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具合が悪い時に薬を飲んで何が悪い。

先日、知人と話していた時に、多くの人が病気になったり体に不調を感じていたりしても病院へも行かず、薬も飲まないという話題になりました。
知人も私も早く不快を解消したいたちなので、病院にも薬にも頼るタイプです。

皆さんおよびその周りの方々はどうですか。
私は子供の頃から冷えやすく血流が悪いので、腹痛、生理痛、しもやけに悩まされてきました。
年をとってからは頭痛にも時々苛まれています。

子供の頃は田舎に住んでいたので具合が悪くなった状態で徒歩やバス、汽車で移動するのは辛く、また、商業施設や店舗などもあまり無いため、休むこともトイレを借りることもままならないので、早めに薬を飲んで自らを守るようにしていました。

今でもバッグの中には常備薬が入っていますし、体質改善のために病院を訪れ漢方を処方してもらっています。

また、年々風邪をひいたらなかなか治らないので、気配を感じたら早めに薬を飲んで悪化しないようにしています。

そんな生き方をしている私に対し、多くの人が「薬に頼っている、飲み過ぎだ」、と指摘します。
その人たちは病気の時にどうしているかというと、「薬はできるだけ飲まず自然に治すようにしている」そうです。
風邪をひいても胃腸炎になってもマスクもせず、人前はおろか食事の場にも現れて具合悪いアピールする人々。
周りは迷惑だし、本人も病状が悪化してストレスがたまると思うのですが。
我慢する自分が好きなのでしょうか。
まあ、人それぞれ好きにすればいいと思うのですが、苦しんでいるこちらに罪悪感を与えようとしたり、己の自然治癒信仰のせいで周りが迷惑していたりすることだけは気づいてほしいと思います。

よく情報番組などで女性同士の間で生理痛に理解がえられないことが話題になっていますよね。
私も体験したことがあるのですが、生理痛で薬を飲んでいると言うと、それは良くないと言う女性は少なからずいます。
薬を飲まなかった場合に訪れるさらなる体調不良について何の責任も取れない上に、助けてくれるわけでもないのに何であのようなことを言うのでしょうか。

正義感丸出しのそのお顔は、同じ痛みが訪れますようにと私が呪いをかけていることにはまったくお気づきではないようで‥。


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