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夏休みに考える力を育てよう

2024.8.8【228限目】 

2020年度から新学習指導要領では「どのような力を身に付け、それによって何ができるようになるか」まで求められる教育にかわりました。

「学んだことをしっかり理解しているか」ではなく、知識や技能を身に付けそれを元に「自分で考え、表現・判断し、実際の社会で役立てること」が、求められるようになりました。

考える習慣、考える力は、これから成長していく子どもにとって大切になってきます。


夏休みこそ、子どもと話す機会をつくろう

夏休みは、テレビを見たり、散歩をしたりと、日常の中で一緒に過ごす時間がいつもより多くあります。お話しをすることも多くなります。

そんな時、子どもが「なんで、なんで」と聞いてくるときがあります。そんな時は、正しい答えを教えるのではなく、「いい所に気が付いたね。すごいね。」と、共感したり、自分で調べさせたり、図書館で本を借りたりして、色々なことに興味を持って考える機会を持つことが大切です。

会話を通して考える力が付いてきます。子どもが悩んでいる場合は、ヒントを出し、一緒に考えると、子どもはまた考えだします。

考えて分かったら、楽しいし、面白いし、興味も持ちます。そんな時に、褒めると子どもは達成感を感じることが出来、考えることが好きになっていきます。

今年の夏休みは、パリオリンピックが開催されています。私は毎日が寝不足です。今日は女子ゴルフの2日目があります。

テレビを見ながら私は、その時々の種目で、監督にでもなったように夫と試合の作戦や技などについて、いっぱい話をして、一喜一憂して観戦しています。

お子さんの好きな種目を一緒に観戦しながら、いっぱい話をして同じ時間を過ごすことも楽しいです。


日常の中で思考力を育てる

夏休みは、家族の一員として家事(掃除、洗濯、料理など)の出来そうなことを任せてみます。任されると子どもなりに、順序を考えたり時間配分を考えたりします。

失敗することも多いですが、それは当たり前と考えて任せて口を出さないことが大切です。うまく出来たときは褒めてあげます。思考力は日常生活から離れたものではなく、生活に根差したところにあります。

買い物も一緒に行って、色々な品物を見ながら、品定めをしたり、会話をしたりして、次から買い物を任せると、子どもは色々なことを考えて、買い物をしてきます。

こういう実践的な経験は、考える力が育ちます。


思考力を育てる中で気をつけたいこと

子どもが考えているときに、答えが出るまでは口を出さないこと。子どもは好きなことには集中して、楽しく学ぼうとします。

答えを教えるのではなく「なぜだろう?」と、問いかけをして待つことも大切です。子どもの考えを頭ごなしに否定したり、叱ったりするのはダメです。子どもが親に自分の考えを話すのをやめてしまうことがあります。

自分のやりたい目標を持ち、その達成のために試行錯誤することで、考える力や非認知能力も伸びてきます。

この夏休みに、ゆっくりお子さんのいい所を見つけて、いっぱいおはなしをする時間を持つことも大切です。

人は、言葉を使ってものを考えます。そして考える力を伸ばすことが出来ます。


楽しいランチ

昨日、同勤していた若い先生たちが、久しぶりにランチをしてゆっくりお話しがしたいと言って誘って頂きました。

現役だったころの懐かしい話もいっぱい出て、私の頭はずい分若返ってきたように思えました。やはり話をしたり聞いたりすることは大切だと実感しました。10歳は若くなった気分です。楽しい時間を過ごしました。

今回のマガジンは、パリオリンピックにちなんで、スポーツについての項目を集めました。ぜひご覧ください。


夏前に作った麻のお気に入りのワンピース、ランチに着ていきました。


【今週のけい先生】*担当:夫(父)

6月に塩漬けした梅(庭の梅とお隣から頂いた梅約200個)を8月1~4日まで天日干しをしっかりして、表面に塩が浮き出したものを今年はそのまま瓶に小分け密封して床下に収納していました。来年まで熟成するそうです。

今週は風邪も抜け、絵画教室、アスレ、友達との会食など、元気に楽しく過ごしていました。


【編集担当より】
毎日同じこと言っている気がしますが、今年の夏は、本当に暑いですね。夏バテしないように、元気の出るご飯をしっかり食べたいものです。また、かき氷やスイカ、そうめん等々、夏らしいものも食べたいですね。

気温や天気、曜日などによって、売れ筋商品が変わります。データを用いたマーケティングが最近では、当たり前のことになっています。あらゆるデータが取れてAIでの分析が進んでいく中では、データからどういう仮説を導くかということが、これからのビジネスでは重要です。

この時期にTVで毎年見るのは、「アイスクリームとかき氷」の食べたいと思う割合は気温によって変化するというやつですね。境目は「気温34度」らしいです。確かにデータで出ていることを自分に当てはまると理由が見えてくるように思います。

それ以外にも、今年は猛暑過ぎて、海水浴客が減っているというニュースも目にしました。確かに暑すぎますね。趣味でやっているサッカーのリーグもここ数年は、8-9月はオフにしました。


マーケティング領域でよく言われることですが、消費者目線で体験することが仮説を導く上で、最も重要なことです。データばかり見ても、実践では役に立たないということもよくあります。元USJの森岡さんは、モンスターハンターを実施するにあたり、400時間やり込んだそうです。マーケ用語でよく目にする言い方だと、消費者インサイトといったものでしょうか。

夏の暑さやイベントをしっかり体験する。暑いときには、暑い日を楽しむ。これが将来のアイデアやクリエイティブな活動につながるかもしれません。とりあえず今日は、ふわふわのかき氷を食べに行こうと思っています。



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