサンダーテクニーク

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#レッスン

判断できる?

判断できる?

もうすでに知っていること。
まだ知らないこと。

知っていることならばある程度の予想はつきますが、
まだ知らないことについては判断できません。

なぜって、まだ知らないから。

レッスンの進みが遅くなったなと感じる方は
判断しようとしている人です。

まだまだ経験し始めたばかりなのに
判断しようとしてしまっているんです。

これも仕方ないことなのはわかっています。
わたしもやっていましたから。

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自分で考える。

自分で考える。

アレクサンダーレッスンは
行きつ戻りつで少しずつ進んでいきます。

3歩進んで2歩下がるんです。

前回の元に戻るの話。

レッスンでいろいろできるようになった、
うれしい!と思ったら、部屋から出たとたん
できなくなっちゃった。という話。

全部まっさらになったということではないですよ。
安心してください。

戻るところのレベルというか基準というか、
できることは少しづつでも
確実にできるようにな

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自分で決めていく。

自分で決めていく。

何かを習っていてもですね、
自分で決定していく必要はあります。

「え?なにもわかっていないのに、
どうやって決めるの??」
アレクサンダーレッスンでは
自分でできるようになることを目指していますので、
動きを決めるのはあなたです。
(だから施術ではなく、レッスンなんです。)

間違っていたら、
(レッスンの初めの頃はほとんど間違っているかもしれません。)
きちんと教師が軌道修正してくれるはずです

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がんばればがんばるほど。

がんばればがんばるほど。

がんばるの定義にもよりますが、
闇雲に、がむしゃらに、など
考えもなしに、あれこれやる、
という意味だとすると、これは
たぶん、うまくいかないです。

考えないということは、
自分の動きのパターンの中からしか
引き出せないですし、
変われる要素がないんです。

がんばるというのは、
何かが上手くなりたくてやっている。

上手くなりたいのに、
自分の今までの経験から得た
ものだけでやろうとしても

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やらないことリスト破棄!

やらないことリスト破棄!

これをしないようにしよう、
あれもそれも!

しちゃいけないことを
増やしすぎていませんか?

アレクサンダーレッスンを受けていると
なんだかしちゃいけないことが
増えていくような気がしませんか?

なんとなく今までやっていたけれど
もうやらなくていいや、も含めて。

やりたいならやればいいじゃないですか!

やらないようにしよう、という
負担の方が大きくはないですか?

いやいや、もうやらなくて

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なんで気づけないんだろ?

なんで気づけないんだろ?

12時間円柱を描きつづけてはじめてわかったこと。

まずは読んでいただいて。。。

これ、読んだ方も多いかと思います。
わたしはすごく共感して読みました。
教えてもらうって、近道なんだけど
教えてもらって出来たことって本質をわかってはいないから、
そのことにしがみつきがちになる。
その教えてもらったことは上手くなるかもしれないけれど、
教えてもらった以上のことは
(できるようにならないとは言えない

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エリザベスのレッスン。

エリザベスのレッスン。

アレクサンダーさんの教師養成コースで学んだ
エリザベス・ウォーカーのレッスン。
それはもう、雲の上、とはこのこと。

レッスンを受けた当時に書いた記事を
読み返して、自分でも興味深かったので
再投稿です。

ーーーーーーーー

エリザベスのレッスンから得たことがあれかー、
なんかもっと、ここが良くなったとか、
これができるようになった、とかじゃないの?

違うんです。
小手先のことはレッスンで扱わ

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もの言う鏡。

もの言う鏡。

身体が自分の思い込みによって
どう動いているのか、
ここから始めるしかない。

アレクサンダーテクニークとは
固定観念に関するテクニックなんですよ、
と言った方がいましたが、
いわゆる思い込みによって
自分がどう動くのかが決定されているんです。

動き方を教わってもそのまま同じことができないことも
これが原因のことが多いです。

この思い込みに気づいて、
動きとの関連付けをいったん切る。
これがで

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原因なに??

原因なに??

WRONG AND RIGHT
I am not going to teach you what is right. I will help you find out what is causing you to be wrong.

F.M. Alexander

あるアレクサンダー教師のfacebook投稿なので
どこにどういう文脈で書かれていた言葉なのかは
わかりませんが、まさしくこれだ、と

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判断できるようになる。

判断できるようになる。

判断しない、というのは
良し悪しの意味がないので
判断しない、という意味ではなく、
感覚が信頼できないから、
まだ、判断できないという意味なんです。

なぜなら、アレクサンダーさんは
やっていると思っていたことを
やっていなかった、ということを
鏡の中の自分に見たんです。

意識的コントロールをもとに
感覚を信頼できるものにしていくと、
良し悪しの判断ができるようになってきます。

誠実に自分が何

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わかるまで、待つ。

わかるまで、待つ。

わたしは話しすぎなのかもしれません。

わかってはいるんですが、
レッスン中ついつい話しすぎてしまいます。

その時自分で発見したことが
自分にとっていいと思えることや考え方なので
それを伝えたくて、それでついつい話が長くなってしまいます。

わたしの先生は聞けばなんでも答えてくれる方なので
質問ばかりしていました。
ここでも頭でっかちなのがわかります。
それに不安なんでしょうね。
わかってもらえ

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伝言ゲーム。

伝言ゲーム。

そのまま伝える。これがいかに難しいのか。

わたしの先生の先生の先生がアレクサンダーさんなので
4代目です。アレクサンダーさんとの間に二人の先生がいます。
お二人ともにそのまま伝えようとおっしゃっていたので
どうしても入り込んでしまう個人の考えも含めて
そのままを教わったことになります。

個人の考えを排除して、とかは
無理だし意味もないことなのでそれは違います。

本質はなんなのか、
アレクサン

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話は信用しない。

話は信用しない。

レッスンでのことです。
生徒の話をどう聞いているか。

これは感覚について。
感覚は人それぞれで
どう感じたのかが違っています。
違っている上にどう言葉にするかも違います。

色についてのことなら、
わたしが見ている赤と
あなたが見ている赤が
同じであるかどうかは確かめられない。

人それぞれであっても
これが赤という決まったものを
それぞれが見ているはずなので
会話は成立します。

感覚について

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原因はなんだろ。

原因はなんだろ。

アレクサンダーテクニークは原因を取り除くという
方向でレッスンしていきます。

どこそこが悪いからと、
その悪いものを押さえ込もうとしたり、
なくそうとしたりして対処するのではなく
原因がなんなのかを考えることが大事です。

自分に合っているのかな。
やった結果良くなっているのかな。

道具にしてもおなじで、
道具を替えることにした理由はなんなのか?
首が痛い、指が動かしづらい色々あると思いますが

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