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前進、あるいは前進のように思われるもの

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わたしの人生が前進したな、と感じた気づきを綴っています。
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#振り返りnote

過去を宝物にするひと。

過去を宝物にするひと。

わたしは、誕生日占いで自分の性格について書かれていることを読むのが非常に好きだ。

当たってる当たってないに関わらず、その文章を受け取った時の自分の心の反応を見るのが好きだからだ。数ある占いの中でも特に気に入ったのが、"過去を宝物としてそこから創造する人"という言葉だ。

振り返ってみれば、わたしが何かを生み出している時って、過去から積み上げていく発想をしていることがとても多い。

最近の事例だと

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知らないうちに疲れすぎていた

エレガント人生さんの、ブラック企業に勤めるカップルというコントを見た。意図せずにボーッとしてしまう様子がとてもリアルで秀逸に感じた。
現実には、疲れすぎている時の自分の行動をこうやって外側から客観視することはできないからこそ、非常に興味深いなと思った。
だから、定期的に人と過ごす時間を持ち、客観的に自分の状態を観測できることが大事だと思う。

私が大学院生だった頃、バイオ研究に従事し忙しすぎて疲労

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自分に慣れる

自分に慣れる

わたしは新しい環境が苦手だ。
新しい環境に慣れるのが遅い。
そう思っていた。

新しい環境では、人に話しかけるたびにオロオロする。勝手に苦手意識を持つ。大学時代までずっとこんな感じだった。
でも、人間関係で辛い思いをした大学時代を経て社会人になった今、新しい環境や初めて会う人がそこまで怖くなくなっていることに気づいて自分でも驚いている。

わたしって、環境じゃなくてわたし自身に慣れていなかったんじ

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お客様体質のほんとうの意味

お客様体質のほんとうの意味

大学院生の頃、わたしは研究室でバイオ研究に従事していた。
その頃のわたしの状態は、なぜだかまるでゲームでHPが減り続ける毒沼に落ちたみたいに、全てがうまくいかなかったのである。

配属されて最初の方のプレゼンで、自分の研究の意義を否定されたように感じたこと。また、大人同士が学生について話しているのを側で聞いて、まるで品定めするようなその態度になんとなく嫌な気持ちになったこと。配属されて間もない時期

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ダメなあなたも好きだよが言えない

ダメなあなたも好きだよが言えない

「ダメダメだね、わたし。」 これはわたしがよく親しい人に吐く弱音だ。特に、パートナーに対してよく言ってしまう。すると彼は、大抵こんなふうに返してくれる。「ダメじゃないよ。すごいんだよ。」

最近この一連の流れの中で起こる自分の心の動きが面白いな、と感じたので書いてみる。

「ダメじゃないよ、すごいんだよ」 はこうして文字に起こしてみると、なんて素晴らしい言葉なんだろう。悪いことを否定して、さらに持

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