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白か黒かだけでは生きていくのが苦しい

*今回のnoteは、白黒思考、完璧主義で生きづらい方に向けて書いています。

人は「成功」と「失敗」、「100点がとれた」と「100点がとれなかった」など「白か黒か」の2択で物事を判断しがちです。

そうすると、”完璧な成功” 以外はすべて失敗になってしまいますし、100点以外は何点だろうと0点と同じになってしまいます。

そういう思考パターンだと、どうしても生きていくのが苦しくなりますよね。



✅人間関係・家族間が不安定に

私自身もカウンセラーになる前は、両極端な白黒思考でした。

学生まで陸上競技を本格的におこなっていて、勝たなければ意味がないということを常に言われてきたので、そのような思考パターンが刷り込まれてしまったのでしょう。

朝練の朝練、昼練、午後練の後の夜練、1日5回練習していましたし、筋力をつけるために映画「ロッキー」の、生卵を飲むシーンもマネしたことがあります。
臭くて3個しか飲めませんでしたけどね(笑)

今思えば、勝ち負けに対して異常なくらいの執着でしたが、その当時は燃えに燃えていたのでキラキラした記憶として残っています。

しかし、その両極端な白黒思考を社会人でも続けてしまったのが問題でした。

自分自身に完璧を求めるあまり、他人の欠点を認めることができなかったり、相手の失敗に厳しくなったり、人間関係や家族間が不安定になってしまったのです。

当時の私はなぜここまで人間関係・家族間がうまくいかず生きづらかったのかよくわかりませんでしたが、今ではわかります。

白か黒だけではなく、「少し成功した」「60点とれた」と、グレーな状況も認められるようにすることは、自己評価を高め、生きづらさをやわらげるために必要なことだったのです。

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