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夏休みの宿題は大丈夫?

2024.8.22【230限目】 

夏休みが終わります

毎日暑い日が続き、今年の夏はクーラーのきいた部屋で過ごすことが多かったように思います。子どもたちも外で遊ぶ姿があまり見られなかった夏休みです。

高校ではもう2学期が始まりました。私の校区の小学校は、来週から2学期が始まります。

家の中で過ごした子どもたちが、ランドセルを背負って来週から登校する姿を想像するだけで、大丈夫かなあ、熱中症にならないかなあと、心配になります。

また最近では、コロナにかかった人が多くなっているので、その対策もしないといけない2学期の始まりになりました。


夏休みの宿題

学校が始まるのを楽しみにしている子どもたちも多いと思いますが、今頃夏休みの宿題と向き合って、忙しい日を送っている子もいると思います。

今日の朝のテレビの番組で、夏休みの宿題について取り上げていましたが、最も苦戦している夏休みの宿題は、第1位が「作文・読書感想文」で、5人に2人が苦戦しています。第2位は「自由研究」が続き、より自由度の高い課題ほど苦戦しているようです。

「自由研究」に関してはなかなかテーマが決まらず「何をすればいいのか分からない」と、悩む子も少なくありません。そんな時は保護者からのサポートは、子どもにとっては考える巾が広がり心強いものになります。

しかし保護者の関与が強すぎると、自主性を損なうことにもなるので、やる気を削がない程度にサポートすることが大切です。

一緒に考えることで、親子でコミュニケーションが取れるのは親子の絆も深まります。そして、こどもが楽しんで取り組むことができたら、学ぶことが楽しくなり、自主性が育っていきます。

自由研究を通じて子どもたちが知的好奇心を持ち、自分で答えを見つけることが出来たら、問題を解決する能力や考える力が身につき、これからの時代を生き抜いていく力が育っていくと思います。


読書感想文

先日、現役の4年生を担任している若い先生と会った時、夏休みの宿題に出した読書感想文の話が出ました。

夏休み前に、読書感想文の書き方を丁寧に説明して、これでいい感想文を書いてくるだろうと、楽しみにしていたそうです。

感想文を読んで評価する時間が結構かかるので、夏休み中の登校日(平和登校8月6日)に提出することにしたそうです。

子どもから集めた読書感想文は、彼女が想像した以上の出来栄えの子が沢山いたので、理由を聞いてみると、チャットGPTを使ったと答えたそうです。

検索すれば、本の内容(物語だとあらすじ)と感想文が出てきて、それを使ったとのことです。

彼女は、夏休み前の読書感想文の指導は何だったのかと少しガッカリした様子でした。

読書感想文は
・正しい文章を書く力
・事象と感想・意見をくべつし、情報をまとめる力
・長い文章を読み解く力
・自分の考えを明確にする力
などを育てます。

読書感想文をチャットGPTに頼ることは良くない事ですし、読書を楽しむ能力を身に付けることも出来ません。


これからの時代

AI化、グローバル化・コロナ禍で激変していくこれからの時代。最近では「チャットGPTなどの生成AI」の使用について賛否があります。子どもの自由研究にいかしている保護者もいます。

自由研究のすべてをAIに任せてしまうのは、使い方としては良くないかもしれません。しかし、調べ学習としてAIを活用することで子どもたちがたくさんの情報を短い時間で集めることが出来ます。

AIに頼りすぎると、自分で考える力が育たなくなるので、上手く利用し、子どもたちが主体的に考え、必要な時にAIを活用して学ぶことが大切だと思います。

AIが苦手な分野は、コミュニケーション能力や創造力や抽象的な思考です。物事を自分で判断し、自分で考えていく力、自分で考え悩みながらも、自分で自分の未来を切り開いていく力を育てていくのがこれからの時代に大切な事だと思っています。

今日は、私がnoteを書いているので、夫が夕食を作ってくれました。
とん汁とクジラの甘辛焼き煮が美味しかったです。


【今週のけい先生】*担当:夫(父)
体調が回復し、週3回のアスレに通い、予約していた松前屋の昆布が入荷したので、しめじ、舞茸、エリンギ、椎茸、山椒と一緒に昆布の佃煮を3日間かけて仕上げていました。併せて、ちりめん山椒の佃煮も作っていました。両方とも色よく美味しく出来上がったので満足そうでした。


【編集担当より】
8月も後半に入りましたが、残暑と言うには、あまりにも暑い日が続いています。ついついアイスクリームに手が伸びる毎日です。

なつやすみの宿題は、最終日間際に慌ててやるタイプでした。みなさんは、いかがでしょうか。ドリルとかの宿題は、なんとかなるのですが、自由研究の時間が取れずに四苦八苦していたように思います。木を切ったり、くぎを打ったりしたような記憶があります(何を作ったかは覚えていません)

以前の記事で、夏休みの宿題ではないですが、図工の授業での遊び道具の作り方をご紹介していましたので、ご参考にされてください。

ゲーム感覚でつくれるものや、後で遊べるものであれば、子供さんも着手しやすいかもしれませんね。


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