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エッセイ

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#人生

近況報告。これまでと、これから。

近況報告。これまでと、これから。

4月に大学をやめて、もう3ヶ月。
なんとなく、ちゃんと文章にまとめて発表することを避けてきました。
自分の選択に迷いも、後悔もない。
ただ、「今なにしてるの?これからどうするの?」って質問されることがちょっとだけ怖くて後回しにしてきました。
でも、もう大丈夫。
お世話になった人、大好きな人、こんな私を暖かく包んでくれる人に感謝と、報告をしたいと思います。

5月
これまでと同じようにがっつりバ

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ゴールのないさんぽが好き

ゴールのないさんぽが好き

どこにたどり着くかわからない。

どこへ向かっているのか、どこに行きたいのかもわからない。

ただ、なんとなく体が動くほうに歩いてみる。

それが私にとってのさんぽ。

道路の端にはえてるお花の匂いをかいで、

ちょろちょろ流れる川の水をたどって、

風にゆれる髪の音を聞く。

壮大な景色を眺めながら、ぼやぼやと、とりとめのない思いにふける。

お腹が空いたな、そろそろ帰ろうか。

そう思ったころ

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いいんだよ。

いいんだ。ほんとに。

なにをしても、なにをしなくてもいいんだ。

ふっと感じた。

この世にはイコールで結べるものなんてないんだ。

〇〇だから、〇〇しなきゃいけない。とか

こうすれば、こうなる。みたいなルールなんて

ほんとはないんだ。

自由すぎるのは怖いから、みんなで一生懸命思い込んでるだけなんだ。

どれだけ自由になろうとしても、

自分の思い込みに縛られてた。

違和感を持つばかりで

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なんにもない。

なんにもない。

肩書きをなくした。

おじさまたちに受けがいい大学名も、

大人の人と関わるときに大目に見てもらえる権利も。

何者でもなくなってみたかった。

"える"というデータベースの上にしか存在できないのがなんだかもどかしい。

今の人生に不満は全くない。

むしろ、こんな人生を経験させてくれて、本当に感謝したい。

だからこそ、もしも真っ白になったら、何を描くだろうか。ということをやってみたい。

何者

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学生という立場

学生という立場

怖かった。

身ぐるみを剥がされた気がした。

なんにもできないわたしの、唯一の隠れみのだった「学生」という立場。

ぬくぬくとその中で好き勝手言ってたのを、急に外の世界に放り出されたみたい。

今までは、何を言っても所詮「学生」という枠の中での発言だった。

着付け講座を開いている学生

大学を辞めたい学生

好きなことで好きなように生きたい学生

あったかいところであれやこれや言ってるだけの学

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