目減りする満足感、蓄積される肯定感
今回は、過去記事を振り返ってみようと思います。
今までも「過去記事の後日談」というタイトルで投稿してきましたが、それではどんな内容か分からないよな…と自省して、このようなタイトルにしました。
振り返る記事は上記の記事ですが、こちらは以前に固定記事にしていたので、読まれた方もいるかもしれません。
内容を簡単に説明しますが、在籍している通信制大学に通っているという話を中心に自己紹介しています。
…一年以上前の記事ですから、読み返すと、いろいろツッコどころ満載です( ̄▽ ̄;)。
ということで、読み返して感じる当時の自分の心理状態について、恥ずかしながら自己分析してみようと思います。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
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本題に入る前にちょっと余談ですが、情報発信系の投稿を繰り返していると、情報のアップデートはできますが、自分の成長とは繋がらなかっただろうな…と感じます。
自分の想いや感情を綴った、未熟で拙い投稿だからこそ、改めて読み返したとき、もう一度考え直す余地が生まれるのではないでしょうか。
長期的に投稿したからこそ実感できることですが、どんな発信をするのかを最初に定めるときには、どの程度の期間投稿するのか?といった見通しを立てることで、「書きたいこと」ではなく「書くこと」が見えてくるかもしれません。
まだ投稿テーマが定まっておらず悩んでいる方は、目標とする投稿期間から、自分の発信スタイルを決めるのもいいかもしれませんね。
さて、本題に入りますが、当時の自分の心理状態として前面にあるのは「自己顕示」や「他者承認」といった欲求だと感じ取れます。
「コンプレックス」や「ダメ人間」といったワードから、自己肯定感の低さを感じます。
反面、「人生最大の転機」や「変わりたい」というワードから、自分の行動を誰かに認めてもらいたい…という心理状態が見て取れると思います。
これは、ネガティブ思考なのではなく、自分を貶める言葉を用いることで、「(当時の)今の自分」の活動を、より誇張させているように感じます。
…自分のことなので、めっちゃダメ出し&やりたい放題(笑)。
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今にして思えば、通信制大学に通う社会人は決して少なくありません。
また、受講スタイルは講義の日程が決まっているワケではないので、かなり自由度が高いスケジューリングが可能です。
私は一人暮らしですし、社会人の中でも自分の時間がある方でしょう。
何より、自分の意志で入学したにもかかわらず、「大変さ」をアピールしているように感じるので、やはり「自己顕示」や「他者承認」を欲する気持ちが強かったのだと思います。
例えば、本当にやりたいことがあった場合、あなたはわざわざ誰かに行動を起こすことを伝えますか?
何らかの踏ん切りがつかない、あるいは、躊躇する気持ちがあるから、誰かに宣言することで、他人を存在を借りて、自分自身と約束を交わすのだと思うのです。
「私は自分の意志で、行動を起こします」という風に。
…本当にやりたいことは衝動的に始めます。
ですから、当時の私は「こんな大変なことをしているんだから、もっと認めてもらいたい」という欲求を隠し切れず、上記の過去記事を投稿したのだと思います。
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もしかしたら、多くの人が似たような行為をしているのかも知れませんが、これは間違っているわけでも、正すべき行為でもありません。
どんなカタチであれ発信することは大切です。
達成感や満足感、社会との繋がりを感じたり、自己顕示欲や承認欲求を満たすことも出来ます。
これらの感情は、一人で抱えて消化していくよりも、吐き出して省みた方が、自分でよく分かります。
noteのような投稿というカタチで残しているのなら、なおさらです。
このように、感情を吐き出して、期間を置いて振り返ると、面白いことに気がつきます。
それは、自己顕示や他者承認をベースとして発信を繰り返すと、次第に満足感が逓減していくということです。
つまり、発信すること自体に存在していた満足感が、投稿内容や自分の在り方も伴っていなければ、満たされなくなっていくということです。
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…とは言え、気をつけたいのは、さらなる顕示欲求に我を忘れ、本来の自分を見失うことです。
noteでの投稿は、進めていく中で「本来の自分」と「在りたい自分」の狭間で錯覚が生じることがあります。
振り返り、自分のあるがままを受け容れられれば、「本来の自分」に立ち返り、将来に向けて地に足をつけた歩みを進めることができるでしょう。
しかし、「在りたい自分」に溺れてしまうと、自分の中でストレスを抱える要因となってしまいます。
「振り返る」というものは、言葉はありきたりかもしれませんが、とても大切だと私は思います。
なぜなら、振り返りで気づくものは、目減りしていく満足感だけではなく、積み上げてきたことで自分を肯定できる要素を築いてきたことも感じることができるからです。
根拠のある自信。
多くの方が連続投稿にこだわるのは、継続によって手にする自信が、揺るぎないものだと信じているからなのかもしれませんね。
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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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