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どうなりたいのか - こころの治癒⑦

(心のカタチより)

あなたは。。。
どうなりたいのですか。

その答えはいつもあなたの心の中にある。

前回、「こころの自分ルール」のお話をしました。この話しでは”恥ずかしい”を例に自身が知らず知らず自分ルールを心に植えつけ『躊躇』する話しでした。それが自分の気持ちさえも抑え、心を疲れさせる理由となっていたことを。

ただ。その自分ルールは幼い頃に植えついた芽でもあり、人生により幾分か育てられていると想定されます。その芽は正しくもあるが、それにより鬱など心の病にもなり得るのです。

心に害をもたらす雑草は摘み取るのに理由が必要です。その理由は心の中にあるたった一つの答えしかその術を与えません。

それに気づくには自身の心を極めて”整理整頓”する必要があります。心に芽づく分厚く重なりあった自分ルールという感情をどうするかは自分しだいですが、害になる感情は、一旦、こころの棚に仕舞っておくのです。

その棚とは、感情という棚と本音という棚です。感情の元となる物事は、一旦、感情の棚に置いておくのです。結果、本音という棚には。

『いつも気持のままに』となります。

これをいつも引き出せる整理整頓が”こころの治癒”に役に立つのです。

「こころの整理整頓」

これは1つの例となりますが、自分たちは多かれ少なかれ人と接します。それは、人に心があり、その心と触れながら人生を歩むからです。

子供の頃「人には親切にしなさい」「困っている人を見たら助けなさい」などなど。自分たちは多くの道徳を学びんできました。それは人としてとても大切な心ですが、自身を優先する大切な”もの”を見失わせもします。

それは相手を想うがばかりに、知らず知らずに自分を犠牲にしてしまうのです。

道徳的な行為は人として大切なことです。ただし、その前に自分が”幸せ”でなければ、相手も幸せに感じれないことにあります。道徳という名の感情(カタチ)に囚われては相手に伝わるものも伝えられなくなります。

1つ目の整理整頓は、自身が”幸せ”になるために想いを寄せる人のことは一旦棚に置くのです。

幸せは与えるものではありません。自身の幸せを共感し合って得るものです。作った幸せは相手に不幸さえ与えます。自身が幸せになってこそ、相手もそれを感じ共感という幸せを分かち合えるのです。

2つ目以降のすべての整理整頓は、感情となる物事はすべて感情の棚に置くのです。例は強いてここでは省きますが、胸に手を当て鼓動が感じれないことはすべて感情という棚に一旦置くべきです。

「どうなりたいのか」

人に「あなたはどうなりたいのか」と聞くといろんな答が返ってきます。それは、その人の心に湧いた感情により様々な答え方があるからです。

その答え方とは、その時々の「考え」や「思い」に関係します。そして、それ事態が知らず知らずに感情に囚われた答えであり、本来の答えではないことに気づかなければなりません。

「あなたは、どうなりたいのか」

一旦、この続きを読む前に”どうなりたいのか”頭に浮かべてみてください。

−−−−−−−− 休憩 −−−−−−−−

何か頭に浮かびましたか。もし、何も浮かばないのなら、それも感情に囚われ、あれもこれも考え過ぎていると思われます。

人によっては、ここで問われている”模範的答え”を考え過ぎている人もいるかも知れませんね。

「自分の幸せ」

人は”幸せになりたい”と云う。あなたも例外なく幸せになりたいはずです。

もし「自分は不幸しかない」、「心の病で幸せになれない」などと思い、今、もしくは長い間、幸せになることを諦めているのなら、その人こそ”幸せになりたい”思いが強い人です。

例外なく、人は産まれた時から”幸せ”をこころに持たされ活きております。その活きがいとなるこころのチカラの源は”幸せ”にありるから”幸せになりたい”と云うのです。

人は”どうなりたいのか”の答えは一つ。

”自分が幸せになりたい”

が本当の答えとなるはずです。
こころの整理整頓の本音という棚に置くのは”幸せになりたい”しかないのです。

人がどうなりたいのかは”幸せになる”ことだけなら、それに伴う言動も決まってくるという”もの”です。自分の”幸せ”を優先してこそ、自身の周りにいる人々もその幸せを納得し分かち合えるのです。

補足。
子供の頃、いろんな道徳を学びます。それは人として当たり前な行為で、強いて行うことではないのです。それを自分ルールや頭で”そうするもの”として人に対して行う必要はないのです。

道徳とは、当たり前なこととして行うことで感情は不要なことです。

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