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【オススメ書籍】データ分析・テクノロジー(コーヤチャンネル)

鈴木広野の運営するYoutube『コーヤチャンネル』に関連して、若手ビジネスパーソンのキャリアに役立ちそうなオススメ本をテーマ別にまとめました。

このページで紹介するのは『データ分析・テクノロジー』について。

これからのDXの時代では、個人も会社も、テクノロジーを無視して生き残ることはできません。昔ながらの大企業でも、テクノロジーに投資をしない会社はあっという間に滅んでいます。ひと昔前のMBA的なスキルを学ぶよりも、テクノロジーを学ぶ・プログラミングを勉強するといった行動の時間を費やす方が、圧倒的に費用対効果が高い時代が到来しています。
では何からどう学べば良いのか?ここに書いてある読書リストを参考にしてもられれば嬉しいです。
(基本的に、非エンジニアが学ぶべき本を選書しています。エンジニアの方向けのガチの本は他の方に聞いてください!)




まずはここから!

「テクノロジーとか、何か怖い…」という人でもアレルギー反応を起こさず読める2冊をセレクトしました。

クレール・クイグリー、パトリシア・フォスター共著『決定版 コンピュー
タサイエンス図鑑』

⇒元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞さんが帯コメントを書いていたのをキッカケに知った本。イラストが多く、子供時代に若返ったような新鮮な気持ちで読める素敵な本。ただし書かれている内容は高度。まずはこの本を読めば、「これからテクノロジーを楽しく学んでいきたい!」というワクワクの気持ちが生まれてくるはず 。


よせだあつこ著『パブロフくんと学ぶはじめてのプログラミング〈第2版〉』

⇒プログラミング入門書はたくさんあるが、この本がいちばん分かりやすい。というか読んでいてシンプルに面白い。これを読んだあなたもパブロフくんに癒されること間違いなし。
(※同じくパブロフくんの簿記シリーズもオススメ!)
(※個別のプログラミング学習本は、各言語ごとに異なるので割愛します)


ITの世界の基礎を知る

一歩踏み込んでITの世界のいろはを学ぶなら、この2冊がオススメ。


きたみりゅうじ著『キタミ式イラストIT塾 ITパスポート』

自分は資格の類は好きではないが、ITパスポートは別。たとえ資格そのものは取らなくとも、ここに書かれている内容はDXの時代に最低限知っておきたい
そしてITパスポートを学ぶなら、きたみさんの本がイラストも豊富で一番分かりやすい。純粋に読み物として、アレルギーを起こさず楽しく読める一冊。
(※最新版の年度になっているかチェックしてからご購入ください)


白川克・濵本佳史共著『システムを作らせる技術 エンジニアではないあなたへ』

⇒システムには「発注者」と「受注者」がいる。そして「受注者」がシステムを作るためのIT本は世の中にたくさんある。にも関わらず 、「発注者」がシステムの「作らせ方」を勉強するための本はほとんど存在しない───。
そんな問題意識から誕生したのがこの本。IT・システムコンサルにぼったくられないためのノウハウが余さず書かれている。
しかもこれからChatGPTが登場すれば、ますますこの本で語られているような上流設計やプロジェクトマネジメントのスキルの重要性の比重が増してくるはず 。その意味でも、非エンジニアこそ読んでほしい本といえる。


データ分析を学ぶなら

次にデータ分析を学びたいならこの3冊をどうぞ。私自身もデータ分析官をしていたものの、その時は本というよりは人から学ぶ・実地で学ぶ方が中心だったため、冊数は多くありません。ただしここに挙げた3冊は必ず読めばためになる本です。


西内啓著『統計学が最強の学問である』

⇒統計学の学び始めにはこの本がオススメ!2013年に出版された本だが、いまだにこの本を超えるワクワクを与えてくれる入門書は登場していない。堅苦しい数式は一切登場しないが、それでいて統計学のエッセンスを水準を落とさず説明することに成功している。すべてのビジネスがデータ
化し、データを分析することを通してサービスの質を向上させていくDXの時代に間違いなく必読の一冊。


江崎貴裕著『分析者のためのデータ解釈学入門 データの本質をとらえる技術』

⇒実際にデータ分析官として手を動かすようになったらぜひ読んでほしい一冊。データ分析の「Dos and Don’ts」(やっていいこと/悪いこと)がわかる良書。フルカラーなのでとても読みやすい。
(※さらに極めたい人は同じ江崎さんのこちらの本もどうぞ)


コール・ヌッスバウマー・ナフリック著『Google流資料作成術』

データのビジュアライズ方法がわかる本。分析したデータは絶対にそのまま上司やお客さんに見せてはいけない。必ず「何を伝えたいか」というメッセージを考え抜いて、そのメッセージに即した形でビジュアライズして伝えることが大事になってくる。データ分析官に多い「伝え下手」を克服する上で最良の書
(※スライド作成についてはこちらにも読書リストをまとめています)


テクノロジーは世界をどう変えるか?

そして一番大事なのが「テクノロジーが進歩して、私たちの生活はいったいどうなってしまうの?」ということ。それを学べる良書をご紹介します。テクノロジーが引き起こす<革命>に、皆さんが乗り遅れませんように。
(※こちらのブログ記事もぜひ。グッドラック。)


新井紀子著『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』

まずは何といってもこの本!時代に取り残されないために、文系・理系問わず全てのビジネスパーソンが読むべき超オススメ本。
この本の主張は大きく2つ。
『主張①:シンギュラリティは【絶対に】
来ない』
『主張②:にも関わらず、人間はAIによって大量失業する(=AI世界恐慌!)』

…面白いのが、一見するとこの2つの主張が矛盾するように感じること。『だって、シンギュラリティが来るからこそ、人間が失業するんじゃないの?』『シンギュラリティが来ないのに人間が失業するって、どういう
こと?』→気になる人はぜひ本書を読んでほしい。

この本が出版された2018年から4年後の2022年にMidjourney・ChatGPTなどのGenerative AIが相次いで登場したが、基本的にこの本の2つの主張・バッドシナリオ通りに物事が進行している。もはやAI領域の古典
とも言うべき超名作!


堀江貴文・落合陽一共著『10年後の仕事図鑑』

⇒同じくAIの脅威を知るために読むべきなのがこの本。テクノロジーに明るい2人が、テクノロジーの進歩によって10年後の仕事がどのように変化するか未来予知した予言の書。いま若手のビジネスパーソンは、絶対にこの本が「なくなる」と予言しているキャリアを選んではいけない!令和時代をサバイバルしたい若手ビジネスパーソンの必読書。
(※キャリアについてはこちらにもオススメの読書リストをまとめています)


西山圭太・冨山和彦共著『DXの思考法 日本経済復活への最強戦略』

⇒難易度は高いがぜひ読んでほしい一冊。個人的にはこの本で紹介されている「レイヤー」の考え方がしっくり腹落ちした。そしてこの本を読めば、なぜ古き良き日系大企業の経営陣がDXを成功させることができないかが良くわかる。そもそもの「思考法」が完全に異なるのだ。その思考法をアップデートしないままデジタル時代を生き抜くことは絶対にできない。いま2-30代のビジネスパーソンは、この本を読んで「デジタルネイティブ」として生きていくことを覚悟した方が良い。時代の数歩先をいく名作。


藤井保文著『アフターデジタル2 UXと自由』

⇒この本の主張を一言でまとめるなら『UXを考えないDXは本末転倒だ!』というもの。
著者の藤井さんは上海を拠点に活動しており、今やデジタル超先進国・中国の最新テック事情に明るい。そして中国のテクノロジー企業の特徴は『UXファースト』。ユーザーの行動データをAI解析し、とにかく使いやすいサービスを作ることを重視している。翻って日本企業はどうか?そのDXは本当にユーザー目線を向いているか?私たち日本人が世界に通用する次世代型サービスを生み出すために欠けているものを浮き彫りにした名著。
(※踏まえて新しい次世代型サービスをどう生み出すか?新規事業について、スタートアップについて、それぞれ読書リストをまとめています)


落合陽一著『働き方5.0~これからの世界をつくる仲間たちへ~』

⇒テクノロジーが人と社会のあり方を根底から変える未来を予言した本。そして本の中では、そんな未来において若手ビジネスパーソンがどのように生きていけば良いか、著者なりの温かいメッセージが送られている。私はこの本を読んでコンサルティング・ファームからAIスタートアップへの転職を決意した
(※キャリアについてはこちらにもオススメの読書リストをまとめています)


関連リンク

以下のリンクでもオススメ本をまとめています!ぜひご覧ください!

20代のうちに読むべき本
読書の仕方がわかる
キャリアについて考える
仕事の速さを極める
思考力を鍛える
メンタル管理・ストレスマネジメント
Excelを極める
スライド作成・PowerPointを極める
議事録・文章力を磨く
マーケティング
データ分析・テクノロジー
金融・お金に強くなる
デザイン
デザイン思考
新規事業
コンサルに入ったら読む本
スタートアップ・ベンチャーに入ったら読む本(※インターン含む)
組織の本質を知る
学生・就活生が読むべき本
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