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本の感想まとめ

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本の感想をかいた分をまとめてます ほんとに感想です
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記事一覧

東京藝大で教わるはじめての美学 

 東京藝大で教わるはじめての美学という本を読んでいる。芸術論とかは読んだことある気はするが、美学 というのが そもそも 1 つの 哲学的な分野としてあるっていう認識がなかった。私は哲学に最近興味があるが、中でも美学に興味があるんだと思う。自分が求めていたのは、美学 というジャンルの哲学だったように思う。私が 哲学の生き方とかについて考えるのは、そちらの方がより美しく、人として美しくあると思うからで

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自分の中に毒を持て

 頭が痛くて、だるくてどうしようもなくぼんやりしている。
 だめっぽい。

 岡本太郎「自分の中に毒を持て」
 芸術や生き方の話は好きだが、女性関係の話は嫌いだ。
 女が女を装っているいいところだけを、その間だけ摘み食いしてわかった気になってる男の傲慢だと思う。お前が見てるのは女の命じゃなくて、装いだよ。
 男の描く女性像は何時もなんかキモいなと思ってしまう。それ以外は話も作品もとても面白いと思う

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ストレス脳、エフォートレス思考、発達障害者は擬態する

ストレス脳、エフォートレス思考、発達障害者は擬態する

 前読んだやつとか、ブルシットジョブばっか読んでるとうつになるので閑話休題で読んだやつとか。
 今岡本太郎読んでいる。
 心にダメージを負いそうなものばっかり追ってるな。
 太陽の塔は好き。

会計は一粒のチョコレートの中に ワンクリック

会計は一粒のチョコレートの中に ワンクリック

 私は金を悪だと思ってないよ。
 寧ろ、人類を大きく進歩させた、拡大させた最大の発明だと思ってる。
 しかし、そのパワー故に金を使うではなく、金に使われる人間が続出してるだけ。
 私も含め、ね。
 どういう風に金を使うかは人間性が出るから、私はそういうのを知るのが好きだよ。
 

金持ち父さん貧乏父さん

 何だか、よくお金の話で出てくる本を読みました。 
 貧乏人と金持ちは違うフェーズというか、価値観の尺度が違うんだなっていうのがよくわかる本だった。
 お金って、交換価値が高いから集めてるだけで、別にその紙束が沢山あってもそんなに意味ない。
 硬すぎて鼻もうまく噛めない。
 今は電子化されて紙ですらない。
 謎の数字の羅列で飯を買うことができるのだ。
 すごいよね。

 何時の間にか手段が目的化し

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『発達障害グレーゾーン』姫野桂の感想

グレーゾーンの悩みは大体通ずるものがある。
今でこそ医療にかかっているが、ずっと私は発達障害かも知れない、でも明らかに障害という形ではないから診断はつかないかもしれない、診断がついたところでどうするんだろう、私はどうしたいんだろうと悶々としていた。
今は、診断付けて貰って手帳取ったりできないだろうかと前向きに考え出している。
うつを繰り返して、もう普通を追いかける生活は無理だと悟ったので、それなら

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『大人のアスペルガー症候群が楽になる本』備瀬哲弘の感想

刺さりすぎて辛くなる。
こちらは発達障害支援で、カサンドラ症候群になりかけて辛い方等には良い本だと思う。
当事者にも学びが多いと思うが、そもそも社会で生きていくために寄り添おうという気持ちが薄く支援するのが当然だ!というタイプの発達障害者は響かなそうだなと思った。
私はそれは違うだろと思うタイプだが、そう思う気持ちもわかるのだ。
こんなに生きてるだけで大変なんだから、普通に生きていけるお前等はせめ

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『こちら、発達障害の世界より』難波寿和の感想

うわ、ウワッ、わかる!わかり過ぎる!!
となる本です。
発達障害当事者で、文字を読むのが苦じゃない方には是非呼んで欲しい。
ここ最近読んだ発達障害の本で、一番面白かった。
というか、著者の生きてきた境遇が余りにも近過ぎて、わ、私のこと????となる位だった。
自他の境界が曖昧になりがちな私の特性もあると思うが、発達障害を見逃されてきて、本人も薄っすら気付きながらも病院に行かず、鬱になるまでやっちゃ

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