人生を変える「時間の原則」について解説します。
「noteを書く時間がない」そんな悩みを抱えていませんか?今日は日曜日。せっかくの休日だからたまにはnoteで記事を書いてみるか〜と思っても、気づいたらYouTubeで動画三昧で気づけば夜。書く時間がない。明日の準備、鬱😱
私だけではないはずです。
1日は24時間あります。それなのにどうして私たちはその時間を上手に使えないのか。
自分が本当にやりたいことに集中するためには「時間」の使い方について学ぶのが効果的です。
そこで今回は「時間管理」の原則や充実した時間の使い方について紹介していきます。
時間管理の原則
時間管理についた著者はこう述べています。
何かを成し遂げるために寝食を忘れて没頭したり、無駄な時間や怠惰な時間を一切なくしたりするのは安易なライフハックです。
ほとんどの人間はそこまで何かに夢中になれませんし、何より健康的に精神的にもシンドイです。最初こそはいいかもしれませんが、いずれ小さなヨドミが生まれてしまいます。ヨドミはどんどん広がっていき、最終的には積み上げてきたもの全て台無しにするかもしれません。
時間管理において大切なのは時間の見積りを確認し、自分で時間の使い方を選択できる状態を生み出すことです。
つまり時間管理とは、どれだけ1日にタスクを積めるかではなく、与えられた状況のなかでどれだけ自由な時間を生み出せるかが重要です。
年始に決めた目標は、なぜ達成できないのか
前提として、私たちは時間に関してある種の認知の歪みを持っています。具体的に言うと、ある事柄における私たちが必要だと感じる時間と、実際に必要になった時間の間には壁が存在するのです。
例えば社会人になって、一年があっという間にすぎていってしまう感覚に襲われた経験はありませんか?
年末年始。今年こそはと目標を立て、何かを成し遂げようと奮起する。ですが結局何もせず、気づいたら去年と同じような一年を過ごしていた。……ええそうです。私のことです😭
このように日々の時間の過ぎ方と季節の移ろいの過ぎ方にはズレがあります。
そのため私たちが年始に抱いていた「これだけのことができるはず」といった期待は、実際の時間と一致せず、ただただ空虚な時間を過ごしてしまのです。
全ての時間は平等ではなく、時間あたりの効率には不均等が存在します。
なぜこうなってしまうのかを説明するには「パレートの法則」について解説する必要があります。
いわゆる「80:20」と呼ばれるものです。全体の数値の8割は全体を構成する要素のうち2割が生み出しているというものです。
例えばお店の売上の8割は、全体のお客のうち2割が生み出しています。会社なら利益の8割は、およそ2割の社員が生み出しています。
このことから相対的に数の少ない重要なものが、成果やトラブルの大半を占めていることが分かります。
時間の使い方で重要なのは、いかにこの2割の部分に時間を投下できるかにです。全ての作業を重要なものと認識してしまうと、いくら時間があっても足りませんし、成果も上がりません。
パレートの法則の上手な使い方
パレートの法則で私たちは物事の成果の8割の部分は2割のものからできていることが分かりました。
問題はこれをどう日常生活に落とし込むかです。例えば皆さんはnote書くとき、何を1番面倒だと考えますか?
私はリード文です💦記事はサムネとタイトルとリード文が超重要です。この3つある程度魅力的でないと、どれだけ文字を書いても読んでもらえないからです。
そのためこの3つはパレートの法則でいうなら2割の部分と言えます。
2割の部分がわかったのなら、次は時間の使い方を考えます。サムネとタイトルとリード文が超重要なのがわかったのなら、使える時間の大半はここに投下すべきです。うまくいけば魅力的な記事が仕上がります。
流れとしては以下の通りです。
ぜひ実践してみてください💪
パレートの法則 語学学習編
非常に興味深いパレートの法則の使い方を紹介します。「週4時間だけ働く」の著者であるティモシー・フェリスさんは知らない言語を数ヶ月で利用可能なところまで学ぶため、パレートの法則を活用しています。
ティモシーさんの場合は柔道を学ぶのが目的だったので、それに関する単語を追加で学んだと思われます。
このやり方で彼はなんとたったの2ヶ月で日本語での会話が問題ないレベルにまで昇華しました。
一般的な日常会話をマスターするのであれば3〜4年はかかってたはずです。
重要な2割の部分、ここでは柔道を学ぶ上で必要な日本語にだけ集中した結果、短期間での上達が可能になったのです。
人生を変える時間の使い方
実は手っ取り早く、人生に大きな変化をもたらす時間の使い方があります。それは時間の使用方法を極端な方向性に割り切ることです。
普段の時間の使い方を思い出してみてください。恐らくYouTubeを見たり、noteを読んだり、ツイッターやInstagramなどのSNSで他人の投稿を見たりしているはずです。あとはー…漫画ゲーム映画などの娯楽、友人や恋人との交流とかですかね。
このように私たちの時間の使い方はさまざまな方向に分散している場合がほとんどですよね。
ではこういった細切れになった時間をある1つのタスクに集中するとどうなると思いますか。あれもこれも手を出して平均的な時間の過ごし方をしている人ほど、その平均から大きく逸脱した変化が得られるはずです。あと、何より充実感が半端ないです。
私は去年、朝から晩まで映画館で映画を連続で見続けたことがあります。「ヤクザと家族」→「すばらしき世界」→「ファーストラブ」→「花束見たいな恋をした」の順番です。
ほぼ休憩なしでぶっ続けで見たため、合計すると8時間25分映画を観ていたことになります。
観終わったあと頭が痛くなりましたが、1日を通して非日常的な体験ができたことに心が満たされたのを今でも覚えています。
平均的な時間の使い方は平均的な結果しか生まれません。他人と差をつけるためには時間の使い方を組み直す際に、レーザーのように何かに集中することを意識してみましょう。1日だけでも効果が実感できるはずです
質より量で攻めまくれ
時間の使い方を集中的にするのは、量を攻めることでもあります。それは必ずしも完成された何かを目指したり、作ったりしなければいけないわけではありません。
例えば「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」で有名なジュリア・キャメロンさんは「モーニング・ページ」という習慣を提唱しています。
適当にページを埋めるだけの作業に意味があるのかと思いますよね。しかし、繰り返していけば膨大な量になります。そのうち本物のクリエイティビティが生まれるかもしれません。
イメージしにくいならモーニング・ページ以外の使い方ならどうですか。例えば、イラスト。ブログ。noteとか。これらの共通点は、いずれも積み上げができる点です。
時間管理で行動を置き換える際には、同じことの繰り返しで何となく時間が過ぎる「ループした状態」を気づいたら何かが積み上がっていく「蓄積の状態」になるようにする戦略が効果的です。
蓄積の状態ができれば、どこかのタイミングで必ず質が向上します。
人生に変化を加えたいなら極端な時間の使い方を意識する。そのとき、まずは質よりも量に集中するよう心がけましょう。
まとめ
✅時間管理の原則とは時間の見積りを確認し自分で時間の使い方を選択できる状態を生み出すこと。
✅ある事柄における私たちが必要だと感じる時間と、実際に必要になった時間の間には壁が存在する。これにはパレートの法則が関係している。
✅パレートの法則によると物事の成果の8割の部分は2割のものからできていることが分かる
✅物事の1番重要な部分を分析し、その部分を1番集中できる時に終わらせよう。
✅人生を変えるためには時間の使い方を極端な使い方に割り切るべし
✅質より量を重視して「蓄積の状態」を作り上げよう。