プライドに隠されている信念
皆さんこんにちは~
今日は「プライド」について書いていきたいと思います。
一見「鼻が高い」「自己顕示力」の塊みたいなイメージが沸きますが、
色々な言葉と連結しています。
自分らしい。自信。誇り。経験。理想。
マイナスだったり、悪いイメージばかりではないのです。
プライドというものは、時に捨てることも必要。諦めることも必要なのですが、自分と戦っていく上で、必要な材料にもなります。
40代、50代の方で休職に陥る方というのは、そのプライドに問題がある場合が多いのです。
以前に出来ていた仕事が出来なくなった。
昔みたく仕事が出来ない。システムについていけない。
前のように「出来る自分」にならないと、仕事には戻れない。
重圧と責任に能力がついていけない。
でも、経験があるせいで、なんとか誤魔化して達成出来てしまっている。プライドが邪魔をして、思考の蓋を閉めてしまっている。
上手く生きていける方というのは、その時代に乗っていけるか。
変わらずとも生きていける方法を身につけている方々です。
しかし、どちらともシフト出来なかった場合。前に進めなくなってしまうわけですね。
厳しく言えば、新しい方法に乗り換えたり、試していく勇気もない。思考も体もついていかない方々です。
勿論、若者にも当てはまります。
学生時代、努力しなくとも勉強が出来て、友達がいて。自分はまぁまぁ出来る人間だと思っています。
しかし、就職難にあって仕事が見つからず、コンビニなどの接客をやり始めましたが、接客は合わない。覚えることも多い。辛すぎる。と、辞めてしまいます。
でも、生きるためにはお金が必要です。
高時給のアルバイトは、ビルの清掃。
土木作業のアルバイトなど労力の使う仕事しかありません。
こんなのは自分の理想とは違う。自分なんかがする仕事ではない。
以前のプライドが邪魔をして、結局家に引きこもってしまいました。
確かに。今の自分を見つめ返して、受け入れ、現実を理解しなければなりません。
しかし、現実を理解する。というのは割りと難しいことで、よっぽどはっきり言われなければ理解出来ないものなのです。
「結局、昔の自分に固執しているだけですよね?」
「就職難な時代であなたには同情すべき点が幾つもありますが、ニートであることには変わりありませんよね?」
親や回りの友達は、気を使ってはっきり伝えたりはしません。
ですが、理解出来ないことには先に進めないのが人間なのです。
プライド。というのは、自分の思考を隔てる壁。信念ともいえるのではないでしょうか。
信念を覆される。否定される。というのは、自分にとって革命であり、一か八の賭けでもあります。
プライド、自信がズタズタになって立ち直れなくなるか。
悔しく思い、立ち上がれるかどうか。
あなた自身、先行きを見通して、不安に駆られ二の足を踏んでしまっているわけです。
ですが、最後に立ち上がらせてくれるのは、結局「仕事」なのです。
地道だけれど、アルバイトから始めて、正社員になるのも王道ですし、
パソコン教室などに通って今の技能を見つけてから仕事に戻る方法もあるでしょう。
一度プライドが壊れてしまったとしても、新たなプライドを身につけるくらい。
仕事に熱中出来ると良いですね✨
また、プライドがあるから今の時代でも踏ん張ることが出来る。
筋を通す。自分らしい方法だからこそ、乗り越えていける。そんな人も沢山います。
ある意味、譲ってはいけない「何か」も、プライドには潜んでいるのです。
私は、仕事もプライベートもダメダメですが、家に入ってきた虫は、必ず殺さず逃がす。というプライドがあります。
それは人に出来るだけ優しく接したい。という信念からきているものです。
それを譲って、何でもかんでも家に入ってくる虫を殺すような自分は、もはや自分でも何でもありません。
あなたにはプライドと呼べる信念はありますか?
あなたには譲れない大切なものはありますか?
もしよければ、あなたのプライドに潜む「何か」を探ってみてください。
それではまた明日~✨
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