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みんなへ


久しぶりにnoteを開いて、少し前のわたしが書いた言葉たちをゆっくり読んでみた。今も変わらず信じていることもあれば、今はもう少し俯瞰に見えることもある。どんなにわたしが大人になっても、どの瞬間の自分もちゃんと愛していたいと思う、それは凄く難しいけれど。

わたしの生活に当たり前にあった「ライブ出演」の予定は、もう今年は数本になった。でもそれは「音楽」から離れてしまった訳ではなくて、今のわたしはほんとうに楽しく音楽が聴けるし、滅多に行ったこともなかったカラオケに通ったり、変な歌い方して喉を痛めてしまっても気に病むことはなくて、なんでずっとこういう風に関われなかったんだろうと不思議に思ってしまうくらい自由に、楽に呼吸している。

好きなバンドのライブに行くとか、グッズにお金を使ったりだとか、そういう普通のリスナーとしての経験がほんとうに少なかったんだなあと不意に気づいた。
体調面に不安があって、これまで規模の大きい会場でのライブには足を運んだことがなかったし、自分の活動にいっぱいいっぱいでお金もなかったから、好きなアーティストのグッズを買った経験もなかった。今年の夏、それが全部叶って、「応援する側」の景色をはじめてみた。これは大事だったなと思った。あなたがどんな気持ちでわたしの歌を聴いてくれていたのか、どうして物販に来てくれるのか、規模は違うし、比べられるものではないけれど、それでも知っておくべきだった。でも知った今、尚更あの日のままでは歌い続けるべきでなかったなとも思う。だけどこれから、本当に遅くなったけれど、返せるもの探していくね。

わたしの歌う歌を好きだと言ってくれたあなたへ

わたしはすごく元気です、心配かけてごめんね
あなたがわがままを許してくれたから
ほんとうにかけがえのない毎日を過ごせています
ほんとうにほんとうにありがとうね
もうすこしだけインプットしたら
またいつかきっと絶対自分の歌を歌います
わたしの言葉で歌うから
その時はまたどうか受け取って
大好きですみんな本当に大好き

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