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国民という洗脳

何の疑問もなく自らを「日本人」と思考できる人は少し危険です。
まずは全ての事象をあなたが疑いましょう。
他人の言う事を鵜呑みにしているという過程が危険。

他者に刷り込まれた思考・発想が根底にあるならば、
あなたがあなたらしく生きる等は不可能やからです。
他人の<価値観>から思考を開始させても、
いつまでもあなたの頭の中には「あれ?なぜ?」が消えないのです。
昨日も言いましたが、そもそも「日本人って何?」というのも疑ってください。

昨日の記事の続きで<国民>という洗脳の話をします。

イエナの戦いで敗れたプロイセンがフランスのように<国民>をもつ必要性を感じました。
もはや金だけの目的で集まるプロイセンの傭兵では喧嘩に勝てない世界線に移行していたという事ですね。

そこからプロイセンは革命発生前に農奴制廃止を実施して、ベルリン大学を創設してその辺りにいる民族に<ドイツ人>という洗脳を行いました。
その後、
平時、20歳から国民の全男子3年間兵役につきました。
男性ならば女性の心をもっていようが、貧弱であろうが、戦争反対であろうが、そんなもんは一切関係ない。
全員、軍隊を強制で経験しろ。という時代です。
女性のみなさん、男も男ってだけで戦争の駒やったんですよ(';')

しかもこの時代は<鉄道>という銃に筆頭すると言われるほどのテクノロジー革命が起こっている時なので、食料も武器も戦場に輸送が可能になっているのです。
そのために、八百屋のオッサンも、農家のオッサンも、高齢者も、全員戦争に<数>として投降されてたのです。

この<国民>という装置を創造するために、宰相ビスマルクは鉄血政策によって<ドイツ統合>を目指したのです。

鉄血宰相。鉄=武器 血=人

鉄血とは武器と人間の事です。
これらを全て統合させて、<フランスをぶっ潰す!!>というのが目的です。
あの屈辱のティルジット条約を、100倍にしてやり返してやる。ってね。

何回も言いますが、そのために必須やったのが<国民>としての一致団結です。
金目的の傭兵では無理です。
<ドイツ国民>にさせる必要があったのです。

①ベルリン大学に通わせて<ドイツ人である>と洗脳する
②20歳から男子全員に軍隊を経験させる
③同じ服を着させ、国歌を歌わせ、同じ生活をさせる

こうしてドイツ人として統合された後は、フランスに復讐する。

そう、昨日も言いましたがこうやって「国民」は創り上げたのです。

同じ時、大政奉還から開国をして明治元年を迎えている日本はこれをマルパクリする事になります。

日本もそれぞれの地方に国があり、それぞれの生活をしていた時代から一遍。
いきなり<大日本帝国>とドイツの真似事ではじめて、
<日本人>としてまとめあげていったのです。
学制制度が開始したのもこの時期です。
洗脳の手法もドイツから真似ました。
そうして<日本人>が少しづつ誕生していくのです。

こうして今でも
何の疑いもなくワールドカップでは日本を応援するという洗脳の成功を見せているわけです。

産まれてきたら義務教育として1番頭が新鮮で多感な時期に9年間みっちり洗脳。
言語・国歌・ニュース・教育、全てを使い洗脳させていく。

そうして大半の人間が何1つ疑う事なく、お上の言う事を聞くsystemが完成する。

挙句、国民自体が洗脳で誕生した事は知らずに、
「日本人としてのプライド」
とか
「日本人の魂」
とか
言い出す始末。

そもそも<国民>は戦争の為に創造した装置です。
やからこそ、<国民>という言葉でラベリングすると喧嘩が発生しやすいのも自然な事なんです。

例えば、中国人は・・・
とか、
ロシアの人は・・・
とか、
韓国の人間は・・
とか、
ね??

何の根拠もない、ただただ<喧嘩>を誘発するだけの単位になっているんですよ。
<~~人>っていうくくりがです。

やからこそ「日本人ってさあ・・・」となれば、すぐに喧嘩の匂いが漂うのです。

もう一度言いますが、これは自然な事です。

そもそも国民という単位が、喧嘩の為に創られたモノやからです。

という事で、
僕のように自分の事を日本人とも思っていなくて生きていて、
他人の言っている事を全て信用していない生き方をしているとね

本当に楽です。

他人の価値観、思想に操作されない人生は、本当に最高であると
僕個人は身に染みています。

この世の全ては、
自分の頭以外
すべて他人の価値観ですよ(^^♪



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