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岡田啓佑のおかだいありー 4月7日〜9日(投げ銭システム)

2019年4月7日(日)
<ジャズ原稿掲載>

昨晩、amazon kindle ダイレクトパブリッシングに登録をすませた。iphone上でアナログイラストに着色することを覚えた。次はいよいよ漫画の発売をしたい。地道に、しかし確実に進んでいる。マネタイズ、マネタイズ。ムスメのイラストをデジタルで描く。

昨日深夜まで起きていたので、今朝はゆっくり寝ていたかったのだが、そんなことはムスメが許してくれない。起こされる。8時半起床。
ゆうべのハンバーグは完食した旨を妻に伝えると、「私もハンバーグを食べたいので、朝食はロコモコ丼にして欲しい」とのリクエストをもらったので、とりかかる。
また上手にできた。ハンバーグだけは上手に作れる。あと肉じゃがも。


13時ごろ、ムスメと近所の公園で遊ぶ。
見知らぬ男の子が来て、虫取り網でハエを取ろうとしていた。「セミだー」と言いながら。それはセミではなくハエだよ。

14時、戸山公園へお花見。知り合いのムダイさんによる主催。知り合いが増えて嬉しい。歌えや騒げやの、カオスなお花見だった。
友達と仕事についてのLINE。今日は裁判の書類の〆切だという。なんの裁判だろう。

帰宅し、テレビをつけると、絵本作家スズキコージ氏の特集。とても惹かれて、夢中で最後まで観た。彼を最初に見出したのは堀内誠一だった。私の好きな絵本作家、長新太も堀内誠一が見出した。つながっている。偉大な仕事をしている堀内さん。とてもいい番組だった。

番組を見終えて、夕食はうどんを作る。おいしくできた。ムスメはうどんが好きで、完食。

風呂に入り、ムスメを寝かしつけてスマホを開くと、濱田真秀さん主催のweb媒体『Jazz2.0』に、ジャズ黎明期のピアニスト、ユービー・ブレイクについて書いた記事が掲載されたとの連絡。嬉しい。ジャズ評論家になった気分。植草甚一さんみたいでカッコいい。濱田さんに感謝。

https://jazz2-0.com/jazz/musician/422/

4月8日(月)
<行きたいところがありすぎる>

朝食はパン。ムスメを保育園に送る。
ホリエモンのメルマガ登録してからはじめての配信。ボリュームがすさまじい。読みごたえ抜群。
肉体労働へ向かう。本日は終日労働DAY。
昼休みにデジタルイラスト練習。

先日、ベン・スティラーの『ライフ』を観た。とても好きな感じ。ショーン・ペンのひたいのしわ、すさまじい。洋画ヒューマンドラマが大好き。原作はジェームズ・サーバー。
ジェームズ・サーバーは長新太に影響を与えた漫画家なので知っていた。彼について調べていると、ジェームズ・サーバー、アンドレ・フランソワ、ソール・スタインバーグの名がよく出てくる。みんな故人。私の好きな芸術家は故人が多い。
サーバーは漫画家だったが小説家としても活躍した。多彩。

先日届いた本、佐藤光浩『40歳から成功した男たち』(アルファポリス/2009年)を読んでいたら、ポスター画家レイモン・サヴィニャックが1935年にカッサンドルのもとで学ぶ、とある。
あれ?カッサンドルはレオ・レオーニも関わっていなかったっけか?
最近出会った本の中でかなり良かった、松岡希代子『レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人』(美術出版社)に書いてあったような。後日ちゃんと調べよう。好きなものはつながってる。

夕食を食べて、絵など描いて過ごす。先日ibis P aintXというアプリをダウンロードして絵を描きはじめたのだが、これはとても使いやすいし、機能も充実していて、素晴らしい。

ひろゆき氏の動画を見る。博覧強記。おもしろし。私もフランスに住んでみたい。イタリアにも行きたい。イタリアには、レオ・レオーニが晩年を過ごした美しい山があるらしい。そこに行きたい。セシル・テイラーとユービー・ブレイクとスキャットマン・ジョンの墓参りにも行きたいし、ジョン・ウォーターズの故郷ボルチモアにも行きたいし、ニューヨークのMOMAにも行きたいし、チャップリンが晩年を過ごした、スイスのヴヴェイもこの目で見てみたい。モリコーネが住んでるローマの風も感じたい。行きたいところは山ほどある。夢想。

あるジャンルが本当に好きかどうかのバロメーターのひとつに、「最新を追ってるか」があるんじゃないかと思ったことがある。

私は漫画とヒップホップと映画は最新を追っているが、ロックとジャズはあまり追っていない。特定のアーティストが好きで、それを繰り返し聴く。ロックはパール・ジャム、R.E.M、U2が好き。

ジャズは主に1920〜40年代のものばかり(ルイ・アームストロング、ファッツ・ウォーラー、ユービー・ブレイクなど)を聴いているが、それは大正期の私小説ばかり読んでいて現今の小説に興味が皆無だという西村賢太氏の姿勢に近いか。いわゆる「最新」のジャズも聴いてみたことはあるが、音質がキレイすぎるのと、演奏が洗練されすぎていて泥臭さがないと感じたことで馴染めなかった。カッコいいとは思うが。
ちなみに何を聴いたかというと、「エスペランサ」とか「クリスチャン・スコット」とか。「最新でもねーよ!」と思った有識者の方にはすみません。

でも、その印象もまた、これからは変わっていくかもしれない。
まあ、誰が何を聴こうが自由だ。

西村賢太が現今の小説を読まなかろうが、彼が小説自体を本当には好きではない、ということにはならないはずなので、上の仮説は間違っているようだ。

4月9日(火)
<日記についての日記、有名曲カバー収録>

日記を書くことが、単純に好きである。

4月1日からnoteに日記の公開をはじめたが、もともと2011年から、公開しない紙でのそれはつけ続けていた。(今も、このnoteに公開するものとは別に、思い出したようにつけている。)

公開しないと決めていたわけではなくて、手書きでひたすらせっせと書いていたので、テキスト化するのが面倒だったし(なぜか手書きに強いこだわりを持っていた)、写真を撮ってアップするのでもいいのだが、そのひと手間さえ面倒で、その時間があったら新しい日記を書きたい、と思っていた。つまり日記を書きたい欲望が、発表したい欲望より勝っていた(とはいえ、いいものが書けたらたまにアップしていた)。

日記をいくら書いても一銭にもならないのに、まるで日記のための日記が如く、狂ったように書きまくっていた。自分以外はほとんど誰も読まないのに。いわば日記狂だった。

なぜそんなに日記を書き続けたのか。あるきっかけがある。
世田谷区は若林に住んでいた時、近所の梅ヶ丘図書館で『古川ロッパ昭和日記』を見つけた。
当時私は音楽活動に挫折していて、それまで音楽ばかりやっていたので、それを失ったら、この人生で何をしたらいいか全くわからない、という状態だった。
そんな時その本に出会った。これは昔の俳優、古川ロッパ氏が書き続けた日記が滝大作氏により書籍化されたもので、とても分厚いものが数冊ある。そのビジュアルがインパクト大。
その時、「人は何かひとつのことをやり続けるだけですごいんだ。たかが日記でも。」と衝撃を受けた。該日記は、昭和史の貴重な資料として社会的に役立っている。いま音楽はやりたくないが、日記を書くくらいならできるかも。そしてそれは続けられそうだ。当時の私にとって、日記はハードルが低かった。そうして2011年の夏から私は日記を書きはじめた。いつかこれも平成史の資料となり、後世の役に立つかもしれない。

私の日記はいつしかノート50冊以上に渡った。しかも1冊1冊が分厚いので保管が大変になり、40冊くらいは実家に送った。そこには男とヤッた話や、エロ漫画の練習スケッチも入っているので、母に見られたら気まずいのだが、何せ物量が凄まじいので、わざわざ1冊1冊読まないとは思う。

今年からこのようにアップしはじめたのは、単純に、自分の文章を誰かに読んでもらって、日々を共有したかったから。誰かに読んでもらえるというだけで、励みになる。私にとって人が読むことが前提だろうがなかろうが、日記を書くことが生き甲斐なのだ。

先日、ジャズについての原稿を書いたが、自分以外の方が運営されている媒体に掲載されるので、間違った情報を発信してはいけないから、資料をみたり、調べながら文章を組み立てた。それはとてもエキサイティングでいい経験だった。自分にも勉強になるし、またやってみたい。

それはそれとして、こういう日記のような、思いごとを思ったときにつらつら書くのも気楽でいい。書いてみてから「自分はこんなことを考えてたのか。」と確認できることが愉しい。

日記について書いていたから、北村早樹子さんが日記を書いていたことを思い出し、読んでみた。これがめちゃめちゃ面白くて、今まで読まなかったことを悔やんだ。自分は日記魔だと思っていたが、北村さんという先駆者がいた。日記評論家になろうかな。
遡って読むと、私のことを書いてくれている箇所もあり、嬉しい。

午前中、音楽の収録。
2ちゃんねるの創始者ひろゆき氏が、「自分が音楽をやっていたら、有名な曲をカバーして上げまくる」と仰っていたので、私もそれをやってみることにした。
13時までに、森山直太朗「さくら(独唱)」、レミオロメン「3月9日」、スピッツ「ルキンフォー」を収録し、YouTubeと各種SNSにアップロード。私の住む東京都新宿区では桜がもう散りはじめた。やっと咲いたと思ったら、すぐに散ってしまう。儚くも美しい。そんな風景を見ていたら、上の3曲をやりたくなった。ツイッターで早速反応してくださった方があり、喜ぶ。
明日はエレファントカシマシの「桜の花、舞い上がる道を」と、ゆずの「栄光の架け橋」を収録しようと思う。あとは、歌人の枡野浩一さんが興味を持ってくれた、中原中也の「サーカス」長新太「精神の自由」。

ひろゆき氏が好きだ。ホリエモンも好き。ジョン・ウォーターズも好きなのだが、要するに「権威を鼻で笑っちゃうような態度」の人が好きなのかもしれない。

「さくら(独唱)」「3月9日」はピアノカバーだったが、「ルキンフォー」は弾き語りにした。動画を見てみて、やはり歌は下手だなーと思う。ラップも人並み外れてうまいわけでもないので、トラックメイカーという道があるかもしれない。
明日ガレージバンドのビートに生ピアノを合わせて、トラックを作ってみよう。
そういえば肉体労働の同僚K氏がビートを作っていた。彼のビートに私がピアノを入れ、さらに誰かがラップを入れたら面白いんじゃないか。やってみよう。誘ってみようK氏を。
自宅のエレピがiphone上でライン録音できればいいのだが、どうやるのだろう。調べよう。調べた。オーディオインターフェースがあると、できるらしい。一応持ってる。試そう。

あいりぐ?とかいうやつもあるらしい。
オーディオインターフェースの設定がうまくいけば最高だ。iphoneでライン録音できたら最強だ。マイクもつなげればボーカルもいい音で録れる。要するにiphoneがD4(現在も使ってる超古いMTR)になるということだ。しかも超高性能。しかもすぐに世界中に発表できる。この時代まで生きてよかった!最高の時代だ!
トラックを作ってネットで売れる。ラッパーとも繋がれる。本当にエミネムと仕事ができるかもしれない!

昔、多少バズった曲で、「作詞作曲、アレンジ、オケ、全てが素晴らしい。歌だけは下手」と言われたことがある。言われたときは少し傷ついたが、考えてみると歌以外は才能に溢れているということだ。とりあえずはそれで稼げればよいではないか。感謝、感謝。

私は頭がよろしくないので、知恵を頭のよろしい方から拝借して、行動力でカバーするしかない。

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