愛知県が年間3日まで学校を休める制度を導入。そもそも子供に有給はなかったのか?
こんにちは、ジュリアンです。
昨日発表された記事↓↓
『愛知県 年間3日まで学校を休める「ラーケーションの日」導入へ 』
愛知県は公立学校の児童や生徒が、保護者の休みに合わせて平日に年間3日まで学校を休める「ラーケーションの日」と名付けた制度を、全国で初めて来年度から導入すると発表しました。
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とのことですが、制度として子供が休みを取れるようになるのはめちゃくちゃ嬉しいことですが、
改めて考えてほしいのは、
「そもそも子供って学校を休みたい時に休んじゃいけないの?」
って話です。
大人は有給があって年に10日とか20日とか休めるし、職場が嫌なら転職できるのに、
子供は学校を休むためには体調を悪くするか、家族の予定がないと休めないし、
学校が嫌でも転校ができない。
もちろん全部の国ではないけど、他の先進国では学校に休みの届けを出すと
「エンジョイしてきな!」
って笑顔で送り出されるし、
子供が今の学校でハッピーじゃないと思ったら転校させるってフランスの友達も言ってた。
やっぱり日本人がいかにリフレッシュが下手なのかということが分かると思う。
会社でも有給があっても休みにくい空気があったり、仕事の内容的に休みが取りにくい仕事もあります。
私も接骨院にいた頃は、有給という概念がなかったし
仕事は気軽に休んではいけないものという考え方はあったけど、
でもそれを子供にまで押し付けてどうすんの?
って本当に思う。
子供が「学校を休みたい」って言うと、
親は「何言ってんの?とりあえず学校行きなさい!」ってなるのが王道のパターン。
子供が学校を休むことは本当に
サボりなのか?
ずるいのか?
甘えなのか?
休みたいと本人が言った「結果」よりも
その前の「過程」を一度考えて子供と接しないと子供の心は壊れて、家族関係が悪化したり自尊心の低下に繋がります。
私は長男が5歳の時から、
「学校がつまらなかったら、行かなくてもいいよ。
その代わりもっとワクワクすることとか、楽しい場所を見つけようね」って念仏のようにいつも伝えています。
それは学校を安易に否定したいわけじゃなくて、
学校が合わない子は合わないでいいと思う。
でも心の違和感を感じたまま毎日を過ごしてると、
いつか心が壊れるから無理することはおすすめしないということ。
子供が「休みたい」というそれまでの過程には、
スポーツ、勉強で疲れているのかもしれないし、
勉強以上にやりたいことがあるのかもしれないし、
学校で何か嫌なこと、ストレスを抱えているのかもしれないし、
お母さんお父さんから愛情をもらえていなくて、甘えたいのかもしれない。
それ以外にもいっぱい理由があると思うけど、
「休みたい」って子供が言ったらその理由を絶対に聞いてほしい!
朝言われて時間がなかったらその日の夜でもいい。
その日に時間がなかったら、明日でも週末でもいい。
その時期に忙しいなら、忙しい用事が終わったらでもいい。
「あの時何で休みたいって言ったの?」って聞いてほしい。
その子供の心の叫びを受け止めずに放置してしまうから、親子の信頼関係はどんどん崩れていくし、
ある日突然不登校になってしまうんだっていろんな家庭を見てきて本当に感じる。
休みたい時に休ませると「それは甘えじゃないか!」って思う人もいると思うけどそれは違う!
「休みたい」って言葉の裏には、
「私今充電切れてるから、充電させて!」って子供は言ってるんです。
学校入る前の年齢の子供が暇で退屈な時に
「お腹すいた」って言うのと同じ感覚で、その言葉をそのまま受け取るんじゃなくて、
「その言葉の裏にはどんな感情があるのか?」って時点で子供と向き合ってもらいたいです。
その時の感情は、
寂しい、辛い、苦しい、不満とか分かるようになって子供と向き合えると子供は幸せに近づけると思う。
でもそれと向き合えないのは、親自身も余裕がないんだと思う。
でも余裕をなくしているのは自分が決めたことの結果だから、余裕を作れるように本気でやれば必ず忙しさは減らせる。
親も何かを変えようって思ったら、
1人で頑張らないでみんなで協力してやっていきましょう。
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学校やスポーツチームなどで子供の不調改善や能力アップの講座を行っています。
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これまでの人生でたくさんの人の心に触れてきました。 まだまだ経験不足な所はありますが、noteを通してこれからもっとたくさんの人の心に触れ、そのパワーで1人でも多くの人を幸せになってもらえればと思います。