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#お金について考えていること

noteコンテスト参加記事です。

コロナショックにより世界中で大規模な金融緩和が進んでいる。
主要国が供給するマネーの総量は1京を軽く超えた。
歴史的に見てもこれだけ大量のマネーが世界中に供給されたことはありません。そして日本。
平成10年12月、当時の日銀総裁が『日銀が国債を50兆円も保有しているのは自然な形ではない』と発言したが、現在の日銀の国債保有額は軽く500兆円を超えた。そして国の借金は地方債を含めると1200兆円を超え、過去最高を更新した。

政府、日銀が市場をコントロールする経済を計画経済というが、社会主義的な運営がなされている今の政府、日銀を信じることはできない。
近い将来未曾有の経済破綻が起こる可能性がある。
では未来の経済破綻に我々はどう対応すればよいのか。
自分の身は自分で守ることが必要なのではないか。
社会がどのような状態になっても対応できる経済力、知力、行動力、そしてお金の知識を身に着ける必要がある。

今の世界を見渡すと、インフレリスクが燻ってる。
インフレは同時にお金の価値を下げる。
お金の知識を知っていれば、将来のインフレに備えて、何を保有すれば良いか判断できる。
しかし、今の日本では、お金の知識は自分から学ぼうとしなければ誰も教えてくない。
学校でも、お金のことはほとんどノータッチです。
そして、お金について何も知らない状態でいると、ものすごく損をします。
お金の歴史、経済史を学べば、例えば『オランダのチューリップバブルやフランスのミシシッピバブル、日本の土地バブル、アメリカのITバブルにリーマンショック』などバブル崩壊が何度も起こっていることが理解でき、それを教訓にできます。
では『お金』についてどのように学ぶべきか?

やはり実践です。
語学は実践で学べば、早期に『話せる技術』が向上します。
これと同じように『お金』『経済』も実践で学ぶことで早期に理解を深めます。
ウォーレンバフェット氏は『リスクとは自分が何をやっているか分からないときに起こる』と述べています。
お金、経済史について理解し、『鳥の目、魚の目、虫の目で物事を見ること』により本当の意味での『お金、経済、リスク』がわかるのではないかと思います。
最後に一粒万倍という言葉がある。
一粒の種が万倍になって稲穂のように実るという意味。
投資は小さな資金を大きく育てること。
植物を育てるようにお金もゆっくりと愛情をもって育ててみてはどうだろうか?
そして、育ったお金が社会の中に回り始めると、個人の生き方の選択肢や夢を叶えるチャンスが増え、社会が潤い、セーフティネットも充実すると思う。

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