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岡山怪談会その後・・・。
2024年7月14日に岡山県岡山市のライブハウスでぼっけい岡山怪談会が開催された。
俺にとっても初めての県外遠征であり否が応にも力が入っていた。
おかげさまで怪談イベント自体は大成功で幕を閉じたが俺が書きたいのはこれ以降の怪異である。
実はイベント終了後、すぐに愛媛県に向かわなければいけなかった俺は楽しそうな打ち上げにも参加せずに1人岡山駅へと移動した。
そして午後6時半の特急電車に乗り焼く時間か
月曜日のビーチパラソル
ジーンズのポケットをまさぐってようやく取り出した煙草は箱ごとひしゃげていた。
そんな事などお構いなしに取り出した煙草に火を点ける。
シュボッ・・・・ジジジ・・・。
両切りのキャメルを思いっきり吸い込んでから虚空に向けてゆっくりと吐き出す。
いつからだろうか・・・。
この煙草に変えてからずっと使い続けているジッポーの1941レプリカもようやく俺の手にも馴染んできた。
眼の前にはどこまでも続く白い砂浜
日曜日のポンジュース
保科さんは看護師として働く33歳の男性。
以前はごく普通の結婚観を持っていたが現在では全く結婚する気は無いのだという。
それというのも・・・彼は28歳の時に元彼女と死別している。
元彼女の死因は自殺。
自殺する半年ほど前には彼女とは別れていたらしいのだがある日彼が自宅アパートへ戻ると部屋の中で彼女が首を吊って死んでいた。
彼はロフト付きの部屋に住んでおりそれを利用しての天井付近からの首吊りだった。
男が見ていたもの・・・。
高知県にお住いの正島さんはそれまでずっと空き家になっていた中古住宅に移り住んだ。
それまでは賃貸マンションで暮らしていた彼ら家族だったがお子さんの2人も大きくなりさすがに手狭になった事で住み替えを決断した。
少し郊外ということで交通の便は不便になったが2階建てで部屋数も多く小さな庭まで付いているのにかなりの格安だった。
そんなある夜の事、彼は強い尿意を感じて眼が覚めてしまう。
眠たかったがやはり朝