#63 【天才と凡人】 努力しない人ほど、才能を叫ぶ。
ニコラスです。
いきなりですが、あなたは、自分の事を”天才”だと思いますか?
私は、自分の事を”普通の人間”だとはっきり自覚しています。
しかし、稀に「ニコラスって〇〇の才能あるよね!」と、いわゆる”天才呼ばわり”される事があります。
天才と凡人。定義があるようで、非常に抽象的な話ですね。
私なりに考察してみます。
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■私が言われてきた、”天才”とは。
主に2つです。歌と空手です。
歌については、「歌うまくて羨ましいな〜。歌の才能あるよね〜。」とカラオケなどでよく言われます。
正直、全く自覚が無いです。むしろ、音域が狭い方なので、元々音域が広い人が練習したら、あっという間に抜かされます。
空手については、全日本大会で優勝した事があります。こちらは、結果として表れてはいますが、同様に”空手の才能がある”とは全く思っておりません。せいぜい、人より少し体格が大きいくらいでしょうか。
この2つに共通する事を、お伝えします。
「圧倒的に、努力を積み重ねてきました。」
歌は、中学生の頃初めてカラオケにいった時に、全く声が出ずに非常に悔しい思いをしました。そこから毎日、風呂場で歌い、独学でボイストレーニングをし、ヒトカラに通い、とにかく練習をしました。
空手は、同年代の強い人にボコボコにされて、悔しくて、死に物狂いで練習しました。※詳細は、下の記事に書いております。
最初から特に才能があったわけではなく、ただ努力を積み重ねただけです。
■努力しない人ほど、才能を叫ぶ。
前述の通り、両者とも、”ほぼ純度100%”の努力でしかありません。
そもそも、天才や凡人なんてものは存在しない、とさえ思っております。
では何故、天才と凡人という2種類が叫ばれるのでしょうか。
それは、「努力している人間(天才)を見て、努力してこなかった人間(凡人)が、保身の為に使う言葉」だからです。
努力している人間(天才)は、「あいつは才能があるから」などと、くだらない言い訳をしません。自分が努力する事で精一杯ですし、何より「努力が実を結ぶ」事を知っているからです。
私の例だと弱いと思いますので、世間一般的に天才と言われている、野球のイチローを例に挙げてみます。
イチローは、小学校の文集でこんな作文を残しています。
ボクの夢は、一流のプロ野球選手になる事です。
そのためには中学・高校で全国大会へ出て、活躍しなければなりません。
活躍をするには、練習が必要です。ボクは三歳の時から練習をはじめています。
3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。
だから、1週間中、友達と遊べる時間は、5~6時間の間です。
そんなに練習しているんだから、必ずプロ野球選手になれると思います。
ここまでの努力を積み上げたからこそ、今のイチローがあるわけです。
もし仮に、全世界の人々がイチロー並みに練習していたら、第2、第3のイチローが誕生しているはずです。
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隣の芝生を見て、
「あいつは才能があるから…」などとぼやいていても、現状は全く変わりません。
まずは一歩、努力してみましょう。
明日からあなたも、”天才”の仲間入りです。
今日も、誰かの気づきとなりますように。
ニコラス
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