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伝言ゲーム。

そのまま伝える。これがいかに難しいのか。

わたしの先生の先生の先生がアレクサンダーさんなので
4代目です。アレクサンダーさんとの間に二人の先生がいます。
お二人ともにそのまま伝えようとおっしゃっていたので
どうしても入り込んでしまう個人の考えも含めて
そのままを教わったことになります。

個人の考えを排除して、とかは
無理だし意味もないことなのでそれは違います。

本質はなんなのか、
アレクサンダーテクニークの本質はなんなのかが
知りたいし、身につけたい。
いいものだと思っているので、それを共有したい。
それがわたしの思う、そのまま伝える、です。

生理学や解剖学、運動なんちゃら学には
わたしの求めている答えはない。
それは科学全般が抱えている問題と同じで、
全体の一部分を切り取って説明しているから。
一部分を組み合わせても全体にはならないですしね。
それこそ合体ロボです。


アレクサンダーテクニークってなんだ?
誤解を恐れず書くと、
精神が身体を支配している、
身体側でも精神を支配している、
そのどちらもが覇権を争っていて
協力していないことがうまくいかない原因。
イメージを含む精神側の改変も必要だし、
身体側の筋肉的抵抗もやめる必要がある。

どちらもする必要のあることです。

そうして初めてうまくいくようになるんじゃないかなと。

しかもイメージを含む精神と身体は
別々に働いているわけではなく、お互いに影響し合いながら
働いているので、両方見ていくことになります。

イメージを含む精神と身体が
お互いに協力していくために、どうすればいいのか
考えた結果できたテクニックなんじゃないかな。

ちなみにここでいう精神とは、いわゆる
スピリチュアル系のこととは違いまして、
脳からの指令に代表されるもののことです。
指令として出される電気信号や
思考などと言ってもいいかもしれません。


教師によってどこを一番大事にしているかで
教え方が変わってしまい、
その結果全く別のもののように見えてしまいます。

小手先のものがこのテクニックだと思っている人は
論外としても、全く別のものに見えてしまうことが
アレクサンダテクニークを紹介するときの一番の難関です。
それぞれ言っていることが違っているということですからね。
紹介された方は初めて触れたものが本当だと思うしかないですから。
別の先生のところに行くなんてことはなかなかのハードル。
日本人はつい先生に悪いと思ってしまいがちですからね。


だからnoteに書いているのかもしれません。
全く知らない人の目に少しでも触れるところに。

アレクサンダーテクニークには教え方が
大きく分けて二つあることも業界にいないと知らないわけですし。
どちらも知っているわたしが橋渡しなんて言ったら偽善ですね。
とにかくレッスン来て!ということです。
おもしろいですよ。

えっと、小難しく書いていますが、
体験すると簡単なことなんですよ。

わたしはまだまだスッキリとは説明できないくらいにしか
わかっていないという証拠ですね。

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