カスミン

鬱ってやつ、らしい。 お腹すくと不機嫌になるタイプの人間です。 メディアディレクター…

カスミン

鬱ってやつ、らしい。 お腹すくと不機嫌になるタイプの人間です。 メディアディレクターとか、SNSマーケターとか、やってます。 めんどくさいわたしの、頭の中を発信中✍️

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最近の記事

やる気の賞味期限

「ダイエットは明日から」 よく聞くし、甘いものを目の前にすると、自然と出るこの言葉。 甘いものを目の前にするまでは、痩せるぞって意気込んでたはずなのに。 「1月1日からは気合をいれるぞ」 そう思っても、きっと「とりあえず三が日はのんびりしよう」ってやらない自分を肯定してる。 たぶん、「やるぞ!」って思ったときの気合いが足りなかったわけじゃない。ただ、やる気が続かなかっただけなんじゃないかな。 「思い立ったが吉日」 まさにこの言葉通り、やるぞって思ったその0.00

    • サラダ取り分け女

      いつからだろうか、場を盛り上げる役になったのは。 最近、自分が家族にまで気を遣ってることに気づいてしまった。そもそも会話が少ない我が家では、わたしが話さなければシーンとしている。 それはそれでいいのかもしれないが、なぜだか「何か話題を振らなければ」という、義務感のような、使命感のような、謎の焦りが生まれる。 合コンもそう。みんながドギマギして、どうやってスタートしようか探る時間が苦手。いや、というより、みんなが楽しんでいないと不安。なのだ。 別に、わたしが企画したわけ

      • アラサー大戦争

        なんだか最近、髪がやたらとごわつく気がする。いや、気がすると言うよりごわついている。 乾燥でかゆくなりやすくなったし、生理前は魔物か悪魔か、猛獣が憑依したみたいにイライラが爆発。 あとは、あれだ。 毎回頬ににきびができるようになったし、しかもめちゃくちゃ居座りやがる。そんでもって、デカい。 わたしがあの頃見ていた26歳のレディって、すっごいキラキラしてたんだけど、ただの努力だったのか。 すごい、すごいぞ、レディたち。 しかも20代後半なんて、恋愛とか結婚とか出産に

        • 悩みの無限ループ

          もうつかれた。 きれいに見せることに、整えることに、順番とか、ビジュアルに。 インスタをキラキラ写真で埋めるのも、他人と比べて勝手に落ち込むのも、誰かのミスを尻拭いするのも、お菓子を食べたことに罪悪感を感じるのも。 でも、わたしはドMなのか、すきでそうしている。なのにつかれた。 きっとこの対処法はない。おそらく、日本を出てアメリカとかオーストラリアとか、海外に染まらないとポジティブにはなれない。 でも別に行くつもりはないし、自分の性格、思考を変えるつもりもない。

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        • うつ彼女とADHD彼氏
          5本

        記事

          3年目のルーティン改革

          完璧主義のルーティンフリーランスになって、約3年。 朝はランニングから始まり、家で仕事をして、ランチ後はカフェで仕事。 この生活をずっと続けてきたから、いつもと違うスケジュールになるとソワソワしちゃう。 友人には「本当えらいよね」「ちゃんとしてる」って褒められるけど、ただめんどくさい完璧主義人間なだけ。 むしろ、休日はちょっと遅くまで寝たり、たまには運動をサボったり。そんなゆるゆるとした気持ちで生活できるほうが、メンタル的には健康な気がする。 それに、実際わたしはこ

          3年目のルーティン改革

          うつ彼女とADHD彼氏【vol.5】

          おひさしぶり最近のわたしたち。ありのままに書くと読めたもんじゃないので、さらけ出しつつも、ちょっとラフに書かせてください。 きっと、いろんな見方や意見があると思いますが、わたしたちはあくまでも前向きです。 どうかどうか、おでんみたいに、あったかく、ほっくりした気持ちでみていただけると嬉しいです。 何度言っても直らない変男は、ADHD特有の「もの忘れ」がひどい。数分前の出来事さえ、あっという間になかったことに。そこへ、本人の性格である「楽観的な思考」が混ざると…それはそ

          うつ彼女とADHD彼氏【vol.5】

          わたしと鬱

          「つらいよね」 「頑張ってるね」 その優しい声が、今はどうしようもなく息苦しい。 だからといって放置されると、どうでもいいと思われているようで、惨めになる。 自分でもどうしたらいいかわからない。毎日、毎日、感情に支配されて、自分の心なのに、誰かに遠隔コントロールされてるみたい。 さっきまで楽しかったのに、今日は大丈夫だと思ったのに。 息をするのすら、億劫になる。わけもなく、苦しくなる。意味もなく、糸が切れる。 あの瞬間は止められないのに、止まれなかった自分にまた、腹

          わたしと鬱

          わたしが鬱って、おもろいな。

          いや、冷静に考えておもろくないか? 学生時代、学級委員やったり、部長やったり、女子校で後輩にキャーキャー言われて、挙げ句の果てに体操服盗まれたわたしが。 え、うつ?笑 って思っちゃうことある。こんな明るいニンゲンでも、うつになるんだなって。 でもたぶん。「そういうわたしでいたい」って踏ん張ってたんだろうな。心のどこかで、グラグラのわたしを見て見ぬふりをしてたんだろうな。 そう考えたら、今までよくがんばったな。もう大丈夫。涙出なくなるまで泣いてみなよって、言えそうな気

          わたしが鬱って、おもろいな。

          ウツって、めんどくさい。

          こんなはずじゃなかった。 四六時中、動き回ってるはずだった。 仕事が楽しくて仕方なくて、あっという間に夜になってるはずだった。 もっと煮物とか作るはずだった。 シャツにアイロンかけて、毎朝お弁当を持たせるはずだった。 どうして、こうなったんだろうな。 まだ火曜日か…ってカレンダーを見つめてる平日。気付いたらボーッとしてて、こなすことに精一杯。夜になったらモヤッとして、イラッとして、疲れて泣く毎日。 決まったレパートリーで、レンジに放り込む。 柔軟剤の量も適当、シャツ

          ウツって、めんどくさい。

          恋バナの第6ラウンド

          「もうさ、人というワンコだよね。」 会うたびに違う男の話をする彼女、次は3歳年下の彼氏ができたらしい。 「わたしのなかでは男の子なんだよなぁ…」 イカを箸でつまむ彼女は、もはや違和感の関係を楽しんでいるように見える。 「でもべつに、別れるってほどでもないんだよ」 そう言って担々麺をすすり、スープを見つめた。 「最近、ときめいたことがあってさ。」 金木犀なんちゃらとかいう、キラキラした飲みもののストローをくるくるさせて。 「あーごはんとか行けたらなぁ。」 無駄

          恋バナの第6ラウンド

          日常

          たぶんわたしは「日常」が向いてる。 クリスマスとか、お正月とか。イベントはだいすきだけれど、楽しまなきゃ損!みたいな謎の圧がかかってる気がする。 いつもはショウガ湯なのに、ワインになったり。いつもは23時に寝るのに、0時になるのを待っちゃったり。 楽しむために何かが犠牲になって、なんとなく受け入れなきゃいけないキモチになる。 わたしの自律神経と胃袋が泣いてるよ。きっと。 まあそんなことを思っていても、結局「日常」を目の前にすると、来ないでくれと願ってしまう。 なん

          パックの10分問題

          渇いてきた…。 5分〜10分が目安のフェイスパック。もうすでに20分経過している。 垂れてくるほどの美容液が、あっという間に肌に吸われて、シワシワのカピカピになった。 これじゃ意味がないじゃないの。むしろマイナス。 でもパックしながらストレッチすると剥がれてくるし、洗面器でも掃除するかと思っても、なんとなくその手で美容液を浸透させるのがイヤ。 そうやっていつもいつも、この10分に振り回されている。 結局はスマホに行き着くわけだけれど、おもしろい動画とか記事とか見つ

          パックの10分問題

          結局トイレに起こされる

          スイッチの入れ方なんて、そんなの知ってる。 朝ランニングしてシャワーを浴びる、午後からカフェに移動して仕事。この2つさえクリアしたら、その日はパーフェクト。 そんなのわかってる。 取り掛かれば勢いついてあっという間だし、クリアした方がラクなのも経験済み。 天使と悪魔というよりも、わたしの中の小さなわたしたちが、わたしを起き上がらせようと総動員してる。 ごめんな、こんな主で。 こういうときって、「そもそもなんで無理しなくちゃいけないの?」とか「別に好き勝手生きたらよ

          結局トイレに起こされる

          今が一番楽しいとき

          久しぶりに会った親戚から、「今が一番楽しいときだね」って言われたけど、なんかあまりピンとこない。 たしかに断片的に「今」を切り取ったら、一番なのかもしれないけれど。 でも、人によっては「過去」が一番で、「今」は二番かもしれないし。 さっきまで「今」が一番だったけど、数分の間で落選したかもしれない。 もしくは、一番がたくさんあって、「今」だけじゃないかもしれない。 もっと言うと、「楽しい」の種類は、歳を重ねるにつれて変わってくる。 刺激が楽しかったときもあれば、安定

          今が一番楽しいとき

          3日の格闘

          1月3日って、お正月のホクホクと、日常のバタバタに引っ張られて、腕がちぎれそうになる。 まだちょっと豪華にしてしまうご飯は、最後の悪あがき。 迫り来る22時にビビりながら、テレビを眺めて、日本酒をちょびちょび。 はぁぁ。なんでニンゲンって働かなきゃいけないんだ。そんな無意味なことをぼーっと思いながら、とりあえずお風呂に入ってみる。 ちょっとだけスイッチが入って、なんとなく念入りに化粧水をギュッギュッ。水分を押し込んで。やる気を押し込んで。 鏡のわたしに、念を送って。

          ストイックにもお暇を

          わたしにとって、だらだらすること、何もせずにぼーっとすることは、すごく勇気がいる。 望んでいるはずなのに、いざとなると、怖くなる。 30分でも長く寝てしまったら、一気に罪悪感に襲われる。 なーんてストイックに生きてんだ。もっと気を抜けばいいのに。って自分でも思う。 だから、「何もしない」を用意してくれた正月には、感謝しかない。 取引先も休みだし、お店もやってない。あるのは、浮かれぽんちなテレビ番組と、ストックされたお菓子たち。 まあ、その効き目もわずかで、気付けば

          ストイックにもお暇を