記憶に残りやすい超効率的な読書法を紹介します。
本の内容を深く理解するためには、受け身になっていてはいけません。
本から情報を得るのではなく、自分から本の情報を盗みにいく。つまり自ら仕掛けていく読み方が必要となります。
今回は仕掛ける側の読書術の1つである「しつもん読み」について解説していきます。初めに言っておきますが、かなりハードな読書法です。生半可な気持ちでは実践できないかもしれません。
しかしきちんとやり通すことができれば、通常の読書の何倍もの成果を得られるようになります。
参考書籍
しつもん読みの具体的な進めかた
まず読書を始めるに前に、どのジャンルの本でも当てはまる質問をいくつか用意します。
用意した質問を意識しながら読み進め、自分なりの答えを見つけていきます。
質問に関してはハジェテペ大学の研究チームが提示している17個の「効果的な質問例」がありますので、こちらを利用しましょう。以下の質問から3、4つ選んで読書を始めます。
次に読書中に思い浮かんだ疑問を質問に換えて、想像上の著者にぶつけます。もちろん疑問に関する答えのほとんどは、書籍に載っています。
そのため本の中から自身で答えを探すカタチになるため、その過程で内容への理解が深まっていきます。
つまり著者にツッコミ(質問)を入れながら本を読んでいると、普段より何倍も、内容を深く理解できるようになるのです。
最後に読み終わったあと、読者を始める前に用意したいくつかの質問と読書中に思いついた質問への答え合わせをしていきます。
ポイントは、質問を念頭に置きながら、本を読み進め、自分なりの答えを探すことです。
人間は疑問に思ったことがあると、無意識のうちに答えを探してしまう性質があります。この性質を利用し自問自答を繰り返すと、結果的に本の内容を深く理解でき、記憶に定着しやすくなります。
以上がしつもん読みのやり方です。説明を読んでわかると思いますが、ぶっちゃけこの読み方はとても大変です。常に自問自答しながら読書するので遅読になるし、途中で面倒になってやめたくなるかもしれません。
しかしそれだけ負荷のかかるトレーニングだからこそ、やり切った時の達成感や効果は凄まじいものになります。上手くいけば、本の内容をそのまま人に説明できるレベルにまで達成できます。
ぜひ活用してみてください!!📚
まとめ
✅能動的な読書はインプットとアウトプット両方できる。
✅読書の前に17の効果的な質問例の中から3,4つ選ぶ。
✅読書中、自分が疑問に思ったことをメモしておく。
✅読み終わったら、質問と、読書中の疑問を答え合わせする。
✅質問を念頭におきながら読書をし、自分なりの答えを見つける。
✅しつもん読みはハードな読書法だか、やり切れば効果は絶大。
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