今なお急成長を続ける中国Eコマース企業「拼多多」海外向けTemuでも色々な話題

中国のEコマース企業、拼多多（PDD Holdings）を覚えているだろうか。アリババやJD.comと並ぶ中国有数のマーケットプレイス企業として、大きな存在感を誇る会社だ。

今年4月、同社のアプリがAndroidの脆弱性をつき、利用者のスマホから不正に情報を取得していた件をCNNが報じた。

この件が問題となったのは中核の『Pinduoduo』であるが、報道により新サービス『Temu』にも懸念が

❶ テンセント、25.2%増収。予想より巣ごもり消費の反動減は軽微 ❷ アリババ、63.9%増収も独占禁止法の罰金くらう。クラウド減速の背景について ❸ JD.com、39%増収。コアコマース安定成長で新規事業でのアプローチに注目

❶ テンセントQ4'20決算は26.4%増収で主要4事業すべてバランスの良い結果に。当局からの圧力も ❷ bilibiliは91.3%成長でMAU2億人突破、課金ユーザー倍増、中国の若い世代おさえ広告ビジネスの加速進む ❸ JD.comは物流投資続き、新しいフォーマットへの適応も見どころ

Pinduoduo決算Q4'20は売上146%増収に加速。ついにアクティブ購入者数がアリババを抜き去る…と同時に創業者が会長を退任。次なる動きは？について考える回。なぜ売上がはねあがったのか？ピックアップグロサリー事業への投資かさむ話など (NASDAQ:PDD)

美団(Meituan)決算Q3'20は売上+28.8%増収にV字回復。ユーザー数4.8億人の中国の生活関連サービスのプラットフォーム企業。フードデリバリーでアリババ傘下Ele.meを上回るシェア1位でQ/Qで40%成長。全セグメントでプラス成長。いま力をいれている生鮮ECを複数のモデルで伸ばす。

成長率の高い先週の中国ADR決算、なぜ伸びたのかキャッチアップ ❶ FUTU、中国オンライン証券が売上272%増にやたら加速 ❷ Youdao、中国のK-12オンライン教育プラットフォームの新興勢力に浮上159%増収 ❸ Dada Nexusは特にスーパー分野で中国最大シェアのオンデマンドデリバリー

JD.com決算Q3'20は売上29.2%増収、小売営業利益率過去最高。地方都市攻略進みアクティブ購入者数4.4億人(32%増)で物流も高成長。有料会員プログラムJD Plusの会員数2年で2倍の2000万人突破 (NASDAQ:JD)

テンセント決算Q3'20は売上+29%増収でゲーム売上+44.8%増収。テンセントビデオのサブスク課金者は1.2億人(+20%)に加速、テンセントミュージックは5200万人(+46%)、広告も復調。クラウドはコロナ影響引きずる、FinTechはミニプログラムなども牽引

Pinduoduo(拼多多)Q3'20決算は+89%増収に加速。年間アクティブ購入者数7.3億人(+36%)に増加し、もうQ4にアリババ抜き去る勢い。従来の供給主導型モデルから需要主導型モデルに転換している小売/ECの地殻変動の中心に位置するPinduoduoの掘り下げ1.5万字の前回掘り下げ記事に続きスピードチェック(NASDAQ:PDD)

アリババ決算Q2'21スピードチェック、売上30.3%成長、クラウド60%成長 (NYSE:BABA)

アリババのビジネスの要点をさらに理解する回。アリババクラウドは今年度ついに黒字化見込む。コマースのARPU、TmallとTaobaoの現状、GMVより大事な視点とは？テイクレートは4.5%に上昇、その他新規事業で興味深い動き多数(NYSE:BABA)

Pinduoduo(拼多多)Q2'20決算は+67.3%増収。年間アクティブ購入者数6.83億人(+41.4%)に増加し、もうすぐアリババ抜き去る勢い。従来の供給主導型モデルから需要主導型モデルに転換している小売/ECの地殻変動の中心に位置するPinduoduoの何が面白くビジネスの考え方として得るものがあり、何が課題と懸念なのか？近況と今後の動きもしっかり理解する1.5万字の深堀り回(NASDAQ:PDD)