この記事は RPACommunity Advent Calendar 2022 の12/12(月)担当分です。
「釈迦に説法ではございますが、、、」
これ、DXと冠のつくセミナーで、必ず一度は聞くセリフです。。。
あのですね、、、ちょっとよろしいですか?、、、
わたくしも含めて、
「お釈迦様へ説法」できるような、格調の高いお話なんて、誰一人してませんから(笑)
こんにちは、「てらリーマンの慈永」です。
今年、最初で最後のXmasプレゼント、
今日は最近流行りの、巷にあふれる「DXブーム」について、三言、、四言、、、小言。。。
相も変わらず、
・紙をなくすDX
とか、
・テレワークDX
とか、、
・チャットボットDX
とか、、、
「DX」さえつければ、何だかDXになるのだ、って世の中の雰囲気、なきにしもあらずですが、
これ、「自称〇〇」
というのと、たいして変わりませんからね(笑)
たくさんの企業・自治体のお客様ともお話する中で、わたくしがたどり着いた「DXとは?」は、現段階で、以下のとおりです。
「てらリーマン慈永」が考える「DXとは何か?」
① RPAやAIなど、デジタルツール活用から始まる「業務改善」を起点とした、「業務改革」への進化形
② デジタル化されたデータの積極活用
③ デジタルワーカーと人間の、得意機能の最大化
「D」は、デジタル、
「X」は、トランスフォーメーション
である、
ということは、「釈迦に説法」ではございますが(笑)、
大切なことは、
「デジタル」と「アナログ」、
すなわち
「デジタル」と「人間」
という関係性において、
『それぞれが得意とする力を最大化させる役割分担の実装』
これこそが、現段階での現実的な「DXの解」となります。
「なんだ?、なんだ?、慈永さん、DXのXの部分が、全然説明されていないんですけど、、、」
というお声も聞こえてきそうですが、
「X」なんてものは、後々の時代から振り返って、
「おぉー、あの時に、確かに歴史は変わったよねー」
的なものなのであって、
そんな不確かなものを今からゴールとして設定すること自体、アジャイルどころか、アジャパーな発想ではないでしょうか?(笑)
デジタルワーカーであるツールは、日々、進化する。
その職場の同僚に負けないように、
アナログワーカーであるひとも、また、日々、進化する。
流行りの「リスキリング」という言葉は、まさに、そういう意味なのだ、ということです。
感謝、合掌
慈永