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【霊的な存在!?】「意識存在」、憑依系の魔境? ――― アヤワスカ、サイケデリクス、瞑想、ヨガ、エドガー・ケイシー
暇つぶしのオカルト怪談話です。あんまり真面目には受け取らないでくださいな。
「意識存在」「霊的な存在」「憑依系の魔境」についてちょっと情報を収集してみました。
※ このnoteで紹介する情報や人物の真実性や信頼性を私は担保しようとするつもりはありません。私自身も「この人なんかあやしいなぁ」と思ったりもあります。
あくまでオカルト怪談話の紹介です。
スピ情報をなんでもかんでも信じる方がどうかしている
最近、アヤワスカ、DMT、サイケデリクスについて、読んだり見たりしてました。
このサイケデリクス界隈では、やたらと「意識存在」――ようは、神々とか幽霊、精霊、オバケとか天使や悪魔とかについて耳にします。
以前紹介した青井硝子氏が登場する動画でも触れられています。
私自身はこういった話は全然知識が無いです。
どう扱って良いか分からないです。┐(´д`)┌
唯物論だと、こんな「意識存在」は単なる幻覚、脳の作り出した幻覚で、薬物や脳・神経・精神の異常によって生み出された幻覚ということになるし、そうでなければ勘違い、思い込み、もしくは完全なホラ話ということになります。
精神世界系の人は実在すると信じているのでしょう。
私はまったくわかんないです。
意識存在とか憑依系魔境の話は、精神世界では多い
意識存在とか憑依系魔境の話はサイケデリクス界隈だけのことではありません。
瞑想、ヨガ、西洋スピリチュアル、魔術、占い、臨死体験、体外離脱などを含む精神世界の話題では、当たり前のように語られることです。
私自身は子どもの頃に「オバケかな?」という幻覚を寝ぼけた状態で見たり、「憑依系の魔境かな?」というような悪夢障害の経験がある程度です。
あんまり興味も無いし、本能的にもこういったのには関わりたくないとも感じています。
サイケデリクス界隈以外で、私が直接スピ系の人から、こういった話をよく聞いたことがあるのは、まずは中国の気功、内丹(仙道)やクンダリニーのヨガなど、生命エネルギー系の行法の実践の界隈です。
他には「第三の目の開発」「超能力の開発」とかの人たちです。
「不思議な存在を感じるようになった」とか「視える」「聞こえる」などです。
これに関して気になったのが、精神の病を思わせるようなもの、魔境系の話を聞くことがあったということです。
たとえば「飛び降りろ」「車で突っ込め」「火をつけろ」というような幻聴が聞こえるようになったというような怖い話がありました。
サイケデリクス界隈 ―― アヤワスカ、青井硝子氏、憑依、悪魔に乗っ取られたシャーマン
最近、不気味だなと思ったのが書籍『あるがままに酔う』の青井硝子氏の体験談です。p.46~
青井硝子氏は、サイケデリクスの影響下で「シータヒーリング」の「上昇」というスピリチュアルな実践をやってみたら、“フードを被ったドクロのような何かと遭遇” して話しかけられたようです。(Kindle版, p.46)
驚いた青井氏は、すぐにその「上昇」を止めたのですが、それ以降サイケデリクスの影響下では無い「しらふ」の時でも、その「ドクロのような何か」が意識にのぼるようになりました。
さらに妄想が止まなくなったようです。
“ おそらくこの霊、だいぶタチの悪い輩です。
ドクロさんが現れると、次々と変な妄想が頭に浮かんできます。
それはたとえばこのような妄想でした。
広い土地に羊の頭骨をあしらったスピーカーとDJセットを置き、地面に五芒星を複雑にしたような模様を書き、その頂点にそれぞれピンク色のテントを張り、参加者にそのテント内でフリーセックスをしてもらいます。
スピーカーからはダークなサイケデリックトランスが流れ、五芒星の上で数十人が我を忘れて踊ります。
そしてエネルギーが最高潮になった瞬間にその五芒星の一端を切り、切った先に七夕の竹を立てておきます。
すると、集めたエネルギーが一気に竹に流入し、竹に吊るされた短冊に行き渡り、そこに書かれた願い事が叶うという寸法。
そういう、なにやら儀式の類の妄想?が次々とドクロさんから送られてきました。
繰り返しますが、シラフです。何も摂っていません。”
これはサイケデリクスによる精神異常、「魔境」、「憑依」に分離されるのでしょう。
青井氏は危機感を覚えました。
“ こういう妄想と同時に、霊能者と呼ばれる人種への忌避感というか、連絡を取りたくない気持ちがどんどん強くなっていきました。
──ぼくは大学で生物学を学んだので、この現象は知ってます。
ハリガネムシに寄生されたカマキリは、自分の意思に反して水辺に近付きます。
ハリガネムシに操られているからです。
水辺にカマキリのお腹が触れると、腸にいたハリガネムシはそのお腹を突き破って水の中にちゅるり。
他にもロイコクロリディウムという寄生虫がいます。これに寄生されたカタツムリは、普段なら絶対に行かない葉っぱの上に行って鳥に食べられます。
これも操られた結果です。
カタツムリは死にますが、一緒に食べられたロイコクロリディウムはまんまと鳥の体内で生き延びます。
おそらく同じことが起こっている。”
この事態の顛末は、青井氏は連絡を取りたくないという気持ちを抑えて知人の「霊能者」に助けを求め、処置してもらい大事にはいたらなかったようです。
個人的なことですが、私はこの部分を読んで自分が経験した悪夢障害と性質が似てるんじゃないかとふと感じました。
他にもサイケデリクス絡みの怖い話↓↓ 信じるも信じないもあなた次第、、、
悪魔に乗っ取られたシャーマンとの闘いの話。
人類学者 蛭川立氏の場合 ―― 実在しない!
人類学者、蛭川立氏の『精神の星座』(2011年)を読んだことがあります。
アヤワスカの体験が語られていました。
最近、増補版が出たようですね。
蛭川氏はアヤワスカのお茶会の体験中に、意識存在に遭遇したようです。
現在の蛭川氏の胸の内は分かりませんが、『精神の星座』(2011年)の時点では、そういった意識存在は実在しないと考えていたようです。
“……お茶会のヴィジョンの中に出てくる存在たちは、自分の無意識の中にあるイメージが人間の形をとって現れてきているだけであって、たぶん実在するものではないと思うんですね。…… ……神様的な存在たちが伝えてくるメッセージって愛だとか平和だとかなんだか抽象的で、もっと具体的に環境をよくするための技術、たとえばきわめて効率のいい太陽光発電装置の作り方とか、そういう実際的な技術をこまごまと教えてくれたっていいはずなのに・・・・・・。”
“……誰かが神様と出会って画期的な方程式を授かったとか、そういうことがあれば、むしろ大歓迎なんですよ。でもいまのところアヤワスカ茶界隈ではさっぱりそういう話はきいたことがありませんからね。”
ちなみにですが『精神の星座』(2011年)によると蛭川氏は、おそらく実力のある人に、クンダリーニ系のハタ・ヨーガの指導を受けて、そのクンダリーニという生命エネルギー覚醒の初期的な体験をしたようです。
関連note:【Mudra】ムドラーとは >> ムドラーの体験
私が聞いたことのある不確かな情報だと、蛭川氏はこの生命エネルギーの体験後に「クンダリニー症候群」のような体調不良に見舞われたようです。
『精神の星座』の出版後にも心身の具合が悪い状態が続いていたと聞いたことがあります。
体調は回復したのでしょうか?
心理学の石川勇一氏の場合 ―― 実在する!
臨床心理学、トランスパーソナル心理学が専門の石川勇一氏も、意識存在に関する直接的な体験があって書籍などで言及しています。
石川勇一氏は精霊などは実在すると考えているようです。
1:40~ アヤワスカの体験
4:45~ アヤワスカ儀式中に出会った「黒い霊鳥」
6:42~ 目に見えない世界、霊的な存在の「実在」
10:10~ タイでの仏教修行中の「精霊」との出会い
↓↓ 上の動画で触れられている南米のシャーマンのアマリンゴさんの「黒い霊鳥」?
ヨガや瞑想 ―― 霊的な存在とのチャンネル、チャクラ開発による「霊眼」
ヨガや瞑想の世界でも、神、霊など意識存在について語られています。
相川圭子氏はヨガや瞑想の世界では有名のようです。
私は「ヨグマタ」相川氏の書籍を一冊も読んだことがないので、どのような種類のヨガを教えているのかなど詳しいことは知りません。
4:38~ 瞑想のやり方によっては、おかしなものとつながってしまい「魔境」に入ることがある。
9:20~ 魔境、霊的存在、憑依
12:30~ スピリチュアルなことには危険性もある。
いろんな「回路」がある。悪い波動や霊的世界がある。
16:15~ 瞑想、私たちの奥深くに私たちを生かしている存在
35:15~ シャーマンとの違い、アヤワスカなど薬草
38:20~ いろいろなエネルギー、神々、ブラフマン、怖いエネルギーもある
バクティ・ヨガとクンダリニー・ヨガを重視しているヨガ教室のようです。
シャーンティデーヴァの『入菩薩行論』や、「ナーローの六ヨーガ」に触れたりと他の健康系ヨガ教室とはかなり毛色が違っているように感じられます。
詳しく正確なことは私は知りませんが、動画をいろいろと見る限りでは、このヨガ教室の指導者の松川慧照氏は相当にクンダリニーなどに関して体験的な理解と実力のある指導者のように感じられます。
40:50~ 第3チャクラのマニプーラ・チャクラが開発されると、「内的な視覚」が開発されて「低級な霊的存在」を含めていろんなものが視えるようになり危険もある
・クンダリニーなど生命エネルギーの実践のリスク
「意識存在」の話とはちょっと変わりますが、紹介したヨガ指導者の松川慧照氏は、クンダリニーの実践については、適切な指導者、バクティ、帰依、心の浄化、徳さえあれば、それほど危険性は無いという考えのようです。
このクンダリニーなど生命エネルギー系のリスクについては、指導者によっても様々な考えがあるようです。
私が昔、聞いたことがあるのでは、ヨガに熱心な人で、書籍『魂の科学』などで日本でも知られるスワミ・ヨーゲシヴァラナンダ師のアシュラムに行き、師から直接に瞑想指導を受けたこともある人の話です。
その人はクンダリニーのヨガはリスクが大きいと話していました。
あるときクンダリニーの体験があったようなのですが、それ以降数ヶ月間にわたり脳・精神の機能に異常が生じて、引きこもり状態になってしまったようです。
数ヶ月休息したら社会復帰できたのですが、また懲りずにヨガの行法を始めてクンダリニーの体験をして、また数ヶ月引きこもり状態になってしまったようです。
昔、私が少し世話になったこともある内丹の流れをくむ気功の中国人指導者も、生命エネルギー系に含まれる内丹(仙道)の実践では、とくに、魔境(気功偏差、走火入魔)に気をつけなければならないと頻繁に注意していました。
内丹以外にも中国の気功には、生命エネルギー系のマニアックな気功流派の実践があるのですが、どの実践でも走火入魔への備えは大切なこととされている印象があります。
この瞑想する人noteでたまに触れている上祐史浩氏は、クンダリニーなど相当にいろいろと体験していると思われますが、今日ではリスク面を強調しているようです。
“ ★開始から26分58秒の所に訂正があります。
誤)ラマ・ケツンサンポ
正)ツルティム・ケサン ”
24:37~ クンダリニーのヨーガについて
関連note
関連note:神秘体験の弊害(瞑想する人note)
西洋スピリチュアル ―― エドガー・ケイシー
シルバーバーチやエドガー・ケイシーなど西洋スピリチュアルでも当たり前のように意識存在の話が出てきます。
そもそもシルバーバーチ自体が、信奉者によって霊的な存在と信じられています。
エドガー・ケイシーに関しても、たとえば「ハラリエル」なる霊的な存在が、ケイシーの口を通して日本沈没を予言したと信じられています。
参考
1:40~ エドガー・ケイシーの「波動療法」で用いられる装置について
7:06~ 除霊装置としても用いられる。ケイシーによると霊的存在は人間の神経系を通して憑依しやすい。人間の神経は霊的存在から見ると光った塊に見える。
0:41~ 亡くなった人の霊魂が地上にとどまったり憑依したりの話。
1:34~ 霊的な自覚が無い人はこの世に残りやすい。
5:03~ 憎しみをもった霊
5:50~ ケイシーのエピソード。亡くなったという自覚の無い霊。光の方へ行けというアドバイス。
ついでに、エドガー・ケイシーの情報にも、生命エネルギー系の実践に関係しそうなものがあります。
関連note
参考情報 :
マイクル・シャーマー 著 岡田 靖史 訳 『なぜ人はニセ科学を信じるのか Ⅰ 奇妙な論理が蔓延するとき』 早川書房 2003 p.149~ 「第4章 逸脱 自然現象、超常現象、そしてエドガー・ケイシー」
マーティン・ガードナー 著 市場 泰男 訳 『奇妙な論理 Ⅱ なぜニセ科学に惹かれるのか』 早川書房 2003 p.194~ 「ケイシーの心霊術的診断」
意識存在への対処法
精神世界では意識存在が信じられていて、魔境、憑依といった現象にも関わると信じられています。
よろしくない意識存在からの影響への対処法については、いろいろと言われていますが、だいだい共通することがあります。
・精神世界系の変な話には関わらずに、現実社会で健全に、健康的に生きる。
霊能開発、チャネリング、魔術やおまじない、オカルト儀式、霊能者との関わりには要注意。
・なんでもかんでもスピリチュアルなやり方で解決しようとしない。スピリチュアルに依存しない。
・とくにエゴ、利己、肉体的・物質的な欲望、他を害することなどのために、スピリチュアルやサイケデリクスに関わるのは非常に危険。
たとえば、物質的な欲望に応えるような霊的存在は危険な存在であることが多く、そういった存在は必ず代償・犠牲を求めてくる。
・精神世界に関心を持って霊的な探究をする場合には、高い精神性を目標として、慈悲慈愛、利他の精神、菩提心を持ち、心を浄化し、善行し、誠実に生きる。
そうすると良からぬ意識存在との「波長」が合わないし、善意ある高い霊的存在の守護がある。
※ このnoteで紹介する情報や人物の真実性や信頼性を私は担保しようとするつもりはありません。私自身も「この人なんかあやしいなぁ」と思ったりもあります。
あくまでオカルト怪談話の紹介です。
スピ情報をなんでもかんでも信じる方がどうかしている。