きみの ふうか

99年生まれ🦕和歌山県紀美野町🦕弾き語り MirachWazn

きみの ふうか

99年生まれ🦕和歌山県紀美野町🦕弾き語り MirachWazn

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MirachWazn

ボーカルユニット、はじめました。 みんなを長く待たせてしまって、本当にごめんね。 やっとわたしの頭の中にあった、「やってみたいけど1歩踏み出せなかった夢」が動き出します。 嘘をついてきたわけではないけれど、どうしても1人でステージに立ったり、バンドをしてみたりという日々の中で、わたしの原点は「ふうかとかんな」という場所にあって、大好きなあの子と歌いたい気持ちが燃え尽きずに燻ったまま。 そんな中で出会えた、わたしの専門学校での2年間をとびきりのものに変えてくれた大切な人。

    • その後わたしは、ずっと決まっていたかのように自然に、このまま音楽を続けました。専門学校に通って、ここでの日々がわたしの本当の学校生活でした。 学校、という場所にずっと苦手意識がありました。誰かとずっと一緒にいるのは苦手だったし、コミュニティの中で上手く立ち回れないわたしには、とてもでは無いけれど楽しい場所ではなかったから。 学習こそあまり真面目に取り組まなかったものの、学校生活の楽しさはこの場所が教えてくれました。身につかなかったなと思った座学たちも今少しほんとうに役に立っ

      • Lost

        他人みたいなギターと苛つく夕暮れ 大人になるにはまだ少し足りないみたいだ あんなに歌っていたのに紡ぐ言葉に時間をかけて 散らかった部屋いつか笑ってくれるかな、 画面越しの君がちょっと寂しそうに見えたわけを 今更、今になって、そういう所がダメなんだなあ 開いたドアの向こうに君は居ない、いないなら どこにいたって届くように僕が、 1番に 伝えたかったんだ 覚束無いのも中途半端も 君のせいだって だって僕の言葉は 君のためだけのものだったんだ 宙に消えるためとかではなくて

        • みんなへ

          久しぶりにnoteを開いて、少し前のわたしが書いた言葉たちをゆっくり読んでみた。今も変わらず信じていることもあれば、今はもう少し俯瞰に見えることもある。どんなにわたしが大人になっても、どの瞬間の自分もちゃんと愛していたいと思う、それは凄く難しいけれど。 わたしの生活に当たり前にあった「ライブ出演」の予定は、もう今年は数本になった。でもそれは「音楽」から離れてしまった訳ではなくて、今のわたしはほんとうに楽しく音楽が聴けるし、滅多に行ったこともなかったカラオケに通ったり、変な歌

        マガジン

        • 濁り、青と音楽
          2本
        • 「YOU」
          2本

        記事

          生まれて初めてステージで歌を歌ったのは中学生の頃でした。歌ったのはその頃よく聞いていたボーカロイド楽曲から「ハッピーシンセサイザ」。仲の良かった子と2人、歌うパートを分け合って、カラオケの音源をCDデッキから流して中庭で歌を歌いました。わたしはすごく楽しかったけれど、上手く歌えているか不安で、早く曲が終わりますようにとほんの少しだけ思っていました。不安を他所に歌い終わったわたし達に、これまで自分に向けられた拍手の中で一番大きな拍手が響いて、口々に素敵だったと声が聞こえて、それ

          「東京」

          声を上げて泣いても 誰にも気づかれないような 喧騒に呑まれるただ一人 騒がしい朝 いつでもわたしを見つめていた 優しさがそばに居ないこと 憧れはずっと今でも あなたの歌声でした 東京、まだ好きになれないでいてごめんね 懐かしい風を待ってしまうのはきっと まだ引き返せないから 完璧で居たいなと 誰かと比べてしまうような 空像に呑まれるただ一人 抱きしめる夜 いつでもわたしのこの目は 見たくないものを避けるけど あの褪せた日々もまたほら わたしの歌の中にある 東京、まだ

          light、2

          灯台の光が照らす海 海から見ても光るかな 時間さえ止まってしまえよ 神様、いつまでも くだらない話で君と笑っていたい あの時不意に傷ついた日々を 笑い飛ばしてくれるなら うしろから刺されてしまわないように 何度も振り返っていいんだよって 曇り空、生ぬるい風 私たちふたりだけ 触れようと思えば触れられる距離で 溢れてしまわないように 溢れてしまわないように、居る 言わずにいた言葉の飲み込み方も 忘れてしまっている どうか同じところにしまっていてください 今だけ私たちでいて

          音楽は辞めない

          いつも心のどこかで、自分の歌は何者にもなれないと思っていて、だからどうか取り繕わないように、大きく見せたりしないように、ありのままを歌おうって、そう心がけてきた。 歌う歌も、選ぶ言葉も、綺麗にしすぎないように、わたしの目で見て、わたしが本当に感じた事をそのまま歌にしようと、そういう風にやってきたけれど、正直、心身ともに疲れ切ってしまって、それはそういう風にやってきたことがしんどかった訳ではなくて、ここ最近の目まぐるしい日々のなかで、これをちゃんとやり切れない日々があるのが、辛

          音楽は辞めない

          わたしのこと

          わたしから生まれ出たものを つらつらと発信だけしてきたけれど わたしのことはあまり話さずに来たから 少しだけわたしのことを 思いつく度更新します ききたいことがあればおしえてね ●プロフィール 1999年生まれ 和歌山県紀美野町出身 高校の部活で音楽を始める ●好きなこと [ 絵描くこと ] →小さいころから絵を描くのは ずっと好きな事のひとつ 絵を描くのが上手だった父を真似て描き始めた 色塗りは苦手 [ 映画を見ること ] →洋画を見るのがすき

          わたしのこと

          スーパーヒーロー

          よく分からないかもしれないけれど、 これはわたしから見たあなたの話 昔から、これはつまり出会って物心ついた頃から 本当にずっとある感覚で上手く言葉にできない 強いて言うならあなたはいつも同じ色をしている テレビや漫画の中のヒーローはみんな 太陽みたいな色をしていてそれがとてもあなたに似ている つまりあなたも太陽の色でわたしの目には同じに見える わかり易くあなたに命を救われたことはないし 困っているとき真っ先に助けてくれたなんて記憶もない 顔や言葉や仕草のどれか似ていた訳で

          スーパーヒーロー

          嫌なことはしない

          わたしはわたしの力で出来ることの限界を 人よりよく知っていると思う やろうと思えばできるけれどやりたくないこと やれと言われればやるけれどできるならやりたくないこと 生きていく上で乗り越えなければならないと言われる いくつかのそれから、いかに逃げるか そんなことばかり考えている 世の中はあまり優しくなくて 逃げることは恥ずかしいだとか 辞めてしまうのは弱い人のすることだとか言って なんだかすごく良くない選択をしてるように見られる 新しいことに挑める人や ひとつの事に向

          嫌なことはしない

          高熱の日の夢みたいな

          なにかひとつ手に入れるたび なにかひとつ失うような感覚 当たり前はもう帰らなくて 失った日々の煌めきにまだ目を細めている 長い時間目を開けていることに疲れて 瞼だけをただ閉じたい時 痛みに似た温もりが伝わって 重みが頭の中に集まる感じがする わたしはそれを眠気だと信じて 眠りについたりもする 自然と明日がまた来るのを待っている 何も変われなかったつもりでいて 身体の中のほとんどはもう昨日とは違う わたしの中の一番大切な21gだけを残して ほかは全部変わってしまった だけど

          高熱の日の夢みたいな

          8月と海

          トンネルを抜けた先には 空と海の青 地平線を越えて 二人だけ乗せた風に 時間よ止まれと 潮の匂いとブーゲンビリア 助手席の窓乗り出して めいいっぱい風を受けて 水しぶきが乱反射した 助手席の窓乗り出して めいいっぱい風を受けて 君の声が聴こえる この夏を、この夏を、 この夏を終わらせないように この匂いと、この感触を また来る夏まで握りしめていよう 夏空の花火は消えて 浴衣の人混みはもう無い けど 蝉のなく声を合図に この夏を、この夏を、 この夏を終わらせないように

          古い夢の話

          心の奥の深いところに いつからか染み付いて離れないひとりがいる 例えばあなたがくれた一枚の手紙 ノートの切れ端を簡単に折りたたんだだけの 短い手紙を未だ大切に思っている あなたからいつもいい匂いがするのは 遺伝子が遠いからだと知った時 少しだけわたしは寂しくて だけど今でも惹かれてしまうのは そんなことが理由ではないと思う 嫌なことは忘れたいほうで 昔の記憶はほとんど消してしまった 思い返すのはいつも同じシーンばかり わたしは自分が好きではなかったから いつかあなたが

          雨上がりの空に

          例えばわたしたちは雨上がりの夕日が息を飲むほど綺麗なことを知っている。続く困難もこの先にきっと、と踏ん張ることが出来てしまう。 転んでしまっても前を向いたし、見失いかけても止めなかった、こんなにボロボロになったのに、どうして雨は止まないんだろう。 ―過程は認められないものだと思っている。 わたしの世界には昔から、沢山勉強したから点数が悪くても仕方ない、なんてことは無い。たくさん練習したから、本番で失敗してしまったけれど良かったね、なんてこと。 時々、そこが上手く噛み合わ

          雨上がりの空に

          step

          mv作って欲しいよ、とか サブスクで聴きたい、とか 凄く嬉しい声を時々いただく 反面 mv早く作った方がいいんじゃない、とか 今どきはサブスクないとなあ、とか そういう声も無いとは言えない わたしは一歩、一歩を すごくゆっくり踏み締めてしまう 楽しみにしてくれるあなたを すごく長く待たせてしまうし やっと生まれた音楽も あなたにとって なにかいいものでありますようにと 願うことしか出来ない これはわたしの音楽で 誰かのためのものでは無いから わたしが満足するまで反芻し