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うつ彼女とADHD彼氏【vol.5】


おひさしぶり

最近のわたしたち。ありのままに書くと読めたもんじゃないので、さらけ出しつつも、ちょっとラフに書かせてください。

きっと、いろんな見方や意見があると思いますが、わたしたちはあくまでも前向きです。

どうかどうか、おでんみたいに、あったかく、ほっくりした気持ちでみていただけると嬉しいです。

何度言っても直らない

変男は、ADHD特有の「もの忘れ」がひどい。数分前の出来事さえ、あっという間になかったことに。そこへ、本人の性格である「楽観的な思考」が混ざると…それはそれは大変なのです。

激子が「足音うるさいから、ちょっと気をつけてね」と言っても、次の日には元通り。

激子が「シャワーは元栓から閉めてね」と言っても、2日後には忘れてる。

激子が「継続しないと、結局何も変わらないんじゃない?」と言っても、典型的な三日坊主。

これが続くとどうなるか…。

そう、激子は大爆発、いや、マグマのように溢れ出し止まらなくなるのです。

ヒートアップする喧嘩

「何回言わせるの!」「何度言ったらわかるの!」「どうして直らないの!」「なんで学習しないの!」「なんでできないの!」「赤ちゃんなの!?」「わたしを苦しめたいの!?」

ここには書けないような怒声が、部屋中に、激子の脳に、変男の心にグサグサと刺さる。

数時間にわたる噴火そして、大きな岩が猛スピードで山から堕ちていく。

責め続けられる変男も、噴火し続ける激子も?これでもかと涙を流すけれど、簡単に鎮火はしない。

最終的には、何度目かの変男による謝罪でようやく鎮まる。

ただ、また次の日にも噴火することが多い。

罪悪感の無限ループ

激子は噴火した後、必ず「罪悪感」を感じてしまう。

自分で怒っておいて、言いたい放題言ったくせに。周りから見たらそう見えるけれど、激子自身、自分でも抑えることのできない怒りと闘っている。

だからこそ、鎮火し、どろっとした熱が冷めて固まると、「最低な人間だ」「生きている価値ない」「この人を不幸にしてしまう」と自分を叩く。

「もう死んでしまいたい」そう思うことも。

その後、笑える日常に戻るものの、まるで幻かのように、また、グツグツと始まっていくのだ。

きょうのおわりに

どうでしょう。オブラートに包むって、なかなか難しいものですね。

実際には、この文章の何万倍も、何千倍も濃い時間が流れています。

お察しの通り、登場人物である激子は、ライターであるこのわたし。

書いてるとかなり胸が痛みますが、どうか、同じ状況で苦しんでいる人たちに、寄り添えられたらいいなと。そう願っています。

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