【年間360食!!】尾上右近さんのカレー愛の原点

「カレーとはいつも真剣勝負」
歌舞伎界、いや芸能界きってのカレー好きである尾上右近さんに歌舞伎×カレーの切ってもきれない関係について語っていただきました。

年間360食！
カレー沼のはじまりは歌舞伎座とともに

食欲旺盛な学生時代、ハンパない量のカレーを家で食べていたのを覚えています。

もともと、子どものころからカレーが好きで、おかわりしていましたね。母のカレーはいわゆる王道のカレーライスで、具材は玉ねぎ、にんじん、じ
ゃがいも、牛肉。
「これでどうだ！」というくらいによそってくれても、何杯もおかわりして…。4人家族で8人前くらいカレーを作っていたそうです。

僕のカレー愛がぐっと深まったのは、歌舞伎のお仕事を本格的に始めてから。銀座にあるカレーの名店　「ナイルレストラン」がきっかけです。10代の頃から日常的に食べていて、今も絶対的な存在、不動の１位です。

考えてみると、カレーは歌舞伎役者にとってめちゃくちゃ都合のいい食べ物です。稽古や出番の前など時間がないときでも、ワンプレートで完成されているから食べやすくてタイパもいい。
野菜やスパイスが入っているから、栄養もしっかり摂取できると思います。スパイスには胃腸薬的な働きもあるそうです。

そして、なんといってもバリエーションがめちゃくちゃ多い。具材もいろいろあるので毎日食べても飽きないです。

どんなカレーが好き？と聞かれますが、僕は基本的にカレー全般が好きです。手作りのものも、名店の味も、レトルトも。そして、カレーって全国どこにいっても美味しいお店があるので、新たな出会いも楽しいです。

カレーが好きすぎて、スプーンにもこだわっています。僕のベストスプーンは「カレー賢人・キャリ」。ルー、具材、ライスが黄金比となるように設計されていて、口当たりがなめらか。自宅でカレーを食べるときは、必ずこれです。

どうしてもこのスプーンでカレーを食べてみてほしくて、僕のオリジナル「華麗なるスプーン」を販売することになりました。→詳しくはこちら

>>尾上右近さんのカレー愛【後編】へ続く
右近さんおすすめのレトルトカレー＆30代になって変わった健康への意識のお話。

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カレー愛を詰め込んだ本を出しました

『尾上右近　華麗なる花道』2,200円（主婦の友社）

年間360食カレーを食べるほど、歌舞伎界随一のカレー好きという尾上右近さん。このたび、ついにそのカレー愛を1冊の本に！　
御用達カレー店やおすすめのレトルトカレー、出演作品とカレーとの思い出などを熱く綴っています。→購入はこちら

「華麗なるスプーン」とセットも！

書籍「華麗なる花道」(著：尾上右近）＆「華麗なるスプーン」セット※限定ポストカード特典つき／4,400円

「ごはんとルーがパーフェクトなバランスですくえる」という、右近さん愛用・究極のカレースプーン（直筆の隈取デザインを刻印つき）を限定販売。隈取デザインのポストカードつき。→購入はこちら

プロフィール／尾上右近（おのえうこん）さん
1992年生まれ。曾祖父は六代目尾上菊五郎。7歳で歌舞伎座にて初舞台、12歳で二代目尾上右近を襲名、歌舞伎伴奏音楽である清元唄方の名跡、清元栄壽太夫を襲名した歌舞伎界の二刀流。テレビドラマやミュージカル、バラエティなど多方面に活躍。相性はケンケン。