先生~先生は先生であるまえに人である~
理を教える貴方に
媚へつらうでもないわたしと
ただの三年と言う月日は
高校生のあり方になぞる
未来を謳歌するために
ここにいるわけで
高校を謳歌することも必要
すべてはいきると言うことに
直結する生き方
貴方のことを尊敬するがあまり
いろいろと聞いて
いろいろと言って
言ってもらったり
聞いてもらったり
私は貴方を敬愛するだけで
普通の生徒だとおもう
何かしたわけでない
尊敬するあまり
吸収したかった知識などを
敬愛するから
それなりに見てほしかった
認めて欲しかった
大好きな先生だったんだろう
大人になり
そんなことも忘れて
日々を生きる
何気ないことにも
理由があったりすることなど
大人になっていくのだろう
ふと、居酒屋で出会った
1人の中年男に呼び止められる
なんだろうかと言う
何かなと思うと
相手は酔っていて私をまじまじと見る
私は困惑はするが
知り合いかもと考え
私も冷静に相手を見る
その中年男は知ってる人に似ている
なるほど、
あのときに尊敬していた
あのときに敬愛していた
先生
感動の再会に少し震えるほど嬉しい
とりあえず
押さえる感情
相手からの一言は
想いもよらないこと
おまえのことが嫌いだった
なるほど
なるほど
そういうとニコニコと
その場を去る中年男
私もつられてニコニコと
顔がつくられる
何も発声ないまま
呆然と立ち尽くす
先生
先生
これは間違いなくトラウマになります
先生は先生の前に人である
わかっていますよ。
今、大人になった今だからこそ
。私は貴方に何をしたかな。
忘却の彼方が
見えない方で
ゆっくりと時間が
まわりだす
今でよかった。
今、言われてよかった。
高校生のときなら
立ち直るのに時間がかかった
今、言ってくれて
ありがとう
そう
想い
また
歩き出す
瞳には大量の涙を浮かべながら
その人生と言う道の上を
先生との再会に
感謝しながら。
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