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太陽の姫神天照大御神さまと月の月読命さまもご一緒に。元伊勢一二一 神話は今も生きていることの葉綴り四五一

26日射手座満月&皆既月食のスーパームーン

こんばんは。今日はお天気よかったですね。いかがお過ごしですか?
私は朝、神社にお参り後、お仕事をして、夕刻から日暮れにかけて「ことの葉綴り」のひと時です。
そして、明日5月26日は、射手座の満月で、皆既月食。夜8時14分がジャスト満月。かなり大きく見えるスーパームーンのようです。
明日の満月、楽しみですね。

また2週間後6月10日双子座新月は、金環日食
皆既日食と金環日食がそろうのも珍しいですよね。
月食日食は、隠れていたものが現れ出て“膿を出す”ことを意味するそうです。さて、今夜も神話の物語に入ります。
「ことの葉綴り」神様の物語……神代~神様ごとに、マガジンにまとめております。

天照大御神さまが、伊勢の神宮にお祀りされるまでの、これまでの「元伊勢」の物語は、4つのマガジンにまとめてあります。
よかったらご覧くださいね。

初代の斎王、豊鋤入姫命(とよすきいりひめのみこと)さまの、ご巡幸の物語は、こちらをご覧ください。

二代目の斎王となられた倭姫命(やまとひめのみこと)さまの、伊勢までの物語はこちらを。


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御饗(みあへ)ご馳走担当の神々

次に、櫛玉の命(くしたまのみこと)・大年の神(おほとみのかみ)・大山津見の山神(おほやまつみのかみ)・朝熊の水(あさくまのみなと)の神等(かみたち)、饗奉(みあへたてまつ)る。
彼の処(かのところ)にして、神社(かむやしろ)を定め給ひ、神宝(かむたから)を留め置く。<伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)捧持ちし所(ところ)の白銅(ますみ)の鏡二面(ふたおもて)、是れ也。是れ、即(すなは)ち、日神月神化(ひかみつきかみあら)はるる所の鏡也。水火二神(みずひふたかみ)の霊(くす)しき物と為す也。

倭姫命(やまとひめのみこと)さまが、天照大御神さまを伊勢の五十鈴の宮にお遷しされて、そのお近くの「斎の宮(いつきのみや)」でお側にお仕えされていきます。
高天原と同じような機屋(はたや)をお建てになり、高天原の天の棚機姫神(たなばたひめのかみ)の孫の八千千姫命(やちちひめのみこと)に、天照大御神さまに奉る神御衣(かんみそ)を、織るようにお命じになられました。

そして次に、櫛玉命(くしたまのみこと)・大年神(おほとしのかみ)・大山津見の山神(おほやまつみのかみ)・朝熊の水(あさくまのみなと)の神たちが、倭姫命(やまとひめのみこと)さまに、ご馳走を差し上げました。

倭姫命さまが、まだ五十鈴の川上へとご巡幸で進まれていたとき、
この神さま方が現れて五十鈴のほとりで、倭姫命さまに、ご馳走を差し上げて労ってくださいました。

こちらの櫛玉命(くしたまのみこと)・大年神(おほとみのかみ)・大山津見の山神(おほやまつみのかみ)・朝熊の水(あさくまのみなと)のさまたちは、「御饗(みあへ)」担当ご馳走の宴担当の神さまなのですね。
“美味しい宴”チームですね(^^)。

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澄み渡り輝く「真澄鏡」のご神宝

そして倭姫命さまは、神社をお定めになり、そこに天照大御神さまにお供えする宝物をそこに留めていくことをきめられました

ここで伊弉諾・伊弉冉命(いざなぎ・いざなみのみこと)さま。
天照大御神さまの父神と母神さまに捧げ持たれた白銅(ますみ)の鏡二面が、その神宝でありました。
白銅(ますみ)とは、銅と錫の合金で造られたで、立派でとても澄み切った輝きがあることから、「真澄鏡(ますみかがみ)」と、言われました。
言い換えると、日の神さまと月の神さまとが現れるところの鏡なのです。
またそれは、水と火の二柱の神の霊妙なこともできる鏡です。
天照大御神さまのご両親神さまに、奉られた、誠に澄み切り輝く鏡
またこの「真澄鏡(ますみかがみ)」は、日の神さまと月の神さまが、鏡の“お姿になった”(化した)ものです……だ、そうです(^^)

日の大神と月の神さま。こちらのご関係とは?
三貴神(さんきしん)」について、次回振り返ってみますね。
そして明日は、満月の皆既日食
空を見上げたいですね。
あ~すっかり夜になりました(笑)では、穏やかな夜をお過ごしください。写真は、今朝の朝日です。いつもありがとうございます

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―次回へ
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