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小説『パルプスリンガーズ』シリーズを読もう

読もうよ。面白いよ。そこのアナタ。読んでみなよ。

作者は遊行剣禅=サンだ。
Noteで連載している。


どんな小説なのか。未読の人向けに、ワシは勝手に書く。
すでに公開されている10作品のあらすじと導線も下部に記すので、ぜひどれか読んでみて欲しい。面白いから。

どんな小説なの?
・パルプ小説だ
毎日更新だ(スゴイ)
・短すぎず長すぎず、ほどよい量で更新されるぞ
・現在10作品目を連載中だ(2019年7月24日時点)
・短い作品で4話、長くて15話前後で完結する
・主役はパルプスリンガー(Noteでパルプ小説を書く人達)だ
・毎作品、主役が変わるぞ
どの作品から読んでも楽しめる
・舞台は全作品共通。日本、東京だ
・メキシコの乾いた風を感じる世界観だ
・東京に建造された超巨大創作売買施設 ”Note” が舞台の中心
・作者の遊行剣禅=サンと主役が毎回バディ的にアレするぞ
毎作品、テーマや趣向が変わって楽しい
・銃撃戦が起きる!
・太刀アクションが魅せる!
・とはいえゴアは控えめだから安心してほしい
・個性的なロボットが出てくる!
・ミサイルやレーザーが飛び交う!
・全23作品(ヤバイ数だ)が予定されているぞ
・作者の別シリーズ『アンブレイカブル・エゴ』と世界観がリンクしているぞ

「パルプスリンガーズ? イニシャルトーク? 身内ネタなの?」
そんな心配はいらない。確かに、登場人物は実在する。Noteにパルプ小説を投稿する人たちがイニシャルで暴れまわるが、「どれが誰」などという事を知らずに読んでもメチャ楽しめるように作られている。
そうしながらも、主役の人の作風や趣味嗜好をうまく作品に取り込んでいるあたりがスゴイ。知っている人はなおさらコーフンするというスンポーだ。
毎作品の最終話にて「今回の主役はこの人でした」と紹介されるので、気に入った主役がいれば、その人の作品を読みに行くのもいいだろう。主役の情報(既に完結している人のみ)も本投稿でまとめてみた。

「パルプ小説って? よくわからないよ……」
そんな心配はいらない。深く考える必要はない。個性的な主人公たちがサイコーの舞台でドンパチやって読者を興奮させてくれる。そういうことだ。

「ロボットものはちょっと……」
そんな心配はいらない。確かに、主人公たちはいざという時になれば、クリエイティブ能力の高い者と適合性が高いと言われる機動兵器 ”ソウルアバター” (それぞれ個性的でヤバイ)に乗り込んで戦う。だが。それ以前に。そこに至るまでのストーリーがそもそも面白い。アクション、ミステリ、バディ、カワイイ、AI、怪獣、知性マグロ、カーチェイス、時事ネタ…… などなど、毎作品、さまざまな要素で楽しませてくれるから、きっとお気に入りの回が見つかるだろう。
以下に、各作品のあらすじを書くので、ざっと目を通してみて欲しい。
ワシが言っていることが分かってもらえるはずだ。
※細かいことまで書くとネタバレになるから伏せてある。気になった作品から読んでみよう。

■作品紹介

[ 01 ]
マッド・ティー・チェイサー
記念すべき第1弾。運び屋、ヤクザ、銃撃戦。S・Cの特技はハッキングだ。テンポがめちゃイイ。短いながらもシリーズの世界観がバッチリ掴める。どこから読んでも楽しいが、まずはコレがオススメ。なおR・Vが遊行剣禅=サンだ。
- 主役:S・C / slaughtercult=サン
- 乗機:スローター・ハウンド

[ 02 ]
その黒き書に触れるな
ヤベー禁書をおさめる図書館が武装集団に占拠された。事態の収拾にあたるM・Tはナント魔術の使い手。当然銃弾も飛び交う。超巨大兵器(読んでみてのお楽しみ)もタマラン。終盤の迫力ある戦闘は必見だ。
- 主役:M・T / 三宅つの=サン
- 乗機:洛陽

[ 03 ]
戦艦でマグロを釣りにいくんですか?おかしいと思いませんかあなた?
マグロを釣って食べたい。そんなA・Dの要望に応え、R・VはA・Dと2人でヨコスカ港から海に出る。暴れる竿を操り、釣り上げたソイツの正体はまさかの……!
- 主役:A・D / 太間雷角斉=サン
- 乗機:武蔵

[ 04 ]
論理仕掛けの偶像は自由を夢見る
仮想アイドルからのSOSを受け、Y・GとR・Vはセキュリティ強固なビルに侵入する。火を噴くY・Gのマグナム。S・Cのハッキング支援。ビルの中で彼らが見たものとは…!?
- 主役:Y・G / ゆがみん=サン
- 乗機:フライシュッツ

[ 05 ]
ライフ・イズ・エンターテインメント!
ソウルアバター同士の試合に情熱を注ぐプロレスマニアのH・Mと、サポート役のAI、K/R。合理的な判断しかできないK/Rに、エンタメの神髄… 人が熱狂するロジックをどう教え込めば良いのか…? 
- 主役:H・M / へるま=サン
- 乗機:バロール

[ 06 ]
ヒトよ、ネコと和解せよ
アフロパルプスリンガー筆頭のM・Nと愛猫のFuちゃんが、Note界の猫たちを救うべく立ち上がる。勇者ロボもシビレるが、M・N本人の太刀捌き、そしてFuちゃんの活躍がイイ(J・Qもチョイ役で出てるぞ!)。
- M・N&Fuちゃん / 牧野なおき=サン&ふーちゃん
- 乗機:セクト・マキナ

[ 07 ]
走れ、穿て、守れ
連載当時からその疾走感が絶賛されていたカーチェイス回。姉御肌の女性パルプスリンガーS・Rが1話目から愛車をカッ飛ばし、行く手を阻む敵を蹴散らしながらそのまま最終話まで駆け抜ける。愛機のアクションもサイコーにカッコイイ。
- 主役:S・R / 榊亮=サン
- 乗機:ガン・フロッガー

[ 08 ]
ガイズ・ミーツ・怪獣
禁書事件([02] M・T)の動画を見た怪獣大好きっ子T・Dが言った。「巨人… 怪獣…… なんで僕も誘ってくれなかったの……」。巻き込まれたR・Vは、T・Dと2人で廃墟へと向かう。怪獣が出るという噂の廃墟へと…。いるのか!? 怪獣は!? 実在するのか!?
- 主役:T・D / タイラダでん=サン
- 乗機:スサノオ

[ 09 ]
賽を振るは、神か人か
パルプスリンガーたちの仕事ぶりが垣間見える回。労働には適切な対価を。依頼を受けた6・DとR・Vは、人々を扇動するネット工作の元凶を断つべく拠点に殴りこむ。ダイス使いの6・D… ダイス使いって時点でもうカッコイイ。彼らは恐ろしい計画を目の当たりにすることになる…。
- 主役:6・D / むつぎはじめ=サン
- 乗機:ブラック・シックス

[ 10 ]
パンドラ・イン・ジ・オーシャン
現在、連載中。深海モノだ。[03] A・Dの回と関連している。あらすじは書けない。とにかく冒頭の一行を読んでもらえればわかる。M・Hの個性的な魚屋アクションが炸裂しまくり、クライマックスはもうすぐだ。
- 主役:M・H / まだヒミツ
- 乗機:デカイぞ!(読んでみて)


……とまあ、こんな感じだ。
毎回、趣向を凝らしたテーマで読み手を楽しませてくれる。
前の作品が次の作品に絡んでくることもあるので、スナオに第1作目から順に読むことを推奨したいところだ。……が、先に述べたように ”どこから読んでも面白い” ので、「読んでみようかなあ…」「でも全部読めるかなあ…時間がなあ…」と迷っている人は、気になった作品から飛び込んでみよう。


■その他(日常回について)
上記の連載と並行して、時々「日常回」が追加される。
(毎日シリーズ更新していながら… 一体いつ書いてるんだ!)
日常回は、シリーズ中にも頻繁に登場するバー「メキシコ」が舞台になることが多く、そこに通い詰めるパルプスリンガーたちが多数登場する。シリーズとはまた違う一面が垣間見えて面白い。サクッと読み切れる気持ちよさ。

[ 日常回 ① ]
光の辻説法者、闇系の暗黒ガールに接敵する

R・Vの友人で日常回メインの女性N・Mが初登場。ゾンビパウダー!

[ 日常回 ② ]
朝起きたらようじょになってるなんてそんなバカな展開が
オーマイブッダ! R・Vが幼女に…?

[ 日常回 ③ ]
デスペラード・カレー
カレーに対する拘りが衝突し、銃撃戦に発展する。バー「メキシコ」の日常だ。

[ 日常回 ④ ]
物事にはてーぴーおーってのがあるでしょうよ!?
挨拶代わりに銃を撃つような世界にも、守るべきルールがある。そういう大切なことを教えてくれる。

[ 日常回 ⑤ ]
ノートちゃんは小説というものが良くわからない

超巨大創作売買施設 ”Note”。その運営を担当する管理AI、ノートちゃんの奮闘記だ。カワイイ。がんばれ!

―― 以上だ。

※勝手なお知らせ※
今年のコミケで物理書籍も販売されるぞ!

コミケに行く人は要チェックだ。


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