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高校生のための【リアル就職・進路相談会】をやりました

こんにちは、ジュリアンです。


タイトルにある

『高校生のためのリアル就職・進路相談会』

私がこれまで仕事、結婚、転職、起業という人生のターニングポイントでたくさん悩み、苦労したことから、

子供を幸せになるためには何が必要なんだろうと妄想から考えたサービス。


このサービスを作った理由は、
子供たちが良い学歴を遺すことを目標にするんじゃなくて、
自分の意志でやりたいことを見つけて充実した人生を送ってもらいたいから。


ほとんどの家庭では、
とりあえず大学に進学して就職するという目的のない人生を歩んでいる子供たちが多い。


それをこのサービスでは、
高校生までの早いうちに身近で働く人を見て、
その中でロールモデルを見つけて、
なりたい仕事を決めてから、
必要な進路を決めるというもの
です。


そして不登校や学校に行き渋っている子、
不調を抱えた子が増えていく理由の1つは、


憧れる大人が身近にいないこと


戦前、戦後は自営業が当たり前で、
身近に自分の仕事を持っている人も多かったし、
子供がお店や知り合いの仕事を手伝うことも日常的でした。

それが今は会社員、デスクワークが増えたことで、どんな仕事があるのか子供たちには見えづらく分かりにくくなりなりました。

そうなると将来のために勉強しろって親に言われても、
子供は何でやらないといけないのか腹落ちできなくて
限界を超えると不登校になってしまいます。
(私がサポートしている不登校の子も同じことを言ってました)


そして大学に行ってから「やりたいことを見つける戦法」も私としては時間とお金ももったいないなと感じています。


ということで、今回は数年前から私の頭の中で妄想していた計画を初めて開催してみました。


食育講座で「子供が幸せになるためには、まず親が幸せになること」って熱弁している私


★自己紹介★

ヘルスコーチをしているジュリアンです!
接骨院に13年間勤務した元院長。

国家資格を取得し親子の栄養療法や対話を中心に、
心身共に不安定な思春期の不調の改善
・子供の運動や勉強の能力アップ
によって家族が幸せになるためのサポート
をしています。

対面、オンラインのセッションでは個人向けに栄養指導、対話、治療や外の世界を知るための体験活動を行っています。


【経歴】
・これまで大人8000人、子供2000人以上の計1万人以上の体を改善

・さまざまなスポーツの全国大会、国体、日本選手権などに出場する選手のサポートや試合の帯同を行う

・栄養、運動指導で子供、産前産後の方、お母さんの体質改善、メンタルケアに取り組む

・受験期の子供や社会人の方向けに、脳のパフォーマンスを上げる生活習慣の指導を行う


・思春期を中心に「子供のメンタル、体の不調はだいたい食事が関係しているよ」って話を保育園、学校、スポーツチームで健康講座を多数開催してきました。



高校生の進路の悩み


今回のお悩みを抱えた相談者は私のクライアントさんである高校生の女の子。


相談会の様子。
(私の長男も仕事の手伝いをしてくれています。)


この子は普段は学校に通えていますが、
疲労が溜まってしまうと時々学校に行けない時期があったり、
部活に参加できないなどを繰り返していました。


彼女も早稲田・慶応大学に行けるくらいの頭脳を持っていますが、
以前から将来の進路に悩んでいました。

そこで相談に答えてくれたのは、
美大に通いアートセラピーでこれまで100人以上の人の相談に乗ってきた
斎藤ももえ先生


相談までの経緯としては、

数カ月前の私と女の子が行ったセッションで
「学校に行けない日は何して過ごしてるの?」と聞くと、


「イラストを描いています!」
と教えてくれて絵を見せてもらうと、

呪術廻戦などアニメのイラストを凄く上手に描いていました。


でも本人はアート、美術系の仕事では将来食べていくのは難しいと分かっているため、その時はその進路を本気で考えていませんでした。


その後のセッションで改めて進路の話になり、
「どんなことに興味があるの?」と聞くと


「やっぱりアートとかあと建築系にも興味があります」
と答えてくれてました。


そこで彼女の将来のビジョン、やりたいことなどいろんな話を聞かせてもらい
「じゃあ知り合いの美術関係に詳しい人に進路とか就職について話を聞いてみようか」
ということで、今回の相談に至りました。


1時間ちょっとの相談会の中で、
・美大と普通の大学の美術系の学部に行くことの違い
・美術系の学部を卒業後の就職先の選択肢
 など
いろんな角度から就職と進路を絡めてお話を聞かせてもらいました。


ももえ先生の抜群のカウンセリング力もあり
女の子も自分が本当に興味があることが頭の中で整理され、
最初は漠然とアート・建築系だったのが最終的には、

インテリアデザインが一番好きだということが分かりました。

そしてこれからの計画としては、
美大をマンツーマンで案内してもらったり
美大の先生やインテリア系の仕事をしている方の話を聞かせてもらう予定です。


その中で自分のやりたいことや進路が定まればそれが一番いいし、
その仕事をしている人の話を聞く中で、
「やっぱり違うかな」と感じたらまた違う選択肢を一緒に探せばいいかなとラフな感じで行っています。


もしこのサービスに興味がある方は、
私の公式LINEまでメッセージをください。





子供たちが進路や就職に悩む根本的な理由


学生が進路に迷ったり、悩む一番の理由は先ほども話した、


身近に憧れる大人がいないから


私が接骨院で働いていた時も進路について学生からの相談は多く、
「進路ってどうやって決めればいいですか?」と何度も子供たちに聞かれました。


実際にいろんな話を聞く中で、
子供たちはこんなにも中身の無い人生を送っているのかと私はショックでした。


親からは一般的な教育カリキュラムの高校や大学に通うことを当たり前に教えられてきたことで、
とりあえず塾にも行くという風に
勉強をすることが目的になっている子がとても多いんです。


でも子供たちは勉強を頑張って、頭の良い学校に入ったからといって主体的に進路や仕事を決めることはできません。


その理由は、
学校でする勉強と将来の仕事のギャップが大きすぎるから


第二次世界大戦の前や後は、
農業・漁業などの第一次産業という「自然を相手にする仕事」
製造業などの第二次産業という「モノを相手にする仕事」
それらがメインでした。

当時は日本自体が貧しかったこともあり、学校に通うことで学歴=給料の高い仕事に就けるという構図が出来上がり、それを多くの人を目指しました。


でも1970年には第三次産業であるサービス業という「人を相手にする仕事」が、働く人の50%を超え多くの人が接客業や会社員になってきました。


これが今回の大事なポイントで、


サービス業が増えてきた時期と重なるように不登校も増え始めたのです。


不登校にもいろんな原因がありますが、その多くの要因となるのは
「何で学校でこんな勉強をしないといけないんだろう」
と考えるようになることです。


多分大人なら子供の頃に一度は感じたことがあると思います。

「微分・積分ってこの先いつ使うんだよ」


数学に限らずどの教科も「これ将来どんな時に役立つのかな?」って考えるけど、
「それを先生とか親に言ってもどうせ言い負けるからとりあえず勉強するか!」
ってみんな勉強をしていたと思います。


それがこの5年ほど、スマホでいろんな情報を知ることができるようになったことで、
YouTubeでも分かりやすく授業を教えてくれる先生もいるし、
社会人になってこんな知識使わないって分かってしまい


「別に学校で勉強しなくてもいいんじゃない?」って気づいてしまった子も多いです。


この流れだけ見ると、あまり頭の良くない子がそう考えているんだろうと思う方もいるかもしれません。


でも今増えている不登校は逆で、
頭の良い子ほどこの現実に気づいて不登校になっているんです。


実際に私がサポートしている子たちも、みんな偏差値の高い学校に通っている子ばかりです。


そして学校で教えていることは先ほどの、
第二次産業「モノを相手にする仕事」の内容ばかりです。


でも学校が将来の仕事のためにあるなら、
第三次産業であるサービス業「人を相手にする仕事」について教えないといけないはずです。


そのギャップが子供たちの不登校や心の不調をつくっています。


なぜこのサービスを作ったのか?


結局、不登校や不調で学校に行けない子たちの本当の原因は、
メンタルが弱いとか栄養とかではなく


将来に希望があるか・ないかだけ


そしてその希望の正体は、
自分の手の届く範囲に
「あんな大人になってみたい♪」という
お手本がいるかどうかだけ。

昔は自営業の人が多かったり、地域・地元で生活に直結している仕事(衣食住など)をしている人が多かったから、親が働く姿を子供に見せることが出来たけど、今は違います。


お父さんはデスクワークをやり、お母さんはパートで接客業をしていたり専業主婦をしていたり、二人ともデスクワークの場合もあると思います。


そして会社に属して仕事をする人が多くなるほど、自分の仕事について子供に語れる人は少なくなっていくような気がします。


お父さんお母さんはなぜ「こんな仕事をしているんだよ」って子供に語るのが難しいのか。


それは組織の中で、ルールに従い、求められたことを達成する、
すなわち自己決定の余白の無い仕事をしているからだと思います。


もちろんそのような仕事をしてくれているおかげで、私たちの生活が豊かになったことは重々承知です。


でも海外では自分の意見を同僚や上司と対話を重ね、より仕事のクオリティを上げること毎日繰り返していきます。

その中で納得がいかないことがあれば、
ストライキも平気で起こるし、フランスの友達は人生で10回くらい転職することは当たり前だと話していました。
(ヨーロッパの鉄道は年に何回かストライキで止まるとも言ってた)


でも日本では上司の指示に従って、自分の意見を言えないまま我慢して仕事をすることがほとんどです。


仕事の幸福度を上げる一つの要素が
どのくらい自己決定できるか(裁量があるか)どうかです。

なので会社勤めだとなかなか自分の仕事についてポジティブなことを語るのは難しいんじゃないかと思います。


イソップ物語の中にレンガ職人の有名な話があります。

ある旅人が町はずれの一本道を歩いていると
険しい顔をしてレンガを積んでいる男に出会いました。

「ここで何をしているのですか?」
と尋ねると、

1人目の男は「レンガを積んでいるんだよ … 」と答えました。

しばらく歩くと今度は、一生懸命レンガを積んでいる男に出会いました。

「ここで何をしているのですか?」
と尋ねると、

男は、「大きな壁を作っているんだ、これが俺の仕事だよ。
でも この仕事のおかげで家族を養える ありがたいよ !」

また、しばらく歩くと、さらにもう一人、
いきいき と レンガを積んでる男に出会いました。

「ここで、何をしているのですか?」
と尋ねると。

男は、楽しそうな顔をして「大聖堂を作ってるんだよ。
そしてこの大聖堂が完成したら多くの人が救われるんだ 」
と答えました。
イソップ物語より


今の多くの仕事では2番目のレンガ職人のように答えられる人はいても、
3番目のレンガ職人のように答えられる人はなかなかいないと思います。

そしてただ毎日仕事をこなしている大人たちを見ていると、子供たちはそんな大人になりたいとは思えなくなり、
将来に希望を無くしてしまいます。


だからと言って、お父さんお母さんに今すぐ転職しなさいなんて無理なことは言いません。

「そんなことができたら今の仕事なんてとっくに辞めてるよ」
って方ももちろんいると思います。


だから私は、
その子が興味のある仕事やその分野で働いている方に
実際に会いに行って
自分の目で見て
就職説明会では聞けないような裏の生々しい話も全部聞いて

「自分もこんな大人になってみたい!」
という憧れの存在を見つけてほしいんです。


進学先を決めてから就職をどうしようかと考えるんじゃなくて、

「こんな仕事をしたいからこの進路を選びました!」
って子供たちがキラキラしている顔を見るためにこのサービスを作りました。

このサービスを作ったもう一つの理由



そしてこのようなサービスの必要性を感じたのも、
私が接骨院から転職する際に仕事選びでめちゃくちゃ苦労したからです。


私は18歳で接骨院に就職し13年間接骨院だけで働いてきました。

転職しようと考えたきっかけは、
子供も生まれて家族との時間を作るためでした。

転職の条件としても給料は安くてもよくて、
土日祝休みでなるべく決まった時間で帰れるような仕事を探していましたが、
転職市場を見て
土日休みの仕事で社会や人のために役に立っていると実感できる仕事はこんなにも少ないのかと感じました。


仕事選びで戦った時の記録↓


会社全体で見れば社会や人の役に立っている仕事はたくさんあると思いますが、社員個人のレベルでそれを感じることが出来る仕事はなかなかありません。


私も接骨院での目の前の人の役に立つ経験が当たり前になりすぎていたのも転職の足を引っ張った要因になっていたと思います。


役に立ってる感を得られる仕事はサービス業が中心で、そうなると土日休みは難しく家族との時間を作るのは難しいです。


でも逆を言えば、高校生でも早くからやりたい仕事を決めて、進路就職先を決めている子は、
美容師
看護師
スポーツ系の仕事

など自分たちが触れてきたことのあるサービス業ばかりだと思います。


私自身、小学校の頃から接骨院でお世話になり通っていた接骨院にそのまま就職しました。


ただサービス業は給料も上がらず、勤務時間が長いこともあり、
親や学生さんでもその選択を避けてしまうことが多いと思います。


だから一般的な会社員でも、
毎日やりがいを持って働いている大人
自分のやりたいことと、やらないといけないことを両立している大人の話を聞いて、
自分の目で確かめて将来を決めることが大事なんです。


目的地を決めてからルートを決める



進学の進路を決めてから就職先を決めるのは、

行き先を決めずに車で走り出し、
なんとなく交通量の多い主要道路(みんなが行っている高校や大学)を走っていって
途中の何本にも分かれた道にぶつかって初めて
ゴールを1から考えるようなものだと思います。


それもそれで、偶然の出会いもあるし良い方向に人生が転ぶこともあると思います。

でもそれがいいのは、
本当の本当にやりたいことがない人の場合のみです。


子供たちはやりたいこと、やってみたいこと、興味のあることが必ずあります。

それを胸に秘めて親や先生に言えない子もいるし、
中には「うちの子はやりたいことが決まっていなくて」という親御さんもいます。


でも子供は、
やりたいことがないんじゃなくて、
やりたいことを誰にも邪魔されずやっていい
「束縛されない時間」がなかっただけ
だと私は思います。

子供たちにカウンセリング・コーチングをしていくと、どんな子でも薄っすらと興味のあることはあります。


でも学校や部活、塾、習い事とスケジュールがぎっしり詰まっていて、
好きなことをトコトンやっていい時間がないんです。



そしていざ仕事に興味をもっても、
親にも先生にも身近で相談できる人がいなかったと今回の高校生は話してくれました。

子供だけじゃ就職説明会に行こうなんて決めたり、親に相談することは物凄くハードルの高いことだし、
就職説明会に行っても表面上の話は聞けてもリアルな話はなかなか聞けません。


だから私はこれまでの人脈やいろんな大人がいるイベントに軽々参加してしまう行動力を生かして、
その子の要望に合わせて憧れる大人や仕事を見つけてもらいたいんです。


時代的に一度働いた会社にずっと残るということは減ってきています。

でも学生には暫定的でも「やってみたい仕事」というゴールが決まると、学校に通う意味や意欲も湧いてくるし、
何より毎日楽しくなるんですよね。


ちなみに私も高校2年の時に接骨院で働くというゴールが決まってからは、
専門学校の入学金免除のために
定期テストでそれまで学年200人中、180番だったのが学年4番まで最高順位を取ることが出来ました。


モチベーションってそのくらいで変わるものなんだと改めて今でも感じます。

でも高校3年になって、勉強を頑張っても学費の免除額が変わらないことを知りそれから一気にモチベーションが下がり
学年順位も100位以上一気に下がったことで、あらゆる先生から心配されました。
(プライベートや友達関係でなにかあったのか!?と)


だから子供の不登校や慢性的な不調には、
憧れる大人を見つけること
ゴールを一緒に見つけてあげることが大事
なんです。


もし興味がある方は、私の公式LINEまでご連絡ください。



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