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書評のnote記事をなかなかすっと書けない スランプを思索する

今回はスランプについて思索したいと思います。
スランプを漠然と思索するのではなく、note記事投稿に関してのスランプについて 思索していきたいと思います。

読書ノートについては今までも色々と記事にまとめています。
小理屈野郎のnote記事は大きく分けて2種類分類できると考えています。

小理屈野郎の記事を分類する

1.思索系のもの

日頃感じた「なんだか変」とか「ちょっとした違和感」 を思索で育てて色々と考える内容です。
思考実験をしている感じ なので、ネタさえ見つかれば時間はそれなりにかかるものの、執筆途中も意外な発見があって非常に面白い です。
こちらの問題は、ネタを探すこと です。
うまくネタを探せるとさっと執筆に移れるのですが、ネタがないときはネタの発掘からなので、大変なときもあります。

2.書評系のもの

デジタル読書で読了した本については読書ノートをまとめています。
それをもとにした記事です。
記事の大半は、できあがっているようなもの で、今まではそれほど苦に感じることはなかったのですが、ここのところ、記事を執筆してからなんとなく違和感が出たりしているのです。

上記の分類で行くと、2.の方のスランプをこのところ感じています
ちなみに、1. の方については基本的には時折ネタが思いつくし、いったん思いつきだしたら結構そのネタから芋づる式に発想が出来ることが多いので、今のところそれなりですがうまく回っているようです。
書評系のものがしばらく続いてくると、なんとなく思索系のネタを思いつく ようなイメージです。

問題となっている書評系の基本は読書ノートです。

読書ノートは洗練されてきていると思われる

では、読書ノートについて考えてみます。
今までに、読書ノートは色々な変遷を経て現在の形になっています
これについては何度か記事をまとめています。
マガジンの「読書術」にだいたいのものははいっている と思います。

まずは、子供の読書感想文のようなものしか書けなかったですが、徐々に感想も長くなってきて、その中に考察がはいってきました。それらを効率よく進めるために、9つぐらいの質問をひな形にして、それをもとに読書ノートを作成する ようになっています。

これらの質問に答えていくことによって、いい意味でシステマティックに内容を再読するような感じで咀嚼することになっており、1回の読書で1.5回読了しているような感じ になっています。

ここのところ、内容が非常に濃いくて、読了後しばらく余韻が残る作品が少し続きました。
特に角幡唯介氏の「極夜行」と「極夜行前」は強烈 でした。
これらの読書ノートをつくるときには、読了後の感想はすらすらと書けました。そして、考察もその場ですごくスムーズに進んだ 気がします。
それをもとに読書ノートをつくったのでした

読書ノートをベースにnote記事をつくれるが、自分が感じた感動が伝えられているか自信がない

記事を書けいているときはそれほど感じなかったのですが、記事を書き終わって、投稿の直前に見直すのですが、このとき、自分の感じた感激や感動、そして考察をすべてお伝えできていない 感じを今までになく感じたのでした。
投稿直前に書き直しも考えたのですが、どこをどう変えていいのか、しばらく考えてみたのですが思いつかず、読者の方々には非常に申し訳なく、不本意なのですが、そのまま投稿とさせていただきました<m(__)m>

読書ノートのフォーマットを変える必要があるのか

以上のことから考えると、読書ノートのフォーマットは個人として使うには非常にいい もののように思えます。
読書ノートを再読してみると、読了時の感覚がありありと戻ってきます。そして、また、考察が必要ならばその場ですぐに考察が始まるようにも感じます。
自分の内面と読書ノートのリンケージはとれている感じですが、それをうまくアウトプットできていない(表現力がない) ということなのかも知れないと考えました。
読書ノートのアウトプットを見据えた質問項目を考えてみたり、今まで読了した著書の中で読書ノートについて(質問項目設定など)を見てみたのですが、明らかに何か参考になるような質問項目を見つけることが出来ませんでした。

読書ノートベースのnote記事の作り方の考察

読書ノートを付けることによって、今までの読書より、深く内容を理解できるようになった実感はあるのですが、それをうまく表現できるような状態にはなっていない 、というのが結論のようです。
読書ノートの質問項目については、今のところ過不足がないようです。もちろんこちらについても何かいい質問がないかは継続的に考えていきたいと思います。
これを乗り越えるには…今思いつく方法として、単純で不格好ではありますが、読書ノートをメインとした書評をnote記事として作成し、熟成期間を今までより少し多めにとって、何かアウトプットが出るか を考えていきたいと思います。
これを繰り返し行うしかないのではないか? と今のところは考えています。

まとめ

書評系の読書note記事執筆についてスランプを感じているので、その原因について考察してみました。
原因は内部系(読書ノートそのものの形式等の不具合)と外部系(記事執筆時の問題)に分け、それぞれの原因を思索してみました。
結果としては読書ノートについては質問項目を含め今のところ問題はなさそうとの結論でした。
記事執筆時の問題として、自分の感じたことを読書ノートに書けいているにもかかわらず、そこで感じた(特に)感情系のアウトプットがうまくいっていないことが揚げられました。
この問題の克服には、ひたすら注意しながら、推敲に少し時間を書けつつ、淡々と投稿を繰り返していくしかないと考えました。


書評のnote記事の執筆はもちろん続けていこうと考えています。
今しばらく葛藤が続く可能性があります。
読者の皆様におかれましては、少し読みにくかったりすることもあろうかと思いますが、もし良ければコメントいただければ と思います。
もちろん個人的にも何かブラッシュアップできることを引き続き考えていこうと思っています。

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