勉三くん

平成の勉三です。 巡り巡り、流れ流れるが人の道、人情、美しいもの、まさに寄り道だらけ…

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平成の勉三です。 巡り巡り、流れ流れるが人の道、人情、美しいもの、まさに寄り道だらけです。 Think highly & Move simply

最近の記事

ドイツ大麻合法2014年4月から施行決定

ドイツの連邦議会(上院)では既に可決されていたこの法案。そして最後にドイツにある16の州のボスたち(日本で言う県知事)が集まって州の意見を述べる連邦議会 (日本で言う参議院のような機能)でも大麻所持の法律を通すことで可決! 2024年3月22日記念すべき瞬間である。 ドイツでは大麻はどんな扱いだったの だろうかというのを私の実体験から言うと、合法でしょってなぐらいにパーティーや公園に行くとふわっと臭う。少数ではあるが、完全に大麻がNGな人にもあった。しかし完全なるグレーゾ

    • 三十路インタビュー: Sora Tamura 青年活動家

      現代に侍はいるのか? その答えは... 2017年ある青年が日本からドイツに。彼はドイツにある三つの町に潜伏し、中東からやってくる難民達と共に活動している団体でインターンシップ(実習)をした。その一年近い武者修行を終えた若き青年と再会し(さむらい or 居酒屋の息子)インタビューしましたー、 はじまりはじまりー。 《簡単に自己紹介をお願いします。 》 名前は田村空、今は神奈川大学四年生だけど休学してドイツに一年近く滞在している。ハレ、ニュル

      • 三十路インタビュー Tosten: 映画館館長

        「上映会をさせてください。」 彼に電話をして初めて会ったときの彼の印象は強かった。全てを見透かそうとしていたのか、彼のガラス玉のような青い目でじっーと見られる。物静かで冷静に言葉を発する。まさに私とは逆。そして私の苦手とするタイプ。それでも話していくと慣れてくるもので(緊張感は最後まで取れなかったが、)なんとか無事に目標の上映会も終えることができた。 ということで今回のインタビューはHalleにある"Puschkino"という映画館の館長Torsten Raabe さんど

        • 三十路インタビュー Ants: LGBT支援団体、ボス

          ドイツでも日本でも多様性という言葉をよく聞く。しかしこれは何をもって言うのだろうか。 Macの自動検索から、、、 「多」は数や量多さ 「様」は人が本来持っている性質、もの事や人の有様 「性」は 1. 本来持っているもの、うまれつき 2. 雄や雌など男女の区別、区別があることによって起こる本能 うむ。 今回インタビューを引き受けてくれたのはその「性教育」を通して何が「多様性」かを教える実践的な団体 Lebensalt (訳: ライフスタイル)のAnts

        ドイツ大麻合法2014年4月から施行決定

          三十路インタビュー Elke: フェミニスト団体のおばちゃま

          ハレにフェミニズムの市民団体ってあるの?と聞かれて、いつか散歩中に出くわしたフェミニズム団体の存在を思い出した。 今回はそんな散歩の縁がもたらした気まぐれ飛び込み取材を。その団体の扉をたたくと鋭い目線を持つおばちゃまが対応してくれインタビューをさせてくれるか尋ねれば二つ返事で了承してくれる。 こういった社会的な職業に就いている人は何より受け入れパワーヒロシ。 ということで今回はインタビューを受けてくれたのはElke Prinzさん、このフェミニズム団体

          三十路インタビュー Elke: フェミニスト団体のおばちゃま

          三十路インタビュー Markus: 平和教育担当

          自分の実習には二人の担当者がいた。 合計3ヶ月の実習の中で一ヶ月半を区切りに別れていた。前半の担当者は前回のインタビューの回答者Maria、そして後半一ヶ月半は今回インタビューに答えてくれた彼。3歳の息子を持ち最近パートナーとも籍を入れたというゆげのたつ新婚ほやほやの同い年。 同い年ってなんだか嬉しいし、自分とのいい比較対象になります。 ということで前置きもこの変で。 彼の担当は争いや紛争などの平和教育。平和的かつ効果的な反対運動のためのトレーニングワークショップもこ

          三十路インタビュー Markus: 平和教育担当

          実習 in Friedenkreis

          ドイツでは先生になる為の学部(教職)と教育学部は全く別の学部。私の学ぶ Halleにある大学の教育学部は教育思想や理論を学ぶが卒業と同時に社会教育士の免許が取れる。そしてその免許があればいわゆる、社会教育施設で働くことができるのだが、何が社会教育施設か?それは障害者施設(※学校は違う)や幼児教育も含まれる。また問題のある親のサポートやそういった子どもが生活する施設など幅が広い。 先生になるためにはもちろん学校での実習も多いのだが、私の在籍する教育学部でも実習は必須。合計12

          実習 in Friedenkreis

          三十路インタビュー Udo: IT担当

          「パソコン全般のことは彼(Udo)に聞いて、でも彼は一週間のうちに一度だけしか来ないの。しかも事務所には5時間くらいしかいないからしっかり約束しな」 実習が始まったばかりのときに私の担当者にそう言われた。少し戸惑ったが、確かに今の世の中そんな働き方は当たり前にあっていい。 このような"ITサポート"はこれからの社会では会社や団体には欠かせないし、その重要性はさらに増してくるだろう。今回のインタビューは小さな市民団体でコンピューター関係全般担当をしているおじさんに。 名前

          三十路インタビュー Udo: IT担当

          三十路インタビュー Elli: 幼稚園言語サポート

          今回インタビューさせてもらった彼女はエネルギーの固まり。 幼稚園と保護者を繋ぐ大事なはしご役、名前はElli (エリー)、笑顔がとっても可愛い素敵な同い年! ドイツにおいて大学内に納まらず、国内外で様々な経験を積んだ人はどうなるのか、どうその経験を繋いでいるのか一つの例です。 ビバ! ※このインタビューをさせてもらったのは私の実習先Friedenskreisという団体で、この団体については、、、https://note.com/koso

          三十路インタビュー Elli: 幼稚園言語サポート

          三十路インタビュー Margit: 庶務

          今回のインタビューは自称超ポジティヴ、兎にも角にも元気で昼休みも仕事中も冗談ばかり。 そんな彼女、誰かが誕生日だったら必ず何か準備してくれる。そんな気遣いもできるし、それで庶務は成り立つのか! 映画やドキュメンタリーが大好きで世界のあんなことやこんなことを知っている彼女。人に歴史あり!というけれど彼女の生き方を通してのドイツ統一に対する意見は中々鋭い。 名前はマーギット。庶務全般を担当しているお母ちゃまです。 ※このインタビューをさせてもらったのは私

          三十路インタビュー Margit: 庶務

          三十路インタビュー Marie: 外国人ボランティア

          今回インタビューをさせてくれた彼女のお仕事は『ドイツ国外からハレに来るボランティアの若者の受け入れ窓口』です。 彼女は鋭い目をする時がよくあって、少し恐い。 しっかりと話を聞いてくれるし、とても早口。 名前はMarie、左利きです。 ※このインタビューをさせてもらったのは私の実習先Friedenskreisという団体で、この団体については、、、https://note.com/kosokosolife/n/na89dbd23727d 《簡

          三十路インタビュー Marie: 外国人ボランティア

          三十路インタビュー Maria: 反差別教育担当

          今回インタビューさせてくれた彼女は自分の実習を担当してくれたマリアさん。実習中には色々と連れてってもらったり一緒に過ごす時間があった。ドイツの社会や教育についてはもちろん、ドイツで育った一人の若者としての様々な経験をたくさん教えてくれた 彼女のテーマは『不平等』、この不平等な世の中のでこぼこを少しでも平に近づけようと社会に問いかけ、その声を広めようとしている。 ※このインタビューをさせてもらったのは私の実習先Friedenskreisという団体で、この団体について

          三十路インタビュー Maria: 反差別教育担当

          三十路インタビュー: Alina

          今回のインタビューは実習先で国際ボランティアをしている子。 ボランティアといっても保険や住宅についてはドイツ国が払ってくれて、プラス食料代で220€。さらに!!!お小遣いを120€もらえるという。 彼女は『食料が220€は少なすぎるわ。』ととても寂しそうに嘆いていたけど、それについて嘆くならその半分以下の食費で楽しんでいる目の前にいる私はどうなるのだぁぁぁぁ。。。涙 と言いたかったがそれはまた別の話。 ということで、今回のインタビュー記事は私の実習先の

          三十路インタビュー: Alina

          三十路インタビュー Carola: 公認会計士

          さて今回は、今までインタビューさせてくれた人とは違う分野財務担当。 家ではこそこそっと自分のオンラインショップを持っているというなんとも賢いお母様。 一見冷たいんだけど、話してみると暖かい。暗そうなのに、平気な顔して踊るのは好きよって言ってくれる素敵な公認会計士。 ※このインタビューをさせてもらったのは私の実習先Friedenskreisという団体で、この団体については、、、https://note.com/kosokosolife/n/na89dbd23727d

          三十路インタビュー Carola: 公認会計士

          三十路インタビュー Paul: 実習生

          彼は時間通りに仕事に現れない。むしろ何の連絡も無く来ないこともあった。 彼とは何度かパーティーで会った。平日の昼下がり、友人の家にいるとパーティー帰りだと言いながら、ボロボロの服で酔っ払いながら登場したこともある。 そんな彼だけど、政治のことは語れる、自分の意見を語れる。恋の話も? そんな19歳のドイツの若者に今回は色々と聞いてみました。 ※このインタビューをさせてもらったのは私の実習先Friedenskreisという団体で、この団体については、、、https://

          三十路インタビュー Paul: 実習生

          三十路インタビュー Rahel: 実習生

          彼女は高校を一年飛び級して卒業している。 所謂天才とか秀才と言われる部類。 ここで何かを言いたいかと言うと、、、 特にない。 天才や秀才と話すと何か見透かされている気がする。気のせいだろか。。ただそういう人の多くは質問に対する答えが的確で多くを語らない。 ということで今回のインタビューはラーヘルさんです。彼女は高校を卒業して私の実習先にボランティアワーカー (FSJ) として一年間働いてイタ。 ※このイ

          三十路インタビュー Rahel: 実習生