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2021年10月の記事一覧

努力を「有効な努力」にするために必要な「量質転化」と「経験学習」の話

努力を「有効な努力」にするために必要な「量質転化」と「経験学習」の話

美化してしまいがちですが、やはり「ムダな努力」というものは存在してしまいます。がんばった割に報われなかったり、時間をかけている割には上達しなかったり。「努力はムダにならない」と思いたいものの、これはなかなか難しい問題です。

一方でやはり、努力が成果に結びつき報われることもあります。今日は「有効な努力」「いいがんばりかた」について、「量質転化」と「経験学習」というキーワードで説明します。

量質転

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#1 世界は変えることができないなら

#1 世界は変えることができないなら

息子の少年サッカーに関わるようになって、3年が経とうとしている。
母親としての目線、元保育士としての目線、サッカーファンとしての目線、
甲子園を経験した元マネージャーの目線、
色々な目線から、地域の少年サッカーの景色を見てきた。

その中で、様々なことを感じたし、親としてどう向き合うべきか、
元保育士という子どもと関わる職業を生業とするものとして、子どもたちにとって見過ごすことができない環境を感

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中田英寿が描く社会貢献のあり方。「楽しくてカッコ良いものに」

中田英寿が描く社会貢献のあり方。「楽しくてカッコ良いものに」

「スポーツの力」を活用して社会課題に対する関心を高め、社会貢献活動の輪を広げることで社会課題の解決を目指す。

こういった思いのもと、2017年にHEROsは立ち上がりました。今年で5年目を迎えるこのプロジェクトの発起人は、元サッカー日本代表の中田英寿氏です。

なぜ、社会貢献活動を表彰される場や、アスリートが競技外の活動の幅を広げられる場を作ろうと考えたのか。スポーツ選手の価値や可能性、そして“

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Mountain Trail Running  ー山が教えてくれたことー

Mountain Trail Running  ー山が教えてくれたことー

第10章 オーソモレキュラー 糖質制限を始めてから自分の体に様々な変化が現れた。明らかに疲れにくくなったのだ。朝起きた時の疲労の抜け具合が以前のそれとは全く変ってきた。そして、これまでは糖質の消化吸収で胃腸が疲れていたのかもしれないが、便通も明らかに改善してきた。こうした体の変化を目の当たりにしてから、ますます独自調査に熱が入ってきた。読書量も増えていきカンパニー内での私は、経営者というより栄養辞

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「お兄さん、俺、プロになりたい」夢を抱いた少年に背中を見せた2年間と、意外な展開

「お兄さん、俺、プロになりたい」夢を抱いた少年に背中を見せた2年間と、意外な展開

大学1、2年生の2年間、近所の小学校で毎週末サッカーを教えていた。といっても、コーチという立場ではない。

当時、ぼくは暇があれば小学校のグラウンドへ行って、壁に向かってひとりでシュート練習をしていた。

いつものように練習に打ち込んでいたある日、サッカーチームの保護者の男性から、「良かったらお兄さんも、一緒にゲームに混じりませんか?」と誘われたのが、その少年たちとサッカーをするようになったきっか

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「人助けランキング、日本は大差で世界最下位」と言われたけれど、コロナで変化もある。悲観的になりすぎずないでいたい話。

「人助けランキング、日本は大差で世界最下位」と言われたけれど、コロナで変化もある。悲観的になりすぎずないでいたい話。

ジャンルを選んで寄付をするsolioの代表の今井紀明です。

先日ですが、こちらの記事が話題になりました。

ツイッターだと

僕のツイート含めて、検索するとかなり様々な方が話題に挙げていたと思います。

こちらの記事の内容を簡単にいうと、『チャリティー機関「チャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)」は、世界金融危機後の2009年から「この1ヶ月の間に、見知らぬ人、あるいは、助けを必要と

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教育はラグビーに似ている

教育はラグビーに似ている

「教育はラグビーに似ている」。これは私が『新版 教師になるということ』(学陽書房)に書いたことだ。ラグビーカップの動画を改めて見て、やっぱり似ているなあと思うのだ。

私がラグビーを最初に見たのは自分が中学生の頃だと思う。そのときは、非常に変なスポーツだと思った。色々と変なのだが、その中でも特に変だと思ったのは、パスのボールを前に投げられないことだ。

(それってパス?)

と思った。球技でそんな

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