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きちんと食べて ぐっすり休む エンデ『モモ』

 今日は12月だというのに、各地で記録的な暑さの一日だった。
夜になっても気温は下がらず、生暖かい空気のままだ。

 けれども、明日の夕方から急激に気温が下がっていき、
明後日は 12月の寒さに戻るとのこと。
わかってはいるし、気をつけようと思うのだが、
やはりこういう時に体調を崩しやすい。

 体調を維持する基本は、規則正しい生活。
特別なことをしなくていい。
朝が来たら、ちゃんと普通に起きて、朝日を浴びて、
きちんと朝食を食べる。
夜も夜更かしせずに、ちゃんと寝る。
食事をきちんととって、きちんと休む。
食う、寝る、なのだ。

 風邪などで体調を崩しても、まずはこの基本を守って、
食べられるものを食べて、無理せずに きちんと休む。
そうでないと、薬を飲んでも その効力を充分にいかせないらしい。

 私の大好きな本、ミヒャエル・エンデの『モモ』に、
とっても美味しそうな朝食の場面がある。

 モモは「バターとはちみつをぬったパン」を食べ、
「ふしぎなことに、食べるにつれてつかれもだんだん消えてゆき、
昨夜は一睡もしていなかったのに、すっかりさわやかな、
げんきな気分になりました。」

 そのあとモモは、マイスター・ホラとたくさん話をして、
「モモはふかぶかとしあわせそうに息をすうと、
すぐに眠りに落ちてゆきました。」

ちゃんと食べて ちゃんと休む というと、いつも この場面を思い浮かべる。
体が元気でいい状態であれば、心も元気で、
気持ちよく過ごすことができる。

 何かと忙しく慌ただしい師走だが、
いつも通り、きちんと食べて、出来る限り休んで、
よいコンディションで、機嫌良く過ごしたい。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
気温の急降下に、どうぞ気をつけてください。
よい毎日でありますように (^_^)

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