コーワ株式会社 代表取締役 菊池秀悦

昭和52年3月、酒田市錦町で開業。平成18年に新社屋を設立し、不動産大家業に進出。現在…

コーワ株式会社 代表取締役 菊池秀悦

昭和52年3月、酒田市錦町で開業。平成18年に新社屋を設立し、不動産大家業に進出。現在、資産管理会社(プライベートカンパニー)に移行中です。資本金2500万円。菊池秀悦は、東京都から鶴岡市に移住。現在Country gentlemanを目指し鶴岡市羽黒町川代字桜ヶ丘の古民家に在住

最近の記事

徒然なるままに・・

進学でも就職でも起業でも共通して言えることは『まず環境の良いところ、居心地が良いところを探すこと』が重要。 でも大半の人はその環境(学校、職場、組織)に同化しようと努力し、自分を変えようとする。 それはおそらく間違いで、自分を変える必要はない。 今の自分のままラッキーになるところを探すだけでいい。 成功している人をみると、勉強ができる人より、資格をたくさん持っている人より、感情をコントロールできる人、自分にとって良い環境にいる人がチャンスを手にする。 そして他人に期待せず、自

    • 資本家を目指すことについて

      今、息子の世代に僕が言える事は、資本家を目指した方が良いということ。 資本の駒として働くべきでないし、取り換え可能な労働者になってはいけないということ。 リスクを取る側になるべき。 リスクを取り会社を起業し、アップサイドを目指していくことが重要。 リスクを取る人がリスクを取らない人たちから利益の移転をうけるのが資本主義だから。 そしてどんな状況になってもノブレス・オブリージュの精神で生きてほしい。 もし資本がなく、企業に勤める必要がある人は、ストックオプションのある会社やベ

      • 資産管理会社(プライベートカンパニー)への移行について

        僕は、現在経営している会社を資産管理会社(プライベートカンパニー)に移行しようと思っている。 売上を目指さず、安定的に資産運用をし、次代に継承する、そんな頑張らない経営を極めようと思っている。 そして一日3時間労働を徹底し、生産性をあげ、BS(バランスシート)の優良な会社を目指そうと思っている。 ※十数年前に育児休暇(6か月間)を取得したが、当時は男性の育児休暇は理解されず、様々な賛否両論を経験した。一日3時間労働、週休3、4日制度もまた現在の基準で言えば、様々な批判を浴

        • スタグフレーションの到来について

          最近の様々な経済指標を見ているとスタグフレーションの兆候が見受けられる。 『物価が高く、消費が弱い。』『不況下の物価高。』 日本株や不動産等の資産価格は高止まりし、不況とは言えない状態だけど、アメリカ経済が少しでも弱くなれば、日本も不景気になる可能性がある。 そうなれば日本にも本格的な格差社会がきそうです。 約20年間の金融緩和で賃金インフレは達成できなかったけど、スタグフレーションは達成できそう(笑) (金融緩和をずっと続ければ良いという安易な考えが、今後様々な問題を引き

          『来る もの 拒 まず 去る もの 追わ ず』について

          僕は外的な状況(嘘やマイナスの噂の流布)により、孤独な状況に追い込まれたが、ポジティブな孤独とネガティブの孤独では孤独の意味が違うと思っている。 ひとりでいる時に、明るい未来を考える孤独とマイナスの未来を考える孤独では、人生の結果に大きな差異を生む。 ただ、ポジティブな孤独で生きていくためにはお金を稼ぐ知識とテクニックが必要。 お金を稼げないと明るい孤独にはなれない。 人に頭を下げないような環境の中で、経済状況を作らないと、孤独に押しつぶされてしまう。 だから稼ぐことは重

          『来る もの 拒 まず 去る もの 追わ ず』について

          非上場企業の株式売却手法について

          非上場企業の株式売却手法としてDCF法(ディスカウンテッド・キャッシュフロー法)がある。 DCF法を参考書的に言えば、『評価対象会社の事業計画をもとに将来獲得すると期待されるキャッシュフローから割引率を用いて現在価値に直して株価を算定する方法』ということになる。 DCF法は非上場企業の株式の売買手法として一般的なやり方で、事業計画によっては株式価値が高くなる傾向があり、売り手にとってメリットが多いが、田舎にいるとこのあたりの知識がない人が多く、安値で非上場株式を売却している

          非上場企業の株式売却手法について

          デフレ社会の脱却について

          日本はデフレ社会から脱却しつつありますね。 しかし、インフレのきっかけがアベノミクスや日銀の金融緩和ではなく、脱コロナとプーチン氏のおかげとは。 経済や歴史は本当に面白い。 今週はFOMC、ECB、日銀の会合があり、夏休み前のトレーダーが注目する週でしたね。現在日銀が金融緩和をしているおかげで、世界中にJAPANマネーが溢れていて、リスク資産が強い。 世界の経済リスクを考えると、日銀は動かず、現状維持だろうと思っていたけど、僕の予想に反し動きましたね。 今後は普通に考えれ

          1946年のデノミと預金封鎖について

          今後10年の日本は3世紀前後のローマ帝国と重なりそうですね。 多様な価値観の発生、国内の分断、格差拡大、慢性化する貿易赤字と軍事費、社会保障費の増大、インフレ、それに伴う増税。 そして宗教勢力の台頭。 近々の話で言えば、来年新紙幣(渋沢栄一氏)が発行されますね。 渋沢氏と言えば、なにやらきな臭い・・ 過去を遡ると、1946年の新紙幣の発行時の大蔵大臣は渋沢敬三氏。(個人的には渋沢敬三氏を尊敬していますが) デノミと預金封鎖を行った大蔵大臣です。 来年の新紙幣発行時も大幅な金

          1946年のデノミと預金封鎖について

          #お金について考えていること

          noteコンテスト参加記事です。 コロナショックにより世界中で大規模な金融緩和が進んでいる。 主要国が供給するマネーの総量は1京を軽く超えた。 歴史的に見てもこれだけ大量のマネーが世界中に供給されたことはありません。そして日本。 平成10年12月、当時の日銀総裁が『日銀が国債を50兆円も保有しているのは自然な形ではない』と発言したが、現在の日銀の国債保有額は軽く500兆円を超えた。そして国の借金は地方債を含めると1200兆円を超え、過去最高を更新した。 政府、日銀が市場を

          新たな階級(アセットレスクラス)の誕生について

          首都圏の新築マンションの平均価格が8,068万円、東京都23区に限ると1億1,475万円と億超えとなった。 これは何を意味しているのか? 『国家が新たな階級→アセットレス・クラスを作ろうとしている』かな。 親に資産がない人は受け継ぐ資産もなく、アセットを持てない時代。 (自分という資産を作ることはできますが) 新たな奴隷階級(納税だけは行うアセットレス・クラス)の誕生。 まぁ~これは世界的な流れで日本に限った話ではないけどね。 過剰な金融緩和がもたらす既得権益の保護と資産

          新たな階級(アセットレスクラス)の誕生について

          インフレ時代の到来について

          僕の会社は銀行からの借入はないけど、インフレ時代は借金したものが勝ちの時代。 貯蓄組は敗者だね。 金利が安いうちに借りて、大きな買い物をした方がいい。 お金は、信用創造で増えるから。信用創造、つまり借金。 借金を恐れたら何もできない。 日本で一番のお金持ちはソフトバンクの孫正義だけど、一番の借金王も孫正義。 (孫正義を尊敬しているわけではありませんし、借金を推奨しているわけではなく、あくまでも個人的な意見です。) 今後の経営方針としては、信用創造を考えながら、インフレ社会に

          金融緩和維持について

          金融緩和の維持で一番得するのは低成長の大企業と株式や不動産を所有する富裕層なんだけど、日本人は経済、金融知識がないので一般庶民は気づいていない。 特に今持たざる若い人たちはこれから株式やマイホーム(不動産)を購入するので、負担が多くなる。 一般庶民がインフレに不満を持ち、政治的な圧力を加えないと日銀は政策を変更しないだろうな~。 金融政策と政治は密接な関係にあることに気づかないと大きく損をするんだけどね。 現在のマイナス金利政策だと大企業はお金を借りて新興企業を買収したり

          日本の一人当たりGDPが世界36位について

          日本の一人当たりGDPが世界36位まで落ちた・・ ちなみに去年は28位。 前の順位を確認すると、35位チェコ、34位キプロス、33位スロベニア。 残念ながら日本は三流先進国だな~。 意味のない防衛費の拡大や意味のない給付金等で、やるべきことをしない国の方針、施策が大きく影響してる。 経済成長の基本は人口の増加と生産性の向上。 これが経済学の基本。 有効な対策を打てない今の自公政権(約20年)は人害以外の何ものでもないし、歴史的に見れば、最低評価になるのは間違いない。 今後は

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          マッキンゼーのリストラについて

          マッキンゼー、約1400人の削減に着手か。 まぁ~過去10年で社員数が2.7倍は、少し多い。 最近の大企業は社員の代替として大量にコンサル人材を使っていたので、短期的なニーズはあったのだろうな。 これもポストコロナの影響かな。 日本の失われた30年と外資系コンサルが日本企業に入り込んできた期間が不思議と一致する。 フレームワークに当てはめて分析するといった一見多面的で、誰もが頷かざる負えない拘束的な手法を安易に採用し、鵜呑みにした結果、人を育てられなくなり、同時に成長できない

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          クレディ・スイス買収合意、日米欧の6中銀、ドル資金供給を強化について

          クレディ・スイス買収合意 UBSが救済。 日米欧の6中銀、ドル資金供給を強化、信用不安に対応。 わずか1年で金融引き締めが終わるのかな? 本格的なインフレ社会の到来の予感。 現金を何かに変えた方が良いのかな。(う~む) ただ、米国の地銀の中には経営困難に陥っている先が多数あるという話もあり、注意してマーケットを観察すべき。 休むも相場。 少し相場から離れようかな。 ちなみに日本の地銀も含み損を抱えているとの報道があり、日銀の対応にも注目した方が良いね。 ※思考のメガネをか

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          シリコンバレー銀行の破綻について

          昨日の米国のPPIは予想より弱かった。 これで相場は少し戻しましたが、もはやPPIもCPIもおそらく関係ないな~。 金融システム全体が崩壊しかけていますね。 シリコンバレー銀行の破綻に、クレディスイスの筆頭株主追加支援の否定。 信用リスクの増大を懸念し、安全資産である米債が買われ、イールドが低下。 これが昨日の流れ。 ただ何となく腑に落ちない。 そもそもなぜシリコンバレー銀行が破綻しなければならなかったのか。 世界で一番安全な米債を保有していれば、金利上昇による含み損が拡大

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