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エッセイ

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2022年6月の記事一覧

「脱システム」について考える 角幡唯介氏の「脱システム論」を思索する

「脱システム」について考える 角幡唯介氏の「脱システム論」を思索する

ここのところ角幡氏の著作をいろいろと読んで、最近読んだ作者の中で一番共感するところが多いなと思うところが多かったです。
その中で話題になっていたのが、冒険の意義 についてです。
氏は、冒険の意義は、「脱システム」 にある、としています。

角幡唯介氏の「脱システム論」まずは角幡氏の「脱システム論」について概観してみます。

上記の記述から、角幡氏は現代社会の成り立ち、そして制度などをひっくるめて「

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パラレル読書とシーケンシャル読書について

パラレル読書とシーケンシャル読書について

今回は読書をするときにどのように書籍を読んでいくか について思索したいと思います。

まずは、記事の題名をご覧になって面食らった方もいらっしゃると思いますので、語彙の定義を行いたい と思います。

読書方法について 語彙の定義をするパラレル読書

1冊の本だけを読むのではなく、並行して複数冊の本を読んでいく 、と言うスタイルです。
例えば、今日はガチガチの哲学書を読む気分じゃないから小説を読んでみ

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電子書籍について再び考える 作者側のDXについて思索してみる

電子書籍について再び考える 作者側のDXについて思索してみる

久しぶりに電子書籍について思索してみたいと思います。

現在のデジタル読書の風景ここ2年半ほどは個人的にはデジタル読書(=電子書籍による読書)を続けていて、非常に便利 だと思っています。
新刊本の場合は紙媒体と同時の場合もあるし、数週間や数ヶ月の時間差はあってもかなりの確率で電子化されており、電子書籍オンリーで生活する環境は徐々に整いつつある と思います。

現在の一番問題は、「ちょっと古い」本の

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書評のnote記事をなかなかすっと書けない スランプを思索する

書評のnote記事をなかなかすっと書けない スランプを思索する

今回はスランプについて思索したいと思います。
スランプを漠然と思索するのではなく、note記事投稿に関してのスランプについて 思索していきたいと思います。

読書ノートについては今までも色々と記事にまとめています。
小理屈野郎のnote記事は大きく分けて2種類分類できると考えています。

小理屈野郎の記事を分類する1.思索系のもの

日頃感じた「なんだか変」とか「ちょっとした違和感」 を思索で育て

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老眼鏡を変えた 頸部痛から原因を思索する

老眼鏡を変えた 頸部痛から原因を思索する

以前にデジタル読書をする上で大事なことの一つとして、視界の問題 を挙げ、note記事にまとめました

その直後ぐらいから、なんとなく首に痛みが来だした のです。
また、読む速度のことも気になってきたのもちょうどこの頃 からです

頸部痛が出てきた最初は、それほどひどいものではなく、時折現れ、入浴すると痛みも雲散霧消 していたため「まあ、そんなものか」と思っていました。
しかししばらくすると入浴した

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近頃の読書感 小理屈野郎のデジタル読書の定点観察

近頃の読書感 小理屈野郎のデジタル読書の定点観察

ここのところデジタル読書は順調に進んでいますが、読了冊数が少し減り気味 のような気がしています。
読書はぜんぜん嫌ではありません。むしろ楽しく、習慣にもなっているので、ちょっとした隙間時間や待ち時間、その他も使える時間はほぼ読書に使っている 感じです。

このように、ちょっと違和感が出たので思索してみることにしました。
まずは本当に読書量(=読了冊数)が減っているかをチェックしてみることにしました

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