見出し画像

円安問題と日本の財政の在るべき姿:日本経済新聞 No.8

経済について詳しくなることは
世の中の動向を読み解くこと
💖


はじめに


この投稿は、私が新しく
取り組んでいきたいと考えている
記事の内容になる📝

それは、日本経済新聞シリーズである

私もまだまだ浅学非才な身であり
もっと世の中の動向について
知らなければならないと思う

この記事では、私がこの新聞を読んで
思うことや考えたこと
そして、学んだことをまとめていきたい

厳密な引用をしっかり行い
記事を参考にしながら
私の見解も添えて、述べていくことにする🍀


円安によって老いる日本の経済


日本経済新聞を毎日読んでいると
「円安」リスク問題が常に言及されている

そのなかで、本日の学びはとても
深いものであったように思う

言うまでもないことであるが
日本の通貨である「円」は
日本という国の価値を示すモノだ

ということは…??

国際経済や為替市場において
円安、すなわち、円の価値が減価する

ということは、間接的にでも
日本の価値が下がっているという
現実を突きつけられているのだろう

老いる日本経済に歯止めはかかるのか?
しかし、経済は伸び悩んでいるにもかかわらず
円安によって輸入価格の高騰や
原油価格の上昇によって、物価上昇が懸念される

果たして、日本経済はこれから
どのような方向へと進んでいくのだろうか…
目が離せないことであると、私は推察する🌟

この投稿作成にあたって参考に
させていただく記事は、以下である📝

20年ぶりの円安が進むなかで、日本経済が急速に老け込んでいる。
 国家の盛衰を表すとされる国際収支発展段階説。資源高で貿易赤字が続く現在の日本は、海外からの利子や配当で貿易赤字を賄って経常黒字を保つ「成熟した債権国」に変貌した。貿易赤字が膨らみ経常赤字となれば最終段階の「債権取り崩し国」にいたる。産業構造の転換が進まず、老化が加速している。
 老化は、さらなる円安圧力を招くリスクもはらむ。リーマン・ショック後には円が買われた。その信認を裏打ちしたのが、長期の経常黒字で積み上げた世界最大の対外純資産だった。ところがデフレ下の長期停滞にあえぐ間に資産を積み上げたドイツが肉薄する。ウクライナ危機では円は売られ、「有事の円買い」は過去のものになりつつある。
 ドイツとの違いは何か。ドイツはブランド力のある高級車など高付加価値の製造業を抱える。東西ドイツ統一で豊富な労働力も手に入れた。「国内に主力製造業の生産設備が残っている。国家の若さを象徴する貿易黒字国の看板は簡単には外れない」(みずほ銀行の唐鎌大輔氏)
 対して日本の産業は円安に依存して高付加価値化が進まず、1995年をピークに生産年齢人口も減少した。企業の生産拠点は海外に移り、現地で稼いだ収益の国内への還流も限られる。国内産業の競争力は衰え貿易赤字に陥りやすい。
 「悪い円安」は、新たな不安の芽も育む。「家計のキャピタルフライト(資本逃避)」。JPモルガン・チェース銀行の佐々木融氏は、企業に続いて家計の資金も海外に流れ出すと予想する。個人金融資産は2021年末時点で初めて2000兆円の大台に乗せた。このうち外貨預金を除く現預金は約半分の1000兆円強に上り、潜在的な流出リスクがある。
 個人投資家の九条さん(ハンドルネーム)は米長期債などドル資産に資金を移す方針だ。「金融緩和に伴いインフレが到来するのでは」との思いは今年の円安の加速でさらに強まった。マネックス証券によると、22年3月末の米国株の預かり資産残高は約5700億円と、2年で3倍。金融資産の過半を握る高齢層には、海外旅行や海外ブランドに慣れ親しみ、海外投資に抵抗感の薄いバブル世代が新たに仲間入りする。
 日本は、海外投資からの収益に頼る超高齢国家への道を歩むのか。それとも若返りを目指すのか。
 英国は1980年代に「債権取り崩し国」になったとされる。経常赤字拡大の歯止めとなったのが、金融サービス事業による手数料収入だ。サッチャー政権下の規制緩和で金融立国として活力を取り戻した。
 日本でも国際金融都市構想が胎動する。再びインバウンド(訪日外国人)に活路を求める道もある。50年前の第1次オイルショックは、産業界の努力で日本のエネルギー効率が急速に高まる転機となった。ウクライナ危機は世界の省エネ需要を高めるとみられ、好機を生かせるか問われる。
 いずれにせよ国内産業を活性化するには円安依存の経済政策と決別する覚悟が必要だ。「悪い円安」を契機にできるかもしれない。
 小栗太、大塚節雄、松尾洋平、小滝麻理子、真鍋和也が担当しました。
2022/04/18 日本経済新聞 朝刊 1ページより引用

いかがだっただろうか?

日本の財政に対する見解として
国債が膨れ上がっているということを
ご存知でない方は少ないだろう

このグローバル経済において
国際収支、すなわち貿易によって
経済が発展していくことは、事実である

前半に述べられている国際収支発展段階説
という立場から考えていくと

今回の円安によって、日本の貿易収支は
持続的な赤字になる可能性があると懸念される

その理由について、詳しくは
私のこの日本経済新聞シリーズを
ご高覧いただきたい📚


話は、本題に入って
この記事における最大の論点は

日本が抱えている債権をどうするか?
ということであると思う

この財政政策によって
日本経済が、海外投資からの収益に依存する
超高齢国家へと老いていくのか?

それとも、「悪い円安」を契機にして
日本経済の若返りを図るのか??

その政策に対する舵取りについても
今後にわたって注目したいことである


この記事でも最後のあたりに
言及されていることであるが

日本でも国際金融都市構想が胎動している
また、新型コロナウイルス感染拡大が
どれくらい続くか?は未知のことであるが

円安ということを利用して
海外からの旅行客、すなわちインバウンドを
利用して経済の活性化につなげることも
大いに考えられるだろう


シンプルに考えて、円安ということは
外国(アメリカ)の方の視点から見ると

以前は、1ドルで100円のモノしか
購入できなかったが

円安によって、同じ1ドルでなんと
126円分のモノが購入できるようになる
ということは、すごくメリットだろう

これは、日本へ旅行することが
経済学的に考えてお得ということである


悪いという言葉の対義語は、良いだ
デメリットがあるなら、メリットもある

そのメリットに気づくことができるか?
悪いことばかり探していては
絶対に良い方向には進めない

しっかり現実を見つめて
そのなかで、何ができるか?を
考えていきたいと思うばかりである

今回の記事を読んでいくなかで
改めて、国際経済への理解と
金融リテラシーの必要性を確信した

国際金融都市へと変化していくためには
国際金融リテラシーのある人材が
その真価を発揮できると考えるからである


最後までご高覧ありがとうございます!


あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが

その点に関しまして、ご了承ください🙏

私のnoteの投稿をみてくださった方が


ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!

などなど、プラスの収穫があったのであれば

大変嬉しく思いますし、冥利に尽きます!!


お気軽にコメント、いいね「スキ」💖

そして、お差し支えなければ
フォロー&シェアをお願いしたいです👍


今後とも何卒よろしくお願いいたします!


この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?