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「元伊勢」まとめ二 御杖代を受け継いで 倭姫命様ご巡幸の軌跡① 神話は今も生きている ことの葉綴り五〇九

大暑 感謝と奉告のお参り


おはようございます。朝から晴れて、窓からなつぞらが見えています。二十四節気「大暑」。今日もお参り行って参ります。
「ことの葉綴り」は、きっと、朝と夕方の“ふたとき”綴りになります(苦笑)。
……天照大御神さまをお祀りされている「神明宮」様にお参りをして、「元伊勢」物語が最後まで書かせていただいたことの報告と感謝のお参りをしてまいりました。

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今回も、天照大御神さまが伊勢の神宮にお鎮まりになられるまでの、「元伊勢」のまとめを綴ります。
今回は倭姫命さまのご巡幸地編です。
ご興味をもたれて、お参りしたい! と思われた方の参考になることを、心より願っております。
って、私がご巡幸地をお参りしたくて、たまりません(^^)
猛暑も続き、まだ遠出や旅になかなかいけない状況ですが、元伊勢といわれるお宮さんについてのWEBサイトもあれば張り付けますので、こちらで夏旅気分を味わってみてくだされば嬉しいです。

<ことの葉綴り>ご案内
この「ことの葉綴り」全体の神話の物語のご紹介です。
神話は、「神さまも“失敗して成長した”」「“神話は今も生きている”」と、日本の魅力的な神様の物語編。
約、二千年前、伊勢の神宮ができるまでの「元伊勢」編。
ときおり綴る「エッセイ」編。
それぞれに「マガジン」で分けています。
下記のトップページから、スクロールしていただくと、物語別、神様べつに「マガジン」が選べるようになっております。
神さまの名前や、ご興味あるものを読んでいただけると幸いです。

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豊鋤入姫命さまから、倭姫命さまへの継承


第十代、崇神(すじん)天皇の皇女豊鋤入姫命(とよすきいりひめのみこと)さまは、天照大御神さまの御杖代(みつえしろ)として。皇祖神が、永久にお鎮まりになられる佳き宮処を求めて、ご巡幸の旅にでられます、
大和国→丹波国→大和国→木(紀)乃国→吉備国と五十二年の長きに渡りご巡幸をされて、再び大和国に戻られた「御室嶺上宮(みむろのみねのかみのみや)」で、姪っ子である、第十一代、垂仁(すいにん)天皇の皇女倭姫命(やまとひめのみこと)さまに、天照大御神さまの御杖代のお役目を託されました。

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倭姫命さまのご巡幸地 伊勢国までの軌跡

倭姫命さまは、五人の側近の重臣たち「五大夫(ごたいふ)」とともに、天照大御神さまの御こころのままに、ご巡幸の旅に出立なさいます。この五大夫は、「御送駅使(はゆまつかひ)」と呼ばれる有力な武将たちで、倭姫命さまの道中を支えました。

大和国 宇多秋宮(うたのあきのみや) 四年
【元伊勢の比定地(以下元伊勢)】 奈良県宇陀市の阿紀(あき)神社さん

ほかに、剱主神社さん。

大和国 佐佐波多宮(ささはたのみや)
【元伊勢】奈良県宇陀市の篠畑(ささはた)神社さん
ほかに葛神社・御杖神社

この「佐佐波多宮」で、天照大御神さまをお祀りする重要な大物忌(おおものいみ)となる童女、大宇祢奈(おおうねな)と出会いがありました。

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伊賀国 市守宮(いちもりのみや) 二年
【元伊勢】三重県名張市の宇流冨志禰(うるふしね)神社さん

ほかには、蛭子(えびす)神社さん

伊賀国 穴穂宮(あなほのみや) 四年
【元伊勢】三重県伊賀市の神戸(かんべ)神社さん
この間に、崇神天皇の御代から、父の垂仁天皇の御代へと変わります。

伊賀国 敢都美恵宮(あえつみえのみや) 二年
【元伊勢】三重県伊賀市の都美恵(つみえ)神社さん

淡海(おうみ)国 甲可日雲宮(こうかひくものみや) 四年
【元伊勢】滋賀県甲賀市の垂水頓宮跡

ほかには、若宮神社さん、日雲神社さんなど

淡海(おうみ)国 坂田宮(さかたのみや) 二年
【元伊勢】滋賀県米原市の坂田神明宮

美濃国 伊久良河宮(いくらかわのみや) 四年
【元伊勢】岐阜県瑞穂市の天神神社さん


尾張国 中嶋宮(なかじまのみや)

【元伊勢】愛知県一宮市の酒見神社さん。ほかにも中嶋宮、真清田神社さんなど……。
倭姫命(やまとひめのみこと)さまご一行、伊勢の国へ近づいて参ります
ご巡幸の軌跡は、まだまだ続きます。

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―次回へ
#一度は行きたいあの場所
#私の作品紹介


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