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天照大御神様のお告げのあった大淀の浜「元伊勢巡礼 神話は今も生きている ことの葉綴り 八七九

大安+一粒万倍日の吉祥日

おはようございます。気づくと七月も残り四日!早いですね~。さて、お参り日和の二日目(^^)
七月二十八日(木)の暦です。見出しにあるように「大安+一粒万倍日」で、吉が倍増~です。
六曜は、万事よしの「大安吉日」。婚礼、引越し、建築、旅行、新規のことなどすべて一日中吉とされます。
十二直は「とず」で、金銭を納めたり“閉じ込める”日。月末ですし、預金で閉じ込めるのもいいですね。
二十八宿は「かく」は、衣類の新調、建築、リフォーム、旅行、結婚に吉。
そして、一粒の種が万倍の稲穂に実るとされる吉祥日の「|一粒万倍日《いちりゅうまんばいび》」。婚礼、引越し、新しいことを始めるのにとてもよい日。ただし、お金を借りるのはNG。他の吉日と重なると、効果が何倍にもなるとされます。
お財布を新調したり、サマージャンボ宝くじ買うなら今日がいいかも。(^^)さらに、ご神事やお参り、ご先祖供養によしの「|神吉日《かみよしにち》」。天が母の様に慈しむ「母倉日ぼそうにち」です。
猛暑は続いておりますが、距離をとりつつも、佳き一日をお過ごしくださいませ!
私も、お参り行ってきまーす!!

さて、倭姫命やまとひめのみことさまが、天照大御神さまの宮処を求めて、ご巡幸された聖地を巡る旅の続きです。


今回、元伊勢ご巡幸旅の流れ……

今回の巡礼旅で巡ったのは、
愛知県一宮市「酒見(さかみ)神社」さん。

三重県桑名市多度町「野志里(のじり)神社」さん。

三重県亀山市の「布気皇舘太(ふけこうたつだい)神社」さんと、「忍山(おしやま)神社」さん。

三重県津市「加良比乃神社(からひの)神社」さん。

三重県松阪市「阿射加あざか神社(大阿坂おおあざか)」さんと、阿射加あざか神社(小阿坂こあざか)さん。

三重県松阪市の「神戸神館神社(かんべこうだてじんじゃ)」さんと「神山(こうやま)神社」(三重県松阪市)さん

三重県松阪市「櫛田神社」さん。

三重県松阪市「魚見神社」さん。

三重県松阪市「佐佐牟江宮跡」

三重県松阪市「竹佐々夫江神社たけささぶえじんじゃ」さん

三重県松阪市「竹大與杼たけおおよど神社」さん

現在、お参りしている物語は「神話15 天照大御神の御杖代 元伊勢 倭姫命様 2 伊勢 1」で、綴っています。よかったらご覧ください。

他の「元伊勢」編マガジンです。



大淀の浜辺 天照大御神さまのご神勅しんちょく

倭姫命やまとひめのみことさまの御船が進むとき、海がとても穏やかで、潮も静かにとどまり、航海が安泰だったことを喜ばれ、その浜に「大与度社おおよどのやしろ」(「佐佐牟江社ささむえのみやのやしろ」)を定められました。

そのときです。
大淀の浜辺に佇む倭姫命やまとひめのみことさまは、天照大御神さまより、お告げを受けられたのです。

「この神風の伊勢の国は
常世の浪の重浪帰しきなみよする国なり、
傍国かたくに可怜うまし国なり、
この国にらんとおもう」

神風の吹く、
この伊勢の国は
常世の国からの波が
繰り返し、くり返し
寄せてくる国です。
大和の国のかたわらで
海幸山幸の恵ある美しい、うましところ。
この国に居りたいと、想ひます。

詳しくはこちらを

倭姫命さまが、喜ばれた大与度おおよどの海を見たくて……。
佐佐牟江社ささむえのみやのやしろ」さんから、ほんの300㍍ほどで、伊勢湾……大淀の海岸なのです。

大淀漁港、大淀ふれあいキャンプ場……

堤防から、大淀の浜辺と海を眺めます。

視界には、空と海、浜辺だけ……

青い空、雲、そして風が吹きわたります。

ここの浜辺で、天照大御神さまから、ご神勅を受けられた倭姫命やまとひめのみことさまに想いを馳せてみます。

叔母である初代、御杖代みつえしろ豊鋤入姫命とよすきいりひめのみことさまから、受け継いで、皇祖神、天照大御神さまをお祀りする宮処を求めてのご巡幸。
倭姫命やまとひめのみことさまが、大和の国を旅立たれてから、すでに三十四年が過ぎています。
さらに、豊鋤入姫命とよすきいりひめのみことさまのご巡幸、五十二年、ご一緒に過ごされた二年を含めると、天照大御神さまが、皇居をお出になられてからは、皇女二代、八十八年の歳月。

はじめて、「神風の国、伊勢の国にらんとおも」と、お告げがあったところ。

……ようやく、ようやく……ですね。
でも、ここからすぐに、今の伊勢の神宮になったわけではないのですよね~。

―また次回へ

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