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原因なに??

WRONG AND RIGHT
I am not going to teach you what is right. I will help you find out what is causing you to be wrong.

F.M. Alexander


あるアレクサンダー教師のfacebook投稿なので
どこにどういう文脈で書かれていた言葉なのかは
わかりませんが、まさしくこれだ、と。

「正しいことを教えるつもりはない、
間違いの原因はなんなのかを見つける手助けをしているのです。」

何か間違いや障害となるものに直面した時、
それをどう対処するのかや、正しいものがあるから、
これをやっていれば解決しますよ、という態度ではなく、
自分を見つめ、私はなにをやっているのか、
なにをやってしまっているのかに気づくことで、
原因は何なのかを見つけることが重要なのであり、
原因となるものを理解するところから始まるんですよ、
こう言っているんです。


私たちは、
間違えもするし、失敗もします。

間違いを受け入れる、
今までやってきたことを見つめる。
ここから始まるんです。
前提といってもいい。

自分がやってきたことの結果が、
今起こっている困難として現れている。

それこそが原因であり、
ほんとうに見つめるものです。


原因と結果にも書きましたが、
結果を原因と思っていることが多いです。

問題となっているものを原因として
どう対処するのか、とすると、
たちまち結果として見えているものが、
原因となって見えてしまいます。

肩こりがあって日々つらい。
肩を回せばいいですよ、とか
肩甲骨はがししましょう、とか
こうなると、肩こりが原因に見えてしまいます。

もう少し考えれば、
肩がこるように日々過ごしている、
ということが見えてきます。
あなたのやってきたことが原因なんです。

ここを見ないように対処しようとすると
原因は残ったまま、何かが変わってしまう。

そうすると、ますます
原因が見えにくくなってしまうんです。
対処したことによって
何かが良くなったように見えてしまうと、
原因が覆い隠されてしまうんです。

日々なにをしているのか、
してしまっているのかを認めること。


事実を事実として認める。

レッスンで見つけてみませんか。

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