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デフレ社会の脱却について

日本はデフレ社会から脱却しつつありますね。
しかし、インフレのきっかけがアベノミクスや日銀の金融緩和ではなく、脱コロナとプーチン氏のおかげとは。

経済や歴史は本当に面白い。
今週はFOMC、ECB、日銀の会合があり、夏休み前のトレーダーが注目する週でしたね。現在日銀が金融緩和をしているおかげで、世界中にJAPANマネーが溢れていて、リスク資産が強い。

世界の経済リスクを考えると、日銀は動かず、現状維持だろうと思っていたけど、僕の予想に反し動きましたね。
今後は普通に考えれば、夏の円高だろうけど『通貨の価値は国力に比例する』の思考で考えると、長期的には円安かなと思う。

そして、インフレに関しては、30年続いたデフレ社会をコストプッシュ型のインフレで倒すことはできない。や
はりディマンド型のインフレは必要不可欠だと思うが、一般的な日本人は余剰資金を貯蓄に回すので、賃金が上がるわけないし、物の価値は上がりにくい。
本格的なインフレは少し先になるのではないかと思う。

ちなみに米国のインフレが少し落ち着いた感じですが、近いうちに原油価格とゴールドが上昇し、再度インフレが上昇又は高止まりするのではないかと思っている。(個人的な意見ですが・・)

最後に日本には大きな富裕層は少ない。
その理由は『大きな資本家を作らない資本主義をしている実質的な社会主義国家』だから。
昔、米国人の上司が言っていた。
『日本は世界で最も成功した社会主義国家だね』と。
今になりその言葉の本当の意味を僕は理解できる。

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