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伝えるための攻略法。自己重要感のバリアとは

先日、部下が確認ミスをしていました。「ダメだよ。ここ、忘れてるよ」と言いかけたのですが、危なかったです。部下の自己重要感を傷つけるところでした。

今回は、間違ったことをしている相手に、自分の意見を伝える方法をお伝えしたいと思います!

正しいことを伝えたはずなのに、なぜか相手は聞いてくれない。むしろ、反発してくるってことはないですか?これは、自己重要感のバリアのせいです。

バリアの中に入り、こちらの話を聞いてもらうにはどうしたら良いのでしょうか。一緒に攻略していきましょう!


相手のイメージ


相手の特徴

まずは相手の特徴を理解しましょう!

  • 頭で理解しても、動くかどうかは感情しだい

  • 傷つきたくない

  • 自分は価値のある存在だと実感したい


これが、相手の特徴です。頭の中は、自分の考えで満たされていますね。コップに水が入ったような状態です。そして、感情で動く車に乗っています。

特徴が分かったので、次はバリアの中に入ってみましょう!

自己重要感を守るバリア

相手には、自己重要感を守るためのバリアがあります。このバリアには、否定される言葉をはね返したり、小さくする力があります。

このバリアを抜けるための1番の方法は、笑顔です。笑顔は、私はあなたを傷つけませんよというサインになるので、相手に近づくことができるんです。

頭の中の考えを抜く

次は、お話を聞いてみましょう!頭の中には、相手の考えがたっぷり溜まっているので、抜くことからはじめます(コップの水を抜くイメージです)。しっかり話を聞いて、頭の中をスッキリさせないと、こちらの話が入りません。

相手が話し終わったら(コップの水が全て抜けたら)、やっとこちらが話す番です!ここまで時間がかかりましたが、相手に行動してもらうには、これが一番の近道です!


絶対に傷つけてはいけない!


相手に反対意見を伝えるときには注意が必要です。あなたは間違えてるよ!などの発言で、相手の自己重要感を傷つけてはいけません!バリアをはられてしまいますし、相手は動かなくなってしまいます。(車の燃料は、感情です)

相手を傷つけない1番の方法は、ヒントを与えて、相手に気づいてもらうことです。

部下の確認ミスに気づいたときは、「仕事が早いね!△△のところは大丈夫かな?〇〇君の目で、もう一度確認してみて!」と伝えました。

最後に

今回は、間違ったことをしている相手に、自分の意見を伝える方法をお話ししました!

頭に水が入って、感情の車に乗って、バリアを張っている。このイメージをお伝えしたかったので、イラストを使ってみました(雑な手書きで申し訳ありません)。

最後に、自分が間違っている可能性も忘れてはいけませんよね。どう考えても正しいことも、間違っていることがあります。それは、どう考えたって自分の頭の中の枠でしか考えれないからです。

良好な人間関係のためにも、笑顔で、相手の話を聞けるようになりたいですね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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