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自分を導く - こころの治癒⑧

(心のカタチより)

卵が先か。鶏が先か。
物事には何を先にするかを悩むことがある。その悩む事態が感情を湧かし自身の心を次第に犯しだしもする。

前回「どうなりたいのか」というお話をしました。そのお話で”こころの整理整頓”をする本音という棚に”幸せになりたい”だけと云いました。

それを極端な整理整頓と想われるかも知れませんが、人は原点に立つことで周りがよく見えてくる”もの”です。言い換えれば原点を知らず物事を考えれば、悩むことは出来ても、根拠が揺らげば”不安”を湧かし答えを導けないくさせるのです。

「幸せになりたい」

人の心の中にある本音という棚とは”気持ち”のことです。その気持ちはいつも”幸せ”を望んでおり、自身に起きる物事は根拠となる基準ですべてを幸せかどうか判断します。

もし、”幸せ”でない物事には感情を湧かして知らせるのです。怒ったり、悲しかったり、苦しかったりして。

それら感情は、本音と違っているよと”どうしたいのか”気づかそうとしているのです。

人はそれに気づければ良いが、大概は不幸な物事に心囚われ理由探しに躍起になってしまいます。それは自分を不幸にした理由という名の犯人を探しで、何のこころの解決にもならなくても、そうするしかできないくさせるのです。

人は理由を知って”どうしたいのか”。
自分を不幸にした物事(あいて)を懲らしめたいのか。それとも、その理由を知って納得ができるのか。いや。何にしてもそれは感情を更に湧かす理由(えさ)になるだけです。

そもそも。不幸な物事に理由はあっても原因にはなならないのです。不幸と感じているのは自分の心だから犯人にはならないのです。原因となる心は感情を治めようと気づかせているだけだから、本音という棚にある”幸せになりたい”が叶えば犯人とは違うのです。

もし。自分の心が”不幸”と気づいたら、それは自分の気持ちを優先するチャンスなのです。

「不安を考えれば」

物事にはいろんな出来事があります。その代表てきなのが。

人は人生を歩めば必ず人と出会うことです”

出会う人は家族だったり、友達だったり、親友だったり、仕事の同僚だったりもします。そんな中で家族同様に大切となる存在がおります。半生を共に活きるかも知れないパートナーの存在です。

そんなパートナーとの関係において”悩む”ことありませんか。そして、その”悩む”ことに執着して、解決すべく『考える』をしてませんか。

何故、”考える”をするのですか。
それには、相手が自分をどう想っているのか確信を持てない自分がいるからに他ありません。

もちろん、当人に問うことも出来ますが、その答えが本音かどうか確認する術を持たず、更に悩ませたりもします。

それは自身の心が原因で自身の心の不安を”考える”で補(おぎな)おうとするからそうなるのです。

『不安を考えれば、不安(かんじょう)しか湧かないのです』

本来、人の関係は互いの心の距離をどう保つかにあります。云い替えれば”こころの距離”をどう感じ合うかです。

相手と自分の”こころの距離”は家族・友達・親友・仕事の同僚・パートナーとそれぞれの距離が異なります。その距離を測る”もの”とは自身の心であり、互いの”幸せ”を感じる距離感が判らせてくれます。

「物事を幸せに思う」のと。
「お互いを感じ”幸せ”に感じる」のと。
まったく違うのです。

それは、”お互いを感じ幸せに感じる”には距離が解るからです。

自分たちは”こころの距離”を知らず知らずに使います。その距離を保つこととして、例えば「おもてなし」があり、相手との”幸せ”を感じ保つのです。家族・友達・仕事の同僚・パートナーなども互いの”幸せ”の距離を保つことがその関係を築きます。

幸せとは、自分のこころにある”幸せ”とどのぐらい共感(おなじ)か測れ(かんじれ)ば自然と知り得るのです。そこには不安という感情は入りません。

「自分を導く」

人は”幸せ”を好みます。それは自分に限らず誰もが当たり前なこと。悩むのが先か。幸せになるのが先か。考えなくても、その答えは自分が1番解っているはずです。

ならば。
人との関係に悩むより先に”悩む”より、自分に起きた物事に”悩む”より、優先するのは自身の”幸せ”です。それは自身の”幸せ”ばかりを考えるのではなく、一旦、自身を悩ますことに休憩する術です。

『今は幸せと感じれることをしましょう!!』

それは、自身を悩ますことと全く異なる事で”幸せ”を感じるのです。

それが過去に”幸せ”と感じた事でも良いし、自分が興味を持っている未知の事でも良いのです。自身が”幸せ”を感じれることを優先するのです。

それには。自分に予定を立てるのです。
1つの”幸せ”を感じたら、それに満足するのではなく、次の”幸せ”を予定を繋ぐのです。人は”幸せ”を好みます。”幸せ”なことは幾つやっても、やり過ぎはないのです。

自分の満足という欲(かんじょう)を満たすのではなく、人生を愉しみ一つでも多くの”幸せ”を感じることが”こころのチカラ”となり、人生を活きるチカラへと導きます。

自分の本音という棚に”幸せになりたい”がある限り、自身の1番優先する事は一つしかないのです。

それが”自身を導く”秘訣”となり、自身に関係する人々や大切なパートナーはその笑顔を感じ互いの心の距離を築くのです。それが”絆”にもなり”こころの治癒”にはよく効くクスリになるのです。


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